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就職しやすい専攻(工学部)
大学の専攻について質問です。 工学部に進む場合、その中で就職(一般企業等)しやすい専攻って何ですか? またそれはどうしてですか? それと理学部に進んだ場合は就職しにくいと聞きますが、それはどうしてでしょうか。
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工学部、理学部と言ってもいろいろな学科があります。 統計的にいってもいろいろでしょう。 工学部、理学部で比較すれば、工学部が良いかもしれませんが、 理学部化学科と工学部生物工学科ではどうでしょう。 必ずしも工学部のA学科が理学部のB学科より良いとは限りません。 工学部や理学部の学科決めはやりたい分野で選ぶほうが良いと思います。 私は大学進学のとき、就職はまったく考えておらず、高校の科目の好き嫌いだけでまず理学部数学科を希望しましたが、高校の担任が数学科はやめておいたほうが良いと言う指導だけで、理学部(実際は理工学部ですが理学系)化学科に進学しました。 大学でますます化学が好きになりましたが、就職で困ることはなく、修士修了時には1社目に受験した会社に内定しました(その後紆余曲折を経て、生物も勉強することになり、現在は化学のわかる微生物の教授と言うことで大学におります)。 結局、何がやりたいか、得意かで決めるほうが間違いは少ないと思います。 理学部で学生生活を送り、今工学部教員をやって思うことは(実際はさらに細かい学科や研究室で異なりますが)、理学部はサイエンスの追及であり、工学部は実際のものづくりであるということです。 しかし、あるものを作ろうとして、その人の経験やその分野での研究で作っていても、理学部の人が見つけた新しい方法を使うと桁違いにかんたんにつくれると言うことはよくあることです。何がヒントになるかわかりませんので、必ずしも工学部が良いとも限らないのです。 結局将来のことは良くわかりませんので、何がやりたいか、得意かで決めるほうが、やはり間違いは少ないと思います。
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- NPAsSbBi
- ベストアンサー率37% (142/377)
回答者全員に一様に「回答ありがとうございました」の一言というのは、いい加減過ぎます。 何の役にも立たない、的外れな回答に対する一言のように受け取れますが、まさかそんなことはないでしょう? その回答を読んであなたがどう考えたのか、それをこれからどう活かしていこうと思うのか、 せめてそれくらいは書くべきだと思いますよ。
お礼
確かにそうですね。アドバイスありがとうございました。
- private3int
- ベストアンサー率28% (25/87)
私が通っている大学工学部では、 ・機械・電気電子はもっとも就職に有利。 ・・理由は、需要が多いから。機械と電気はものづくりの基本です。もっとも無難な進路で将来性もあります。 ・化学は院に進学すればやや有利。 ・・化学系職種は専門職の色合いが濃いので、進学する方が多いと思います。 ・情報は組込み・情報通信・ソフトウェアで有利。電気電子でも通信・ソフトウェアを選択可能です。 ・・企業の採用担当には、情報出身 = ソフト屋 という方程式があります。物理や数学ができない人が多いので、通信・ソフト以外では使い道が少ないです。ハードウェアを設計する人は機械・電気電子出身の人も多いです。情報 + 電子工学 をカリキュラムで組んでいる大学なら電気電子と同じぐらい就職に強いです。 理学部では、工学部のような基礎理論を応用する学部ではなく、基礎理論そのものを研究する学部です。一般企業では、基礎理論の応用により新製品が開発されていますので、工学部の方が就職に有利というのは納得できますね。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
確かに機械・電子は就職がよさそうですね。参考になりました。
- snaporaz
- ベストアンサー率40% (939/2342)
業態不問なら(現時点で決められないなら)最もつぶしのきくのはやはり「機械系」でしょう。 「ものづくり」に必要な資源(リソースといいます)として、「ヒト」「資金」「材料」は言うまでもないですが、それに次ぐのが「機械(機械工具)」です。ヒトはこれなくして重量物や危険物をハンドルできません。 ということでいつの世もどの業界にも機械屋さんのニーズは「確実に」あります。そしてそれに準じるのが、その機械を制御する「電気屋」さんということになります。福島原発は電力供給さえ途絶えなければ、今の事態にはならなかった。 理学部と工学部の就職に差がつくとしたら、それは中下位の地方国立大ではないでしょうか。理学部はそのレベルだと理論派と呼べるほどのインテリでもないのに気位は高く、直近の成果を求める民間のレベルでは採用に工学部を優先せざるを得ない傾向はあるでしょう。結果として理学部は高校理科教師の供給源になる。 上位だといい意味で、下位だと悪い意味で区別はなくなると思います。特に私大では「理工学部」と称してその差を目立たなくすることが多いようだし、文系の流行に押されてカタカナ学部も増えているようです。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
機械系がやはり就職しやすいのですね。参考になりました。
- tekcycle
- ベストアンサー率34% (1839/5289)
統計を取れば、理学部は工学部よりは就職しにくくなっているでしょう。 工学部の就職が良いのは、 1.背景にその分野の大企業群があること 2.文系就職するにしても、数学ができるし、不真面目な奴はすぐに留年ですから、その辺りでも期待できること 等が理由でしょう。 それに対して理学部は、2.はほぼ同じでしょうが、1.に関しては、背景に大産業が全くないような分野も抱えています。 例えば、バイオならまだしも、古典生物学とか動物学とか、理論物理なんかもどうだろう、数学も一部の優秀な連中は良いけれど、そうでなければどうだろう、ということになるんじゃないかと。 1.での抜群の就職状況が減る分、統計的に見れば、おそらく就職に弱くはなるでしょう。 敢えて加えるなら、文学部のド文学やド古代史もそうでしょうが、就職のことを一切考えずにそういう好きなことばかりやろうとするマインドがどうなのか、ということもあるかもしれません。 理学部の場合は、おそらく並の文系よりは強いのではないかと想像します。 上記と矛盾するようですが、理系に進学するなら、どこの就職状況が良いかではなく、あなたの興味関心がどの分野にあるか、でまずは選ぶべきです。 興味関心のある分野は全くないが、理数が得意だから、というのであれば、文転した方が良いでしょう。 さて、どの分野の就職状況が、ということなら、4年後6年後にどうなっているかを推測すれば良さそうですが、その時は良いが、15年後は消滅しかかっているような分野だと拙いわけです。 その予測は簡単ではないと思います。 輸出産業は新興国の追い上げを喰うかもしれないし、中国への輸出で伸びるかもしれないし、中国の内戦と新興国の追い上げとで干上がるかもしれないし、 内需産業は人口減少のあおりを受けるかもしれないし、それでもあなたは生き残るかもしれないし。 それと、どこの分野がどうかということ以前に、あなたのレベルがどの辺りなのかで話が変わります。 東大京大等トップレベルなら問題ないが、中堅レベルになると就職が辛そうな分野とか、 末端レベルまで広く(給料が)薄くという分野や、 トップレベルでも就職が辛そうな分野など、色々あると思います。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
確かに15年後の予測は難しいですね・・・ただ工学部はやはり理学部よりはよさそうですね。
- NPAsSbBi
- ベストアンサー率37% (142/377)
専攻が合否判断材料になることは、まず考えられません。 就職しやすさで言えば、専攻が何かは関係ありません。 理学部であろうが、就職のしやすさに影響があるとは思えませんが、 敢えて理学部は工学部より不利であることを正と仮定するなら、 理学部は真理追求、工学部はその心理を活用した実践的なモノづくりを主眼に置いているため、 製品利益を追及する企業としては、飯のタネにもならない真理追及人間よりも、 応用型の即戦力を求めるため、工学部の方が有利、 ということが言えるかと思います。 就職のしやすさは、大学が同じなら、学部学科専攻なんて関係ありません。 企業は、その学生がその時持っている学術的能力を買って採用するわけではないので、 大切なのは、その人の人間性です。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
人間性ですか・・・専門の分野とともに磨いていかねばならないですね。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
ありがとうございます。 >結局将来のことは良くわかりませんので、何がやりたいか、得意かで決めるほうが、やはり間違いは少ないと思います。 これは非常に重要ですね。参考になりました。