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再生周波数帯域について

S-31B-LRという商品を購入しようかと迷っていたのですが、再生周波数帯域を調べたところ45 Hz~40 kHzと書いてありました。 PC→アンプ→S-31B-LRのように接続する場合、COの音質(44.1kHz/16bit)の音質では再生できないということですか?

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回答No.3

はじめまして♪ 全く問題は在りませんよぉ。 人間に聞こえる周波数範囲は、一般的に20Hzから20000Hzと言われます。 ただし、非常に個人差も大きいので、50Hzより低い周波数、あるいは10000Hzより高い周波数の単音(テスト音)が聞こえないと言う人も少なく在りません。 逆に言えば、50Hzから10000Hzまでを正しく再生出来れば、良い音として楽しむ事は可能なんです。 このスピーカーは、この範囲より広く、45Hzから40000Hzまでの再生が可能と言うスペックですね。 CDに記録出来る信号は、低い方は理論的に0Hz(直流)まで可能ですが、そう言う信号はアンプやスピーカーを壊しかねないので、人が聞こえない極低域はカットするのが常識と成ります、このため、一般的には20Hz以上となります。 高い方の周波数は、理論的にはサンプリング周波数の1/2まで、CDでは44100Hzのサンプリング周波数なので、22500Hzまで記録が可能、実質的には高域の不要帯域をカットしたりと言う部分でロスが在るため、おおよそ20000Hzまでとなります。 この帯域を再生するのに、なにも問題は在りませんね。 低域側は、50Hz以下を中音域と同じレベルで再現出来る事は非常に少なく、さらにこの帯域は人によっては気分が悪く成る、と言う程の、音と言うより振動に近い範囲で、一般家庭で再生する場合には近所等への影響も出易く成ります。 多くの人が「重低音」などと感じている部分は、案外100Hzから150Hz付近の強調で感じられます。 100Hz以下を強調すると、音の空間と言いますか、揺さぶられる様な感覚が多く成ります、建物構造を伝わりやすく、ご近所の騒音問題になり易い部分でもあります。 音は空気の振動で、周波数は1秒に何往復の振動なのかを現す部分、空気だけの振動なら良いのですが、必ず床や壁にも振動が伝わりますし、スピーカー自体も反動で動いています。 このあたりが、スピーカーのセッティングで、音の印象が大きく変わる事が多い、と言う部分です、基本は頑丈な土台に載せる事、あとは部屋の反射とか固有共振など、部屋自体の音響特性とバランスととって行くのが、スピーカーセッティングのチューニングとなります。 良いスピーカー程、細かな違いも聞き分けられますから、安物をしっかりと置いた場合と、高級機を適当に置いたのでは、聞こえ方に逆転現象も出て来かねません。このあたりは自分の環境で、じっくりと聴きながら、自分の感覚に合ったサウンドが得られるよう、半年程度はいろいろ試してみるのが良いと思います。 人間に聞こえないはずの、40000Hzまで出る必用は無いのですが、そこまで出せると言う事は、人間の聞こえる限界20000Hzも余裕を持って再生が出来る、と言う事に成ります。 無理に再生帯域を広げて、最も重要な中音域(人間の耳として、最も感度も高い)部分の質が犠牲に成ったんじゃ本末転倒、(結構、こういうスピーカーも安価な物には少なく在りません。) Pioneerは、元々スピーカー組み立て会社(福音電機)から発展した、スピーカー技術は信頼出来るメーカーです、桁違いの高級機種も造っていますが、リーズナブルな製品でも、見た目とスペック優先で、本当の音は二の次、なんていう作り方はしませんので、安心してご利用ください。 音は元々、アナログなんです。 ただ、パッケージメディアや放送関連では、デジタル化した方が中間での劣化が少ないと言う事。 アンプ出力からスピーカーは、完全なアナログ信号です。 もちろん、歌った声もアナログ、マイクもアナログ、マイクアンプもアナログで、その後、ドコカでデジタル信号に変換します。再生する時も、ドコカでデジタルからアナログに戻しますね。 デジタル信号である間は、音質部分にあまり影響が無いのですが、デジタルにする、アナログに戻す、という変換部分はわりと音質に影響が多い部分です。 とは言っても、100年以上前から基本構造が変わらないスピーカーと言うローテクな機械部分は、有る意味で楽器の用なもんで、それぞれの製品により音の差が大きい部分です。各社のサウンドカラーと言うコンセプトも在ります。 測定等では判断出来ない、人間の感性領域でチューニングをされたブランドのサウンドとでも言いますかね、 私自身は、スピーカー工作(自作)も趣味なのですが、昔販売されていた単品販売のユニットで同社製品も所有しています。 Pioneerのスピーカー、「悪く無いですよ☆」 (この表現、私としては、かなり好評価という意味です♪) ご検討のスピーカー、CDだろうが、アナログレコードだろうが、ハイレゾ音源だろうが、再生出来ない物は無い。 全ての面で完璧に再生、というスピーカーも、何百、何千万と出そうが、世の中に存在しない。 そういう物ですからね。 最終的には、利用者が好むサウンドを得られるか、これに行き着きます。 (だから、高度な再生を目指す場合、セッティングも重要なんですよ。)

luminoxboy
質問者

お礼

こんなに詳しい説明ありがとうございます。 オーディオ初心者ですが、理解できました。

その他の回答 (2)

  • asciiz
  • ベストアンサー率70% (6803/9674)
回答No.2

スピーカーの仕様にあるのは「再生可能周波数」 40Hz~40kHz。 CDの規格は、「サンプリング周波数」 44.1kHz。 サンプリング周波数とは、1秒の間に何回サンプルを取るか、という数です。 例えば、サンプリング数が、1秒に1000回(1000Hz=1kHz) のときは、原理的に、その半分の 500Hzの音まで、記録することが出来ます。 CDのサンプリング周波数が44.1KHzというのは、0Hz~22.05kHzまでの音を記録できている、と言うことになります。 再生可能周波数 40Hz~40kHz のスピーカーならば、0Hz~40Hzの音(音というよりも振動ですが)は再生できませんが、40Hz~22.05kHzのCDの音は、完全に再生でき、さらに上まで余裕がある製品だ、と言うことになります。

luminoxboy
質問者

お礼

なるほど! わかりやすい説明ありがとうございます。

  • tsunji
  • ベストアンサー率20% (196/958)
回答No.1

CDに記憶されている上限周波数は22.05KHzなので再生できますよ。

luminoxboy
質問者

お礼

回答ありがとうございます。

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