Linux系OSの中でもUbuntuにはLTSという制度があり、半年ごとのリリースに対して
2年に1度、LTSと呼ばれる長期サポート版がリリースされます。
ですが、LTSのサポート期間の間には大量のアップデートがあるので
14.04LTSを待つこのタイミングでは、その問題を回避するために
LTSのポイントリリースと呼ばれるインストールディスクイメージが供給されています。
http://cdimage.ubuntu.com/xubuntu/releases/12.04.3/release/
このサイトの下部には、多くのファイルが表示されていますが
xubuntu-12.04.3までは3つ目のポイントリリース(現行最新)を意味します。
alternateは、メモリー量やグラフィック機能の問題で
desktopではインストールがうまくいかない場合などに使われるものです。
i386は、一般的なWindowsマシンで使われているCPU全体を指す表現です。
amd64はAMD64やIntel64と呼ばれる、いわゆる64bitCPU向けのものです。
isoはISO形式と呼ばれる光学ディスクのイメージファイルを意味します。
torrentは、そのisoファイルをBittorrentを使ってダウンロードするためのファイル
jigdoはオープンソースライセンスによるLinux系OS特有の技術で
isoファイルを構成するファイルを、個別にダウンロードして
ローカルでisoファイルを再構築します。そのためのリストがjigdoファイルです。
zsyncはisoファイル同士の差分を取得する技術です。
jigdo,zsyncは共に、手元にあるファイルと重複するダウンロードを避け
効率良く、また高速にisoファイルを取得するための技術です。
これはインターネットやLinux関連ファイルの配布元や、ミラーリングしているサーバーなどに
不要の負荷をかけないという美徳を伴います。
MD5SUMSやSHA1SUMSはハッシュタグによってファイルの整合性を確認するための情報で
その内容と、md5sum,sha1sumコマンドの結果を比較して確認できます。
manifestは、ディスクイメージに入っているファイル名のリストで
特定ソフトのバージョンを確認するといった目的に役立ちます。
はじめて試すなら普通に拡張子isoのものをダウンロードし
ISOイメージをCD-R,DVD-Rに書き込むだけですから
対応したソフトは、Linux用でもWindows用でも多々あるでしょう。
実験機用には、このふたつを使っています。
xubuntu-12.04.3-alternate-i386.iso
xubuntu-12.04.3-desktop-i386.iso
Ubuntuはインストールディスクを小さくする方針もありますが
肥大化は避けられず、DVD-Rでなければ収まらないものがあります。
CD-Rからの起動が前提であれば、CD-Rに収まるものを選ぶといいでしょう。
USB起動ができるPCなら、UNetbootinを使ってUSBメモリーを用いるほうが
光学ドライブよりも短時間で作業できるようです。
なおインストールディスクからの起動時に、SHIFTキーを抑えておくことで
起動メニューを呼び出すことができます。
ここでMemtest86+によるメモリーテストを行なうことで
新しいOSを試す上で、よけいな混乱を避けることができます。
また、特に光学ディスクではディスクのチェックを行ない
それが正常に作成され、また正常に読み出せるのか確認したほうが安心です。
お礼
vaidurvaさん、返信有り難う御座います。 昨日、早速サイトを確認したが説明書きしてくれたので何となく解りました。 AMD64は64ビット向けのPCなので自分のはxubuntu-12.04.3-alternate-i386.iso まずはdesktopでインストして上手く出来なければalternate インストする前に、Memtest86+でテストしたほうがいいと DVDに焼く場合は、DVDのアイコンのファイルだけをダウンロードすればいいのかな? Linux系にすると表示できないサイトもあるとか書いてあったが、これを確認する方法はあるんですか? こんなコンピューターに詳しくない俺の質問に詳しく応えてくれて有り難う御座います。