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破竹の勢い、日本企業の海外進出快進撃が続く理由
私の家の近所にやよい軒という定食屋がオープンするらしく、興味を持った私はこの店はどういう店で、どこの会社が経営しているのか知りたくてネットで調べてみました。 するとこのお店はタイ国内に、何と約100店ちかくもチェーン展開しているそうです。 このやよい軒がお客さんに提供しているのは、ただの定食です。 そこまでタイの人達に日本の定食が受け入れられているものなのでしょうか? 近年、日本の定食に限らず、回転スシ、ラーメン、うどん、焼肉、お好み焼き、居酒屋など日本の飲食業の海外進出が活発ですが、いくら日本自体のイメージが良く、日本食のレストランはオシャレでかっこいいとしても、私などには日本の食文化が容易に海外に受け入れられるとは考えづらいものがあります。 80年代くらいまでは外国にある日本食レストランは現地駐在の日本人ビジネスマンとその家族などの専用と言ってもいいような存在で、店内では日本人以外の人達を見かける事などほとんどありませんでした。 現在、日本の国内市場が飽和状態で海外に進出するしか生き残る道が無かったとしても、食文化が簡単に外国に受け入れられるとは考えられませし、現地の値段だって、別に安くはないように思えます。 日本企業側もマーケティングの結果で、これは十分ビジネスになるとして判断して進出するのでしょうが、それにしても猫も杓子も海外進出をしようとしています。 ここまで日本企業が海外進出できるほど日本食のニーズが本当にあるのでしょうか? 事情通のみなさん、どう考えますか?
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有りません。 海外進出が好きだからやっているに過ぎませんよ。
>そこまでタイの人達に日本の定食が受け入れられているものなのでしょうか? >私などには日本の食文化が容易に海外に受け入れられるとは考えづらいものがあります >ここまで日本企業が海外進出できるほど日本食のニーズが本当にあるのでしょうか? 以上の疑問の中に、実は答えが隠されています。 もし御質問者様が海外へ進出しようとされたら、上記の問題をどのように解決したら良いと思われますか? 味や食材をタイの人達の嗜好に合うように改良検討されませんか? アボガド巻などは、アメリカへ渡った寿司職人が考え出して、逆に日本へ持ち帰ってきたものです。 相手の国の方が日本の食文化のどの点に興味をもっているのかを細かく分析されませんか? ニーズの捉え方には二通りあります。(古くからマーケティングの世界で言い古されている話です) ○靴を履かない国へ行って、一人のセールスマンはこの国では靴を履かないから売れない。と報告しました。 もう一人のセールスマンは、未だ誰も履いていないからこれから沢山売れるだろう。と報告しました。 この考え方の違いです。 履かないのなら、履かせるためには何をすれば良いのかを考えて対策を講じます。 かつて、アメリカへお醤油を売り込む際に色々やった結果、今やアメリカではごくありふれた調味料として定着しました。 市場はあるものではなく作るものだという考え方です。 >80年代くらいまでは外国にある日本食レストランは現地駐在の日本人ビジネスマンとその家族などの専用と言ってもいいような存在で、店内では日本人以外の人達を見かける事などほとんどありませんでした。 現在は当時と比べると圧倒的に多数の外国の方々が観光に出来たり、日本で暮らしたりしています。 日本で馴染んだ食品を懐かしく思う人や、その人の話を聞いて興味を持つ人達もいます。 中には、この料理、食品は自分の国の人達の嗜好に合うと判断して、帰国後に店を開く若者達もいます。 ネットの普及で、日本の食品や食材、サービスに関するいわゆる口コミ情報は無数に広がっています。 一般の日本人ですら良く知らない、ご当地ラーメンの店をわざわざ探して尋ねる若者達もいます。 現地の日本食店へ取敢えず行って見ようという若者も沢山います。 その店へ行って僅かの時間でも日本情緒を楽しもうという人もいます。 (このような人達を対象にして、わざわざ日本庭園を店内に設ける店もあります) 要するに、80年代に比較するとはるかに国際化が進んでいるということの結果です。
- Mokuzo100nenn
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>日本企業が海外進出できるほど日本食のニーズが本当にあるのでしょうか? 米を食う国に関しては、究極の美味しい食事が日本食と考えてもよいでしょう。 したがって、タイはもちろん、インドあたりまで日本食のビジネスが強大なビジネスになる可能性が十分あります。 また、もともと米を食わなかったアングロサクソン人の国でも、日本食がヘルシーという考えが普及したので、カネに余裕のある上流階級から率先して日本食を食うようになったケースもありますね。 私個人は、海外で、高価な日本食堂に入るよりは中華を食った方が良いので、日本以外では日本食を食いません。 また、アメリカで日本食レストランの70%以上が朝鮮人・韓国人の経営ですから、偽物に高い金を払った気分になりますね。 日本食を食ったことのない朝鮮人・韓国人たちの日本レストランがなくなって、本物の日本食が、日本と同じぐらいの値段で食えるようになれば、海外でも日本食を食うかもしれませんが、それと同じ値段で食える中華と比較したら、やっぱり中華だな。 旅行者の場合は、日本食は帰国してから食えばよいしね。
世界三大食文化と言えば 和洋中です。 世界で三本の指に入る食文化なのですから、もっと誇るべきです。 アメリカやイギリス、その他多くの国の食文化、とりわけ被植民地の歴史がある国の食事のルーツは労働者階級の食事であり、手軽さやカロリーが問題で味や健康は二の次でした。 そこに我が国が誇る、世界三大食の一つ、和食が入るのですから流行らぬはずはありません。 一度フィッシュ&チップスやらハンバーガー(日本のじゃなく)と食べ比べて下さい。 いかに日本が、食に繊細な心配りをする民族かご理解頂けると思います。