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中和滴定について

Na2CO3+HCl→NaHCO3+NaCl の反応で右辺の二つはどちらも塩と言って 大丈夫ですか、 あと回答にNaHCO3は弱酸と強塩基の塩で Hが残っているので水溶液は弱塩基性 とありますが、どうしてNa2CO3は強塩基、HClは強酸で 塩は弱酸ではないんですか?

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  • ORUKA1951
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回答No.2

塩と酸の定義を読み返してみましょう。 アレニウスの定義 ブレンステッド・ローリーの定義 ルイスの定義・・・・・・・・・・・これはまだ習わない ブレンステッド・ローリーの定義では、 「酸は H⁺ を与える物質であり、塩基は H⁺ を受け取る物質」でした。 単に、Na2CO3、HCl、NaHCO3、NaCl という物質を見ただけで、それが酸とか塩基とは言えないのですよ。  例えば水H₂Oは、 NH₃ + H₂O → NH₄ アンモニアにH⁺を与えているので酸!! HCl + H₂O → H₃O⁺ + Cl⁻ H⁺を受け取っているので塩基!! ※このように、酸と塩基は、化学反応においての、あくまで相対的なものですから、 Na₂CO₃ + HCl → NaHCO₃ + NaCl の反応において、Na₂CO₃はH⁺を受け取る塩基であり、HClはH⁺を与える酸です。 ※ブレンステッド・ローリーの定義では、 あくまで化学反応において相対的なもの!! ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~です。肝心のところを聞き漏らしている。 >あと回答にNaHCO3は弱酸と強塩基の塩でHが残っているので水溶液は弱塩基性 この説明はへんです。  NaHCO₃は NaHCO₃ → Na⁺ + H⁺ + CO₃²⁻ HCO₃⁻ ← H⁺ + CO₃²⁻   解離定数 K =4.4*10⁻¹¹ CO₃²⁻ + H₂O → HCO₃⁻ + OH- 解離定数 Kh=Kw/K1=2.2*10⁻⁸ 炭酸イオンは水素イオンと結びついて解離しないが、水とは結びついて水酸化物イオンを生じる(水は酸として働いている)  ただ、NaHCO₃の塩基としての性質は弱く、水中ではアルカリ性とは言えないくらいのpHしか示しません。(アルカリと塩基と言う言葉の違いにも注意) >どうしてNa2CO3は強塩基、HClは強酸で塩は弱酸ではないんですか?  この反応どちらに進みますか???

  • Saturn5
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回答No.1

どちら塩です。 NaClのような塩を「正塩」といのに対し、NaHCO3のような 酸になるHが残っている塩を「酸性塩」といいます。 NaClの素の酸と塩基はHCl、NaOHです。 強酸、強塩基で野球で言うと巨人と楽天です。 同じくらいの強さなので、合わさると良い勝負で引き分けになります。 よって、NaClは中性です。 Na2SO4の元の酸と塩基はH2SO4とNaOHです。 阪神と楽天くらいでしょうか。 これも強いチーム同士なので引き分けになります。 NaHSO4は上記にHが入っています。 阪神タイガースにアメリカからダルビッシュやイチローが助っ人に 入ってくれたと考えてください。こうなれば阪神が勝ちます。 よって、NaHSO4は酸性なのです。 Na2CO3の元の酸と塩基はH2CO3とNaOHです。 弱酸と強塩基です。高校野球チームと楽天です。 当然、楽天が完勝しますので、Na2CO3は強塩基性です。 pH=12.5で、大差の強塩基性です。 NaHCO3は高校野球チームにダルビッシュとイチローが入った と考えます。元の力差がありすぎましたので、楽天が勝ちます。 ですから、NaHCO3は弱塩基性になります。 しかし、Hのはたらきで、点差は縮まってpH=8.4になります。