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企業の海外進出は食い止められないのか
- 敗戦国の分際で普通の教育を受けて、普通のメディアを見ていると勘違いしているパッパラパーの日本人。戦前は帝国大学がかっこよかったのに、戦後国際大学がかっこよくなった。
- 接収つまり忍び寄る収用もしらないし、馬鹿でお人よしで脅しにも弱く民族意識もなく、喧嘩も弱く、交渉に弱すぎる気持ち悪いエコノミックアニマル日本人。どMだ。海外にとって餌そのものだ。
- 本国で日本人ネットワークがないのに海外で作れるわけ無いじゃん。あるのかね?海外被害報道なさすぎでリスクしかないじゃん。台湾人の著書によると、教え渋ることはなく、むしろ教え魔だというwなんなのこの国。ルネサスがようやく海外への技術流出を食い止めようと動いたというニュースが。国内の工場ですら外人大量に雇って日本企業の面している始末だ。
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質問者が選んだベストアンサー
私は40代の工場勤め人です。機械部品の会社に勤めてます。難しくは答えられませんが。やはり人件費や製造原価の安さでしょうね。私の勤めてる会社は、タイやベトナムや中国から部品の逆輸入をしています。でも日本式には出来ずに、かなり大ざっぱで、品質も良くないですね。四割位の比率で日本の工場は夜勤や人数も減らしてます。一回安さを追求したら、変更もしずらくなる日本企業。文化や生活も違いますからね。 毎日不安な気持ちで勤めてます。
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- taoyuany
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高付加価値産業へ転化していき続ける必要があるので仕方ないのではないですか? 日本の問題は働いても働いても仕事における付加価値が低く、給与が上がらない点です。 例えば自動車。百グラム当たりの価格は150円。 これは豚肉100gと同レベルの単価です。 こんなものを何十年延々と作っていて日本人の労働単価が上がると思いますか? 例えば製鉄。何百年同じものを作っているのでしょうか? 電炉などでは1kwhあたり海外の四倍近い価格の電力料金を支払わされています。 それもあって昨年の業界全体の平均利益率は-2.1%。つまり全体で赤字です。 高い技術でハイテン作れば儲かるってわけではありません。 農業と同じで産業のコメなので仕方なく存在している産業です。 上記のような低付加価値産業での問題を解決するためには、海外で製造しその労働コスト差を国内に還流するしかありません。 要するに中抜きですね。 質問者様の例に出された通り、正社員を派遣に変えて中抜き、日本人を外人に変えて中抜き、日本工場を外国に移して中抜きです。 それに伴って技術(特に製造技術)の流出は仕方のないものです。 そのために日本はここ二十年基礎研究と素材研究を重視してきたのです。 基礎研究と素材技術を押さえていれば製造部分を真似されても結局黒字は確保できます。 3Mや東レなどの素材産業や医薬品産業はそのようにして付加価値を高め、黒字を確保しています。 一般的な日本人にとってこのままでは派遣社員や外国人にどんどん取って代わられるでしょう。 取って代わられなくても在籍している工場自体が海外移転で無くなる事もありえます。 ではどうすれば良いか。 ・外国語を身に着けて外国人を指導できるといった形で国内から海外を指示する立場に着く。 ・技術を高めて海外の企業からに引き抜きを受ける。 ・成長産業や新しい産業へ転職する。 ・会社を作ったり、作り変えたりして自分の下を派遣や外国人で固めて中抜きする側へ回る。 等々各自で生き残りを図る必要があります。 現在会社の平均寿命は35年、さらにどんどん短くなっています。 今後は会社にずっと在籍していても会社自体が生き残れなくなります。 自分を磨き、人脈を増やし、独立してもやって行けるように他社から引き抜かれるような存在にならなければいけません。 また、伝聞情報だけではなく実際に現地で話を聞いてみてください。 引き抜いた後海外企業は二年で使い捨てるとか、技術は容易に真似することが出来るとかは嘘です。 海外でどんどん入れ替わる社員を相手に生産技術を教え続けるのは本当に難しいですよ。 中国では三年居れば古株です、在籍一年未満が半数です。 そんな会社で生産技術に詳しい引き抜かれただけのパッと入りの管理者や、在籍年数が三年を超えただけで自動的に管理者になったような人材が高い歩留りやシックスシグマなんてのを達成できるものでしょうか? 上記のような人間は日本の大手で40年工場で働いてその内20年は生産管理やってたというような人と比べれば能力は天と地です。 見ただけでボトルネックがどこかを突き止めたり、機械が止まったら自ら分解修理できるような能力はすぐに真似のできるようなものではありません。 「あの日本人が管理している工場だけは歩留りが高い」って事になれば給与もどんどん上がります。 実際日本人が生産管理している工場はとても多いです。在籍年数も皆とても長いですよ。 話は逸れましたが、上記をまとめると ・低レベル付加価値工場はコストの安い国に出したり、売却する方が企業利益が増えます。 ・企業利益が増える事で回り回って国民に還元(株価上昇・株配当金など)されます。 ・付加価値が高い工場は日本国内に置くべきでしょう。その判断基準は為替によって推移します。 ・日本人で低レベル付加価値工場で働きたくて高い給与の欲しい人は海外に出るか外国人や派遣を使う能力を磨くしかありません。 ・特に海外で働くには人を育てる能力と自分ひとりでラインを高い水準に保てる能力が必要です。 ・働き先を低レベル付加価値工場に限定しない場合はスマホのソフトウェア開発など新規成長産業に転職するとより給与が増えます。 以下雑多な件。 ・ルネサスの件ですが、無意味でしょう。 理由はルネサス自体が赤字でのたうちまわっているため、毎期のように千人以上の退職者を出しています。 今まで製造者・技術者で社全体の半数にあたる2万人以上を退職させており、今年八月にも希望退職を募集しています。 社員半分辞めさせました。さらにまだ辞めさせる予定です。だけど技術流出は絶対ありませんよ。というのは誰が考えても絵空事ではないでしょうか。 ・海外日本人ネットワーク 日本人ネットワークですがわりと多いですよ。 有名なもので言えばPHP、盛和塾などは世界的なネットワークがあります。 地域的な日本人会もあり、以下のサイトから見る事が出来ます。 私自身は海外在住者ですが日本人会には属していません。 アジア日本人会一覧 http://www.faminet.co.jp/info_link/d-t/page_002.php ・交渉 交渉事について記載されていますが、結局は金持ってる側が強いです。 日本企業よりも中国人の金持ちの方が金持ってるので、技術や営業権の販売などは相手側に主導権を持たれることが多いですね。 日本人も欧米人を真似て小狡く実は問題のある技術を売っぱらったり、責任回避条項を契約書に潜ませてあったりしています。 このあたりは五十歩百歩ではないでしょうか? 私が見た例であれば日本人が中国人に騙された件もあるし中国人を騙した件も見たことがあります。 以上海外と国内の工場を多数見て回っている観点から現状を書き連ねさせていただきました。 ・まとめ 日本企業は為替が大きく回復したことで今後は盛り返すでしょうが、現在も継続して3兆円~5兆円が日本国内ではなく毎年海外に投資されています。 低付加価値の日本企業に金銭的な余裕が出てくれば、さらに海外進出は増えるでしょう。 これは低付加価値工場がさらなる高給与水準を得るための中抜きのための脱皮であって、止めるべきではないと思います。 医薬品などの高付加価値工場は日本から出る可能性は少ないでしょう。 以上長々と書かせて戴きましたが、質問者様の考察の参考になれば幸いです。