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国語(現代文・古文・漢文)の読解法を教えてください
現代文・古文・漢文の点数がなかなか上がりません!(特に現代文) 自分自身で問題文と本文を読んで『分かった!これや!』と思って 選んだもの(記述したもの,抜き出したもの)が,大抵はずれてしま います。 テストが返却されて模範解答と照合させながら見ていくのですが、 「何でこんな答えになるのだろうか?」と疑問を抱くばかりです。 高1の時も,そして現在高2ですが,1学期から60点台しか取れず, 評定の足をかなり引っ張っているので2学期以降に挽回したいと考え ています。 現代文・古文・漢文は,どのように読解していけばよいのでしょうか? いつも国語の先生が現文・古文・漢文を分かりやすく読解して教えて くれるので,「天性の才能でもあるのかな?」と思ったりしています。
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こんばんは深更に失礼します。 現代文も古文そして漢文も「文章」であることは全く同じですよね?。では「文章を読むこと」とそのためのトレーニングをしてみたら如何でしょう。 でも「試験問題を解くための文章の読み方」と「自分で読書する時の文章の読み方」では少しばかり性質も異なります。 「試験問題」ならば、「問題文の中」に必ずキーワードが埋め込まれています。同じ内容を別の言葉で表したり、逆側から書いてみたり、などの形があります。 そして「試験問題」では「貴方の考えを書いて下さい」と記されていない限り、貴方の考えを書いても採点されません。 ここで大切なのは「その文章を書いた人の目線で文章を読むこと」に徹する姿勢です。ある事象を題材とする文章があったとして、答案は筆者の意見とは違うとの「意見」を書くことではありません。その文章の展開に基づいて「○○だからこうである」と文章を書いた人の言葉で説明する作業です。 最初から、長い文章全体の要旨を簡単にまとめようなどと焦っても意味はありません。長い文章も幾つかの「段落」に分かれていますから、先ずは「その段落毎の主題」を拾い出してみましょう。 次の作業は「段落と段落の関係」に焦点を合わせてみます。すると「前の段落の内容」を「次の段落」で具体的もしくは抽象的に言い換えている場合がしばしばあります。 あるいは、話題を変えたり、前の段落の内容を疑ってみたりする場合もあります。こうした部分が出題される可能性がとても多くあります。 ここまでは「文章の流れと論理」の側面を観てきましたが、もしここで質問者様が引っかかっているようでしたら、それは「自分はこう考える」ことと勘違いしているともいえます。感想文ではない限り、国語の出題は問題文の言葉で答えることが原則ですから、この部分は忘れないようにしましょう。 もしあなたが「ラブレター」を書くとしたら、どの様に書きますか? 古文では教科書などによく採り上げられているシーンですよね?。女性の気を惹こうとして、男が色々と捧げ物をしたり、歌を贈ったりしますが、女性の側からはにべもない返事ばかりで、男の方はその真意に気付いてもいません。 邸の前で笛を吹くことで気を惹こうとしたが失敗して、牛車に乗ったままで笛を吹きながらそのまま自分の邸に帰ってしまった哀れな男の話が『更級日記』にでてきますが、その時の筆者と姉の会話内容の凄いこと凄いこと。そんな部分を読んだら、女性から観た男などまるで子どもと変わらないことなどもよ~くわかります。 『竹取物語』だってそうです。かぐや姫は五人の皇子におよそ現実離れした要求を出し、男達はそれを求めて散々な目に遭い、命からがら逃げ帰ってきたりもします。本当に哀れです。 今は少し難しいかもしれませんが、古文も「一度、サラッと全体を読んであらすじを頭に入れておく」だけでかなり違いも出てきます。単語レベルで訳語を探しても全体の意味が分からなくなってしまうことも珍しくありません。 となれば、少し矛盾するようですが、少しだけ「文章を読む楽しみ」を持つことも大切です。でも試験ではそれを一時的に別の場所に除けておくことも忘れないでください。
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- tokidokimajime
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あなたに何が足りないのかは分からないのですが、一般論でアドバイスです。 たくさん問題を解いてみてください。 解答のキーとなるポイントや、コツがつかめてくると思います。 文章の接続詞や語尾、感情を表す動きなどの表現です。また、選択問題では、「合っているもの」を探すのではなく、「間違っている箇所」を見つけるようにします。(感情を断定的に書いてある選択肢は要注意です。) もうひとつ、 現国ならば、選択肢を選ぶ際に「自分ならこう思う」という考えは入っていませんか? 自分としてではなく、一般的にはどうか、著者(登場人物)はどう思っているのかを考えながら読んでみましょう。もっと言うと、著者の考えではなく、出題者の意図を考えながら解くとうまくゆくかもしれません。(←私はこうしてました。出題者の読みは甘いなぁとか思いながら。) 頑張ってください。天性の才能があろうがなかろうが、頑張った分だけ確実にあなたの力になりますよ。