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欧州サッカーチームやリーグは赤字なのに何故継続?
欧州の名だたる有名サッカーチームは派手なイメージや 世界規模の抜群の人気にも関わらずに選手の年棒高騰?もあり 殆どのチームが大赤字だという話を耳にします。 リーグも唯一、独のブンデスリーガのみが年間収支でわずか数%の黒字という状況のようです。 これほど派手な世界にもかかわらずなぜチーム運営・リーグ運営が継続可能で 毎年多くの話題や人気を振りまけるのでしょうか? 民間の一般企業では考えられないと思うのですが。 欧州はサッカー=文化そのものだから潰すに潰せない事情があるのでしょうか。 解説の程、宜しくお願い致します。
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>世界規模の抜群の人気にも関わらずに選手の年棒高騰?もあり >殆どのチームが大赤字だという話を耳にします。 これが答えです。 人気のあるリーグのビッグクラブと呼ばれるチームは、人気に伴う収入がまず安定的にある(放映権・入場料収入・グッズ販売・親善試合遠征での収入など)。 その上、選手の年俸高騰は確かに負担ですが、 「年俸負担=売れば元は取れる。」 特に近年の中東やロシア、アジア系の富豪による欧州各リーグのチーム買収では、当初から投機目的以外ないと断言さえするオーナーもいるくらいですから。だからこそ、チームは強さと選手育成の双方を迫られる。 選手の年俸高騰の主な理由としては、移籍事に年俸含めた移籍費用を下げるケースが現状ほとんどない、ということ。今季のウェールズ代表ガレス・ベイルのトットナムからレアル・マドリードへの移籍で発生した金額などは、明らかに実態に合っていない法外なもの。でも、レアルは出した。少なくとも契約期間中現状のパフォーマンスを保てば、契約最終年には”確実に”コストに見合うだけの額で移籍話が出てくるだろう、という目論見。そしてその手の目論見は欧州サッカーに関しては、かなりの確率で”当たる”。だからこそ、現在の欧州では完成された選手より、1段2段下だが伸びしろがあると目される若手の主力選手に、高額な移籍話が出るケースが多い。 ただ、これもやり過ぎるとチーム・選手とも大損を扱く結果になる。その一番手近なケースこそ、CSKA本田のケースなのですが。 ※当初から法外な移籍金を設定した上、交渉に来るビッグクラブらに”金ではない!”とロシア人特有のプライドで突っぱねて悦に入る(自己満足以外何も得られない)。結果的にCSKAは本田を移籍金なしで手放す結果になり(これまでの成績からするとVVVから移籍させた際のコストを回収出来たかは疑問)、本田も年俸は現状より明らかに下がった「手頃な選手」扱いで移籍することになる。レアル移籍などとっくに夢のまた夢、はっきり言えばすでに売り時を逃した選手という評価でしかない。今回のミランやリバプールからの誘いも、他の選手より”安く手に入れば”という評価でしかないので、本田が世界の名選手という考えは、世迷い言でしかない。
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