法22条区域、法23条外壁防火構造について
続けての質問になります。
延焼の恐れのある部分について、
外装、内装仕上げの組み合わせにおける防火性能基準がなかなか満たせません。
以下間違っている部分があるかもしれませんが・・。
<H12建告1362 建築基準法に基づく告示>
防火構造の規定
<H12建告1359 建築基準法に基づく告示>
また、耐力面材:モイスTMの個別認定
パーフェクトバリア(充填断熱)の個別認定
これらによって、壁の防火性能を満足させたいのですが、どうも難しそうです。
良案はないでしょうか?
(断熱材をGW、内装合板の下地に石膏ボードを使えばOKですが・・・)
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外装仕上げ:Aガルバリウム鋼板縦ハゼ葺きまたは平葺き
B:ラスモルタルt=20リシン吹付
C:杉板張り(保護塗装)
耐力壁:モイスTM
断熱材:パーフェクトバリア
内装仕上げ:D:石膏ボードt=12.5, AEP
E:合板t=5.5 OSCL
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A-D、Eの組み合わせの場合・・・H12建告1362号により、ガルバリウム鋼板の下地に準不燃材(石膏ボード、ケイカル板等)を使い、内装仕上げは、合板部分も、下地に石膏ボード9.5mm以上を使用することで、断熱材はフリーとなる。
B-D、Eの組み合わせの場合・・・H12建告1359号により、モルタル厚20mm、
内装は上記と同じ。
C-D、Eの組み合わせの場合・・・構造面材にモイスTMを使用すれば、個別認定により、外壁を板張りとすることが可能。(ダイライトも同じ)
■ただし、内装は、上記の様にはいきません。
モイスの個別認定では、グラスウール、ロックウールt=50以上充填が必須条件ですから、
パーフェクトバリアが使えません。
つまり、断熱材をグラスウールを選択すれば、合板部分の石膏ボード下張も必要なく、
さらに、外壁の板張りが可能です。(多分)
しかし、できれば断熱材に、パーフェクトバリアを使いたいため、他の方法を模索しています。
杉板張りがネックですが、告示1362号三-ロ-(2)により、
モイスに耐水石膏ボード(準不燃)を貼るしか、方法はないですか?
ちなみに、パーフェクトバリアの個別認定では、
外装材A:ガルバリウム鋼板0.35以上、構造面材:火山性ガラス質複層板(ダイライト等)、
内装材:石膏ボード12.5以上(※内装材に合板は使えない・・・)
外装材B:軽量モルタル15mm、内装材:石膏ボード9.5mmもしくは合板5.5mm・・・が可能です。(構造面材は、なし、木質系ボード、ダイライト等)
外装材C:木材15mm以上、構造面材:フリー、内装材:Jパネル36mm(使えません)
うまく適用できませんでした・・。
以上、見落としている点、勘違いしている部分もあるかもしれません。
よきアドバイスをお願いいたします。
お礼
ありがとうございます。参考にさせていただきます。