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英文契約書12
以下の英文でうまく翻訳できない部分がありました。 お力添えをお願い致します。 "Delivery of such contract item shall be made when the carrier picks up the contract items." 上記の文中、madeはどの様に訳せばいいのでしょうか? よろしくお願い致します。
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今訳されている契約文が、例えば、個人を対象とする並行輸入やインターネットでの売買でなくて、インコタームズをベースとしている一般貿易契約書であるならば、Delivery Term(s)の項に書かれているはずです。 この項が意味することは、リスクまたはタイトルの移転がどの時点でなされるべきなのかです。要は、不慮の事故が起きて品物が使い物にならなくなる、盗まれたりしたときの売手と買手の責任範囲を明確にする記述です。故に Delivery of such contract item shall be made とは、 Delivery of such contract item shall be done/completed/performed/excuted (by seller) ~をした時(時点で)に、契約品の受け渡しがが完了された・履行された・遂行されたとみなす(べし=shall)と言っている。 when the carrier picks up the contract items とはFOB(Free on Board)または、CY (Container Yard) or CFS (Container Freight Station)の事を言っているはずです。 個人貿易の約款であれば運送業者と訳しても構わない。しかし、一般貿易の契約文を勉強しているのならばもう少し文章を踏み込んで読まないといけませんよ。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%82%BA
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delivery という単語は英語としては 「手紙,小包,商品などの相手方への移動行為」でしかないのですが, 日本語にすると「配達」であり,「引き渡し,荷渡し,譲渡」の意味でもあります。 すなわち,A さんが B さんに手紙を送る。 この移動行為が delivery で,普通は郵便屋さんや配送業者が「配達」します。 また,A さんと B さんとの間で売買契約がなされた場合, A さんから B さんに商品が移動することも delivery で「引き渡し,譲渡」となります。 法律とか契約書であれば,「引き渡し,譲渡」ということが多いと思います。 ここでは,A さんと B さんの売買契約で,ある程度距離があって,carrier を利用した場合, A さんが carrier に託して受け取った時点で A → B という商品の引き渡しがなされる。 make delivery で「配達をする」であり, make delivery to ~で「~へ引き渡しをする」であり, Delivery will be made ~で「引き渡しがなされるだろう」です。 make は #1 で申し上げたように,「行為をする」であり, delivery をする,ということは配達・引き渡しという行為全体をする,ということです。 だから,delivery is made という受身で「配達・引き渡しがなされる」 carrier という単語を見て,carrier による「配送」と思ってしまいましたが,ここでは 運送業者が契約商品を引き受けた時に, 引き渡しはなされたものとする。 #1 の回答は訂正します。
この場合のmakeは法律用語でaccomplishやcomppleteまたは、 TO MAKE. English law. To perform or execute 履行や遂行というような意味として捉えるとよい。 http://legal-dictionary.thefreedictionary.com/execute "Delivery of such contract item shall be made when the carrier picks up the contract items." 契約品の受け渡しは、~した時に、完了・履行・遂行したとみなされる ~したとき=when the carrier picks up the contract items. 運送業者が商品を引き取った時点で 船舶・航空機に積み込まれた時点で the carrierは一般的に後者とみなすが・・・契約内容によりけりです。
- wind-sky-wind
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make は「作る」が基本なわけですが, make a speech, make a mistake のように,「動作をする」的に用いられます。 だから,ここでは make delivery で「配達をする」のような意味です。 受動態で「配達がなされる」 そのような契約商品は運搬業者が手にすると同時に,配送がなされるべきものとする。