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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:太平洋戦争は侵略戦争か?)

太平洋戦争は侵略戦争か?

このQ&Aのポイント
  • 太平洋戦争は日本にとって自衛の為の戦争であった
  • マッカーサーが日本占領後に行った演説でこの意見を表明した
  • なぜマスコミはこのことを報道しなかったのか、なぜ教育では教えないのか

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • jagd4
  • ベストアンサー率30% (70/233)
回答No.7

回答:No1様と質問者様に同意。 東京裁判の資料(文書)さえ、日本に有利なものは残っていないのが現状ですし(動画も参照) 質問のマッカーサーの発言についてですが 史料の扱いについてきちんと訓練を受けた歴史家で、この読み方に反対する人はまずいないでしょう。 マッカーサーの証言全体の流れや、(後述するような)それまでのいろいろな発言、文献、回想録などを調べ、真意を間違いなく反映していることを確かめる手続きが必要だとするなら。 質問の発言は、朝鮮戦争の司令官を解任され、アメリカに帰国したマッカーサーが、上院の軍事外交合同委員会とで発言したものです。 その原文と和訳は↓の通りです。 "There is practically nothing indigenous to Japan except the silkworm. They lack cotton, they lack wool, they lack petroleum products, they lack tin, they lack rubber, they lack great many other things, all of which was in the Asiatic basin. They feared that if those supplies were cut off, there would be 10 to 12 million people unoccupied in Japan. Their purpose, therefore in going to war was karagely dictated by security." 和訳 「日本は絹産業以外には、固有の天然資源はほとんど何もないのです。彼らは綿が無い、羊毛が無い、石油の産出が無い。錫(すず)が無い、ゴムが無い。それら一切のものがアジアの海域には存在していたのです。もし、これらの原料の供給を断ち切られたら、1000万から1200万の失業者が発生するであろうことを日本人は恐れていた。したがって、彼らは戦争に飛び込んでいった動機は、大部分が安全保障の必要に迫られてだったのことだったのです」 マッカーサーは↓の事も語っています。 A:「アメリカが過去100年に太平洋で犯した最大の政治的過ちは、共産主義者が支那において勢力を増大して行くのを黙過してしまったことである」 Aについては、ジョージ・ケナン(アメリカ外交官 国際政治学者 歴史家)も同様の事を語っています。 「アメリカは日本の勢力を支那大陸、満州、朝鮮から駆逐したことで自分たちの目標を達成したかに見える。しかしその結果アメリカは過去半世紀にこの地域で日本が直面し、対処してきた問題と責任を日本に代わって引き受けなくてはならなくなっただけだ」 彼らがそのような考えに変わった理由は朝鮮戦争です。 マッカーサーは朝鮮戦争が起って、東京裁判での弁護側の主張が正しかった事に気がつきました。 東京裁判での日本の主張は、 「支那事変も満州事変も、その背後にはコミンテルンが動いており、満州を守らなければ満州が共産化し中国も赤化する」 というものでした。 そして、それは、いわゆる「A級戦犯」処刑の二年後、現実のものとなりました。 中国は満州も含めて共産主義になったことで、アメリカは事態の重大さに気づき、日本と講和条約を結び協力して共産主義と対抗する方向に変換します。 しかし当時の大統領・トルーマンは、ソ連と戦争になることを恐れて、マッカーサーを解任しました。 その後、アメリカは朝鮮半島から共産主義を駆逐できず、38度線まで押し返したところで休戦となりました。 解任前のマッカーサーはハリー・トルーマンとの会談で、朝鮮戦争の戦争犯罪人について↓の発言もしています。 「戦争犯罪人などに手を出してはいけない。うまくいくものではない。ニュルンベルク裁判や東京裁判は、戦争の抑止力にはならなかった」 実は、東京裁判でもマッカーサーは、「真珠湾の騙し討ち」だけを裁くことを望んでいました。 しかし、ドイツでニュルンベルグ裁判がはじまり、それが「戦争責任」を扱った為に、「日本にも同様の審議を行わなければならなくなった」と語っていいます。 その上院の委員会で、「日本人の精神年齢は12歳」だと言ったという情報もよく聞きますが、 それは「民主主義という思想やシステムの運用において」という意味です。 原文と訳は↓の通りです。 "they would be like a boy of 12 as compared with our development of 45 years. Like any tuitionary period, they were susceptible to following new models, new ideas. You can implant basic concepts there. They were still close enough to origin to be elastic and acceptable to new concepts." 日本語訳 「民主主義において、アメリカやドイツが45歳ならば、日本は、まだ12歳の少年、ドイツ人は経験を積んだ大人にも関わらず戦争を犯したが、日本人はまだ経験の無い子供だから戦争を起こした」

OsatKaso
質問者

補足

詳しい説明をありがとうございました。 尚、私は、マッカーサーの発言のみが正しい、というつもりはありません。 マッカーサーは確かに1軍人でしょうが、GHQ長官で日本の占領を牛耳っていた人物である以上、この意見は大きい、と考えなければならないはずです。 こういう意見もあるということを教えた上でなければ、正しい判断ができないのではないでしょうか?

その他の回答 (6)

回答No.6

自衛戦争#5の補足  マッカーサーの上院合同委員会での証言は3日間に及ぶ長丁場で、かれは罷免の理由となった中国への原爆使用を伴う戦線拡大がいかに正しい戦略であるかを力説しました。そのなかで、アングロサクソンやドイツ人の精神年齢は成熟した45歳であるが、日本人は12歳だという有名な発言が飛び出しました。  それはともかく、引用文でセキュルティと英文そのまま使った箇所は、素直に読めば1000万人の失業を食い止める手段のことを指しているようです。ところが、歴史修正主義者と呼ばれる特異な史観を持つグループは、これを安全保障のことだと断定し、マッカーサーは自衛のための戦争だと述べていると主張したのです。  史料の扱いについてきちんと訓練を受けた歴史家で、この読み方に賛成する人はまずいないでしょう。マッカーサーの証言全体の流れや、それまでのいろいろな発言、文献、回想録などを調べ、真意を間違いなく反映していることを確かめる手続きが必要だからです。  これまでのところ、太平洋戦争は日本にとって自衛のための戦争であるとマッカーサーが考えていた証拠は見つかっていないようです。このため歴史修正主義者の「発見」は、アメリカの歴史研究者も含め専門家のあいだでは完全に無視されています。  もともと1軍人の個人的意見を金科玉条のように取り上げるのは滑稽で、まだ12歳のままの子どもがいるみたいです。

  • hekiyu
  • ベストアンサー率32% (7193/21843)
回答No.5

米国第31代大統領フーバーは、あの戦争はルーズベルトが 無理矢理日本を引きずり込んだ戦争だ、という書見を残して いますね。 毛沢東は、蒋介石軍を追い払った日本に感謝するとまで 発言したことがあります。 米国歴史学の権威チャールズ・A・ビーアド元コロンビア大教授は 公文書を調べて、ルーズベルトが巧妙に日本を戦争に引きづり込んだ 過程を明らかにした本を出版しましたが、これは事実上の発禁処分 にされてしまいました。 (1)なぜ、マスコミはこのことを報道しなかったのか?      ↑ 当時のマスコミは米国の言いなりというか 米国の逆鱗に触れるような報道は出来なかった というかしませんでした。 GHQの検閲に喜んで従い 憲法が、米国製でそれを翻訳したことすら 報道されませんでした。 現代でも、戦争が始まり危険になると真っ先に逃げ出す のは日本の大手マスコミです。 要するに、腰抜けというか確固たる心情らしいものが 無いのです。 (2)なぜ、教育ではこのことを教えないのか?      ↑ マッカーサーは一軍人に過ぎません。 こういう問題は、一人の軍人がどう発言したかは 重要ではないでしょう。 まして、教科書云々は問題外だと思われます。 ただ、教師が口頭で生徒に伝えるぐらいのことは やって欲しいです。

回答No.4

マスコミが真実を知らないから 伝えようがありませんね

回答No.3

 マッカーサーの証言を確かめたうえでの発言でしょうか。なお質問者が堂々たる演説というのは誤解で、委員会での証人としての発言です。上下院合同会議での演説は、この証言の2週間前に済んでいます。  上院軍事外交合同委員会での証言は朝鮮戦争が主題でしたが、その関連で日本について触れました。すなわち、 「日本は羊毛、綿花、石油、ゴム、錫など、アジアの産物がない。その供給が絶たれたら、1000万人が失業すると彼らは恐れていた。戦争に突入した彼らの目的は、主にセキュリティ上の観点に基づくものだった」(一部要約)。  ここには侵略戦争(aggressive war)という言葉は使われていません。また侵略戦争の反義語は自衛戦争ですが、資源を獲得するために武力を用いざるを得なかったとすると、それが自衛戦争といえないのは自明でしょう。  さらに、民主党のトルーマン大統領に解任されたマッカーサーは、翌年の大統領選挙に再び共和党候補として挑戦するつもりだったようです。したがって、議会でのこの証言は民主党に対する激しい批判を含む政治家としての立場からのものだったと考えられます。  こうした事実を素直に解釈すると、マッカーサーの証言を拡大解釈して太平洋戦争にたいするアメリカの見方を示すというのは根拠薄弱だと思われます。少なくともルーズベルト、チャーチル、毛沢東、スターリンなどの意見を紹介せずに一軍人の発言だけを取り上げるのは奇妙ではないでしょうか。  

回答No.2

アメリカで「太平洋戦争」は日米間の戦争に限定されるが、日本では一般的にはアジア太平洋戦争を指すので概念が一致しないのだからどうしようもない。

回答No.1

(1)なぜ、マスコミはこのことを報道しなかったのか? (2)なぜ、教育ではこのことを教えないのか? どちらも、都合が悪いからにつきます。 戦後、自衛のための戦争ではないと教えてきてしまった手前、いまさら「嘘でした」とはいえないのです。 慰安婦についても同じことです。 彼女らもいまさら「実は単なる戦地売春婦でした。ごめんちゃい。」とはいえないのです。 地球温暖化も同じです。 嘘をつくと、嘘を隠すために更に嘘をつく。 それが集団ヒステリーになって、今の状況があります。 これを止めるためには、今の現状この勢力よりも強い力を働かせてとめるしかありませんが いまのところ、その動きはないですね。

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