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中1数学の問題
どなたかこの問題の論理的な解き方を教えてください。(中学1年生の数学の問題です。) 下の図の三角すいでは、各辺の上の3つの数の和がいつも等しい。-5,-4,-3,-2,-1,0,1,2,3,4,5の中から10個の数を使って、1辺の和がすべて等しくなるように○を求めなさい。
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No.4です。この解(正負を逆転したものも合わせて基本的には4通り)の他に解がないことの数直線を使った説明です。 (厳密な証明ではありません。またここでは◯の中に正の数を入れる場合を考えています。) No.4の解で示したように「◯の中に入れることができる4つの数は、その中から2つずつを選んで加えた6つの数がすべて異なるようになる4つの数の組み合わせ」でなくてはなりませんが、連続する4つの数(例えば1,2,3,4)はこの条件を満たさず、(1,2,3,5)や(1,3,4,5)は満たしますので、「◯の中に入れることができる4つの数」の最大の数と最小の数の差は4以上です。…条件(1) この「2つずつを選んで加えたすべて異なる6つの数」については、(A)連続する6つの数の場合と、(B)連続しない6つの数の場合の2通りがあります。 上で挙げた(1,2,3,5)や(1,3,4,5)を用いた場合は、(A)連続する6つの数の場合で、その最大の数と最小の数の差は5です。差が5ある連続する6つの数に◇の数を加えて和を同じ数にするので、◇の中に入れることができる6つの数も連続する6つの数で、その最大の数と最小の数の差も5です。…条件(2) さらに、同じ数は1度しか使えないため、◇の中の数の最大値と◯の中の数の最小値の間は1以上です。条件(3) -5から5までの範囲で重複せずにこれらの条件(1)(2)(3)をすべて満たすには、添付した数直線の図から明らかなように、◯の中に入れる数は1,2,3,4,5の5つの数の中から4つの数を選び、-5,-4,-3,-2,-1,0を◇に入れるほかなく、これがNo.4の解です。 次に(B)の連続しない6つの数の場合の解の有無を調べます。 1,2,3,4,5の5つの数から4つの数を選ぶ組み合わせは(1,2,3,4)(1,2,4,5)(2,3,4,5)(1,2,3,5)(1,3,4,5)の5通りですが、このうちの初めの3つの組み合わせはこの中から選んだ2つの数の和が相異なる6つの数という条件を満たさず、後の2つの組み合わせでは連続する6つの数になります。 したがって、連続しない6つの数を生じさせる組み合わせを作るには、0以下の数も使うほかなく、例えば(0,1,3,5)ならば、(1,3,4,5,6,8)ができます。この場合、◯の中に入れる4つの数の最大の数と最小の数の差は5以上になります。…条件(4) またこのとき、連続しない6つの数なので、その最大の数と最小の数の差は6以上あるため(上の例では差は7あります)、この6つの数に加えて同じ数にするには◇の中に入れることができる6つの数の最大の数と最小の数の差も6以上です。…条件(5) -5から5までの範囲で、重複を許さずに条件(4)(5)をともに満たすことは不可能です。よってこの場合には解がありません。 以上のことから、No.4の解以外には解がないことがわかります。
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- staratras
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この問題は、ある程度論理的に求めることができて、試行錯誤の範囲を減らすことができます。 ただし、以下の回答はある解を見つけるための方法で、これ以外に解がないかどうかは吟味していません。 添付した図の左側は三角すいを上から見た図で◯が各頂点、◇が各辺の中点です。 ここで三角すいの各辺の数字の合計はすべて◯+◇+◯です。 つまり、4つの◯の中から2つずつを選んだ数字の合計にすべて異なる◇を加えたものです。 このため、◯の中に入れることができる4つの数は、その中から2つずつを選んで加えた6つの数がすべて異なるようになる4つの数の組み合わせでなくてはならないことがわかります。 なぜなら、例えば1,2,3,4を選んだとすると、1+4=2+3=5 なので1-◇-4の辺と2-◇-3の辺の合計の数を同じにするには、◇に同じ数字を入れなければなりませんが、使える数字に同じもの2つはありません。 また、◯+◯の合計は6通りなので、合計の最小の数と最大の数は少なくとも6離れています。このため「ある正の数」から始まって1つずつ合計の数が増えていくような組み合わせを作ることができれば、対応する◇に0,-1,-2,-3,-4,-5を入れて、合計をすべてその「ある正の数」(同じ数)にできて題意を満たすことができると考えられます。 そこで正の5つの数1,2,3,4,5の中から、2つずつを選んで加えた6つの数がすべて異なるようになる4つの数の組み合わせを考えると、(1,2,3,5)または(1,3,4,5)です。この中から2つずつを選んで加えた合計は、前者では(3,4,5,6,7,8)、後者では(4,5,6,7,8,9)です。 これにそれぞれ(0,-1,-2,-3,-4,-5)を加えれば、合計はそれぞれ前者ではすべて3、後者ではすべて4になり題意を満たします。添付した図の右側は後者の場合です。 なおこの回答の10の数の正と負をすべてそっくり逆にした組み合わせも、もちろん題意を満たす組み合わせになります。
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ありがとうございます! 大変勉強になりました!
- alice_44
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ノーヒントで? それは、辛い。 (辺上の3数の定和)×6=(4頂点の数の和)×3+(6辺の数の和) ↑[1] が成り立つことから、 (4頂点の数の和)が偶数で (6辺の数の和)は6で割りきれるか、 (4頂点の数の和)が奇数で (6辺の数の和)を6で割ると3余るか、 のどっちかであることが判る。 そこから、6辺の数 の組み合わせが絞り込める。←[2] 6辺の数の組み合わせ をどれかに仮定すると、 残り5数のうちどの4個を頂点に使うかが 4頂点の数の和 の偶奇で決まるから、 式[1] によって 辺上の3数の定和 が判る。 あとは、4頂点の各ペアに挟まれた辺に対して、 辺上の3数の定和 が上記のものになるように 辺の○が埋められるかどうかをチェックすればいい。 [2] の組み合わせは、4頂点の数をテキトーに決める10C4通り よりは、だいぶ少ないけれど、それでもまだ沢山あるなあ…
お礼
ありがとうございます! 大変勉強になりました!
- Tacosan
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頂点の位置に入る数値を念力で決める.
- おみみ こみみ(@dreamhope-ok)
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下の図の三角すい が見当たらないです。
補足
三角すいの各頂点と辺の中点に○があると考えてご回答いただけますか?
お礼
ありがとうございます! 大変勉強になりました!