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工学部は院に進む者が多い。では最初から6年にすれば

いいかと思うのですが・・・ 息子が現在、都内の某大学の工学部の4年です。(偏差値55~60の私立単科大学) 本人は院に進むようで、現在は研究室に入り教授、院生たちと同じグループで一緒に研究をしています。夏休み前に大学から正式に院への合格通知がきました。 通っている大学は一応、名も通っていて就職に関しても昔から良いようで、毎年有名メーカーからも確実に採用枠があるようです。学卒も多く取りますが、やはり院卒のほうがさらに有利とか。 そこで、聞いた話によると工学部は大学院に進み就職するのはもはや一般的になっていて、メーカー側もそういう学生を順番に採用するとのこと。 そこで質問なのですが、それならば医学部、薬学部のように最初からカりキュラムを6年にすればよいと思うのですが・・・それとこれとはまた別なのでしょうか?

みんなの回答

回答No.8

> そこで質問なのですが、それならば医学部、薬学部のように最初からカりキュラムを6年にすればよいと思うのですが・・・それとこれとはまた別なのでしょうか? 進学率は学科によって大きく違います。 私が通っている大学では、機械・電気電子・情報は5割、化学は8割の進学率です。 就職において、必ずしも自分の専門とする仕事に就けることはないという現実があります。 学部で就職する人の意見を聞くと、「発展的な内容は業務の中で学ぶ方が効率がいい」「大学の勉強にあまり興味がない」「研究するより早く自立して稼ぎたい」といった意見もあります。 よって、進学者と学部で就職する人は双方に意見があるため、医学部や薬学部とは別物だと思います。 また、仕事は専門知識や技術以外にも、業務知識や協調性・積極性なども必要ですので、学部卒の方も院卒の方も即戦力になるものではないと思います。院卒の人は学部卒の人より人生経験がありますので、その部分では企業に評価されるでしょう。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 要は仕事をする上で本人の人柄やチームワーク等も大切な要素ということですね。

jupitan
質問者

補足

沢山の方々の貴重なご意見を頂き感謝しています。いずれも甲乙つけ難く参考になりました。よってあえてベストアンサーは選びませんでした。何卒ご了承ください。

noname#224207
noname#224207
回答No.7

>そこで質問なのですが、それならば医学部、薬学部のように最初からカりキュラムを6年にすればよいと思うのですが・・・それとこれとはまた別なのでしょうか? 全く別な問題です。 大学は就職予備校ではありません。 実態としてはあたかも就職予備校のような体を成していますが、大学人は全く別な考えでカリキュラムを組んでいます。 従いまして、大学を卒業しても、企業の内部では卒業学部は全く問われません。精々理系か文系かに分けるだけです。 理系を卒業しても、営業や資材、総務というのはザラです。 大学院への進学が増えたのは、大学卒者の就職難が最大の原因です。 将来御子息が大学院を卒業される時期の採用状況に大きく左右されます。 大学院でも修士と博士に分かれますが、修士課程卒業ですと、採用は大手企業となるかと思いますが、大手であればあるほど実態は大学卒と同じように専門とは無関係に配属を決めます。 研究職を常時補充しているような余裕のある企業はありません。 運よく配属されても、企業が求める利益に貢献するか否かという基本的な査定基準がありますから、基準を越えない以上は一般社員と同じ扱いになります。 博士課程修了ですとまったく潰しがきかなくなり、よほどの幸運が無い限り専門分野での就職は難しくなります。 後はただ矢鱈に歳を喰った人材としか扱われません。大学卒より更に厳しい就職活動が求められなおかつ成功率が低いのが現状です。 下記サイトをご参照ください 高学歴プア 東大院卒就職率56%、京大院卒はゴミ収集バイト ... news.livedoor.com/article/detail/7303253/ 幸い御子息は大学院への進学が決まられたとのことですが、企業の実体を今の内に理解されますようお薦めします。 大学院には本気で学者を目指したり研究者を目指す連中がいますので、今までのように呑気にされておられるとたちまち教授から篩にかけられてしまいます。 この厳しい環境を経験していることを評価して大手企業は修士修了者を採用します。決して専門知識は期待していません。 大学人というのは、この学者や研究者の育成を使命と考えていますので、外部から見える姿とは違います。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 博士課程は仰る通り一流大学でもオーバードクターになる率が高いというのは以前何かで知りました。 幸い博士課程に行く気は無く修士で就職は間違いないと思います。 大学院に行ったら今以上に気持ちを引き締めて教授の下で研究に専念するよう伝えます。

  • tekcycle
  • ベストアンサー率34% (1839/5289)
回答No.6

「工学部は就職が良いんだって」「じゃぁ工学部に行こう」 「あれ?よく考えてみれば一切興味がなかった」「実験なんて大嫌い、机の上のお勉強が好きなの」 「嫌だ嫌だこんなこともうしていたくない」「絶対こんな事仕事にしないぞ」 「大学院?朝から深夜まで研究?誰がやるものか」 という連中はどうするんでしょう? 四年で切って貰えるからまだ助かっているんですが。 まともな大学のまともな研究室なら、四年生以降は朝から深夜まで研究漬けです。 (それを社会的にまともと言って良いかどうかは別として) それにお金の問題もありますよね。 4年分の学費ならどうにかなるが、6年は無理、という人だって居て良いわけです。 企業も、嫌だ嫌だと年だけ喰った奴を雇う(文系就職ね)なら、二年早く雇いたいでしょう。 研究室側も、そんな連中さっさと追い出したいし。 そもそも、大学院の定員をよく見てください。 例えば理科大辺りに、学部生全員を収容できるような施設は無いだろうと思います。 それは東大でも京大でも同じで、全員持ち上がり、とはなっておらず、持ち上がり、学内の余所に進学、学外に進学、就職、と分かれているはずです。 まぁその辺りは学部学科の再編なり学内ルールの再編なり(たぶん文科省が絡むんだろうけれど)すればどうにでもなりそうですが。 あなたの家の台所を考えてください。 火を使い包丁を使いしているわけです。 ではそこで、数人なり数十人なりが料理をしたらどうなるでしょう? 「ちょっとごめん、後ろ通る」「あっ」「グサッ」「痛てて」「ブォッ」「あちちち」。 冗談抜きで、これに近い状況に居たことがあります。 一部を除き、理系の場合、椅子と机があればどうにかなるわけではなく、床面積が必要となります。 私立で床面積が確保できているところは希だろうと思います。 研究環境が悪く、大学院生にそっぽを向かれ、閑古鳥が鳴いているから広々しているところなら多そうですが。 国立ですら、研究室が繁盛しちゃうと床面積が足りなくなるくらいです。昼班夜班とか。 やる気の無いような奴なんて、入れたくないんです。 ましてそいつらの修論の面倒なんて。 というか、猫も杓子も修士取れるんですかね?大卒ならそれなりに甘い、追い出して貰えるけれど。 修士取れなければ高卒になっちゃいますよ。 そういう修士を取っているから、企業だって評価するわけです。 更にそもそも、大学院進学率が高いのは、上位の大学です。 制度を変えれば下位の大学も変わってしまいますが。 高校レベルの学習内容すら身に付けてない(酷い場合は中学レベル)、とても見込みが無いような奴まで大学院に行くことになりますが。 社会的大損失では?今でさえ低レベル大学の存在は社会的損失であるのに。 それとも低レベル大学の妙に綺麗な校舎が増築されるのは、景気刺激策になって喜ばしい??? 医薬の場合は職業訓練所ですから。 その職能を身に付けるのに、そのくらい必要、というわけです。 歯医者がどうかは判りませんが、その二つなら今のところ工学部以上に就職状況抜群でしょう。 金銭面を除けば、+2年の価値はあるわけです。 特に価値があると思うのが、低レベル薬学部。 ストレート合格率は高くないにしても、一留二留するとどうにかなることが多そう。確実に、というレベルではありませんが。 普通の専攻に行っていたら箸にも棒にもでしょう。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 やはり、大学院は本当に勉強や研究をしたい者がいくのですね。 だから特に理系の修士は即戦力になるのでメーカーがこぞって狙うのですね。 医学部(歯学部)の6年間というのは医学(歯学)に絶対必要なカリキュラムが詰まっているわけで、一般学部の4年+2年とは根本的に別物なのですね。

回答No.5

皆6年にしたら、行ける人が減ってしまいます。 医学部は、4年では教えることができないため、就職を優先していません。 大学は、学ぶ場所です。就職は、あくまで目的ではありませんから、教育法から無理でしょうね。 企業はなぜ、院生を採用するか知っていますか。 学卒では、使いものにならないからです。院卒は、勉強をする学生が多いので、即戦力として使えるからですよ。 だから、学卒はいらないと判断するのは当然だと思います。 それを、6年にしても勉強しない学生が変わると思えなし、採用時にわからなくなってとんでもない輩が入社されても困るのは企業です。 やはり、選別して選ばれしものが大学院に行くべきだと私は思います。 息子さんは、行くのですから良しとしておきましょう。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 息子は特にこれといって取り得はありません。一浪して自分の頭の限界も分かったと言いました。ただ、小さい頃から言われたことに従順で物事に対し真摯で真面目にコツコツと取り組むタイプでした。決して、ひらめき・天才型ではないので将来メーカーに入っても与えられたことをただただ地道にやるタイプでしょうね。

noname#232424
noname#232424
回答No.4

補筆の補筆。休日の朝なので(じつは加齢でぼけていて),だんだん回転数があがってくる。 >息子さんの大学の進路データも調べてみるといいでしょう。 もし進学率が70パーセント※くらいであれば,これを「一般的」というのは,理系として数理処理能力に欠陥があります 爆。だから大学院まで行くのかな? 爆爆爆 ※慶應義塾大学のデータ http://www.gakuji.keio.ac.jp/life/shinro/2_jokyo_2012.pdf によると,理工学部卒業者962人中の大学院進学者は712人,74パーセント。 >ナイキのシューズをねだる もう買ってやることにしたんだから,「運動会じゃ1等をとるんだよな?」と厳重に確認しましょうね。運動能力が高い子なら,安売り680円のシューズでも1等をとります。 ところで,学費はだれが負担するんですか(上述は親が負担するという前提)? むかしは大学院進学率は理系でもそれほど高くはなく(ぼくの周囲では約半分),完全に「オプション」でした。だから,親に「金をくれ」なんて口が裂けても言えず,ぼくは奨学金とアルバイトで通いました。

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 息子は一浪して今の大学に入りました。予備校はお金がかかるので卒業した高校に併設されている補習科で一年間勉強しました。(予備校に比べてうんと安いし自宅から通ったので費用的にとても助かりました) 現役の時に地方の国立大工学部には受かったのですが、どうしても東京に行きたかったらしいのです。おそらく就職も含め一生東京だと思います。 学費ですが一応本人は4年間ずっとバイトしており、無駄使いせずそれなりに(院に行くため)貯めているらしいです。あと、奨学金はもらいませんでしたが成績が良いとのことで大学から授業料を軽減してもらいました。この先、学費は多分親が頑張って負担することになると思います(幸い、学部に比べ院は若干安いので少しは助かります)。尚、居住費・生活費その他諸々は勿論自分で出させます。

noname#232424
noname#232424
回答No.3

補筆。 >聞いた話によると工学部は大学院に進み就職するのはもはや一般的になっていて という前提が,成立していないのです。息子さんの大学の進路データも調べてみるといいでしょう。 小学生や中学生が「クラスのみんなが持っている」と駄々をこねて,親にナイキのシューズをねだるのと,おなじ構図なんじゃないですか 笑。

noname#232424
noname#232424
回答No.2

下にリンクしたのは,近畿大学工学部(広島キャンパス)の今春卒業生の進路データです。 http://www.hiro.kindai.ac.jp/career/jobhunt-list.html http://www.hiro.kindai.ac.jp/career/jobhunt.html 進学者はわずか9.3パーセントです。公務員は1.5パーセント,教員は0.7パーセントいます。あなたの質問文にも,「偏差値55~60の私立単科大学」で「学卒も多く取ります」とあります。 制度として全国一律に6年制にするのは,ぜんぜん現実的ではありません。

  • takkochan
  • ベストアンサー率28% (205/732)
回答No.1

はい、そう思います。 ただ、そうなるには、国がそうしてくれないとどうにもならないので、現在のところなっていないだけです。 薬学部だってなったのは最近だし、6年制葉薬剤師コースで研究者になるコースは4年+大学院です。 医学部も国家試験があり、6年生になっているのは今のところ国家試験がある場合だけということでは?

jupitan
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 確かに、薬学部や法学部(法科大学院)は最近のことですよね。

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