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インバータの変調方式に関する質問
インバータの変調方法、特にPWM方式についての質問です。PWM方式には、三角波比較法と空間電圧ベクトル変調法がありますが、モータ制御の際にどちらの方式を用いるかによって、インバータから出力される電圧、 電流、周波数、モータの駆動に何か違いは生じるのでしょうか。また、モータ制御における三角波比較法と空間電圧ベクトル変調法のメリット・デメリットも教えていただきたいです。
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電圧、 電流、周波数、モータの駆動に何か違いは生じるのでしょうか モータ制御における三角波比較法と空間電圧ベクトル変調法のメリット・デメリット ★回答 ベクトル制御 空間電圧ベクトル変調法は 特定のモーターや電力変換装置にとらわれない 一般性のある方法に思えます。 三角波比較法はその方法自体(アルゴリズム)は汎用性があるわけですが もともとアナログ回路(パルス回路)でPWM波形などを生成するのに都合のよかった方法ですね。 これらはすべてDSPによりソフトウエアで実現可能な半導体が開発されたため その量産コスト 変更のし易さ 作り安さ などの メリット デメリットを考察して 重視されるようになったと考えます。 三角波比較法はソフトコーティングも可能ですがアナログ回路の方法も実現しやすいだけです。 よって 今後すべての場合ベクトル制御 空間電圧ベクトル変調法がメリットが出てくる方向と思えます。 またサーボ技術部分としてみた場合も 補償フィルターは デジタルフィルタで実現できますので ソフトにいっしょに取り込むことが出来ます 古典的なアナログフィルタをS-Z変換すれば同じ動作で 変更のし易さ 作り安さ などの メリットが総合的に得られます。 ただしコスト面を追及すれば DSPの拡張ポートとしてアナログを取り込んだ ハイブリッドなチップが多いようですね。 以上 ※電力モーター制御分野 が専門ではありません あしからず