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強調する表現
小学生の国語の問題です。 次の分の中から、強調する表現を含むものをすべて選び、記号で答えなさい。 ア どんなに謝っても、ゆるしてくれない。 イ 父は野球のテレビ観戦が大好きだ。 ウ かれこそ英雄と呼ぶのにふさわしい。 (他にも、選択肢がありますが、省略しました。) 答えはアとウで、それぞれ強調する言葉は 「どんなに.......でも」、 「.....こそ」 でした。 選択肢イは、 「大」が「好き」を強調していると思います。 なぜイを選ぶと×なのでしょうか。 よろしくおねがいします。
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問題の背景が分からないので、もしからしたら、ピントがずれているかもしれません。 問題の背景というのは、この問題が中学入試の問題なのか、学校の宿題なのかということです。それぞれにおいて、どのようなレベルの解答を要求するかが変わってきます。 とりあえず、学校の宿題のレベルで回答します。 強調の意味が込められているかどうかは、他に比較できるものがあるかどうかで決まります。 スイカ、イチゴ、メロンが好きだが、中でもスイカが一番好きだということを強調するとしたら、イチゴやメロンよりも好きだということを明確に示さなければ、スイカが一番好きだとは言い切れません。 質問に戻ります。 選択肢アは、少々謝ったくらいでは許してもらえないだろうということが想像できます。いろいろな謝り方があるけれども、相当誠意をこめないと許してもらえそうにないと考えられる。つまり、読み手が、他の比較できるものを作り上げるわけです。 選択肢ウも、英雄と呼ぶにふさわしい者は他にはいないと言っているのに等しい。つまり、他と比較しての判断だと理解できます。 それに対して、選択肢イは、野球のテレビ観戦が大好きだと言っているけれども、他にも大好きなものがあるだろうと、読み手は考えるわけです。たいていの人は、大好きなものがたくさんありますから。そういう考え方での正解は、アとウでしょう。 さて、もし、選択肢イに問題があるとすれば、「大」ではなく、「は」の方でしょう。 「は」は「が」と同じように、主語を示す働きがありますが、「他とは違う」ということを示す働きがあります。選択肢イでは、「父は」とありますので、「他とは違う」ということに注目すれば、たとえば、「母は嫌いだが、父は大好きだ」という解釈ができます。そういう意味では、私は、あなたの解釈とは異なるところがあるかもしれませんが、すべてが協調表現だと解釈してもいいと思います。 この問題は質問の方法によっては、悪問になるかもしれません。教科書レベルの出題としては、とんでもない問題です。「は」や「が」はいろいろな意用法があるので、問題作成者としては注意すべき言葉です。
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- spring135
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イは好きな程度を大、中、小に分けると大ということを言っているのであって、何も強調していないということなのでしょう。「強調する表現」の定義を明確にせよといいたくなりますね。
お礼
回答ありがとうございます。 他の人にも聞いてみたのですが、 聞いた人、全員イを回答していました。
お礼
回答 どうもありがとうございます。 この問題は小学6年生の宿題レベルの問題です。 比較しての判断の説明よく理解できました。 「は」と「が」の説明も、なるほどと思いました。 詳しい説明で、本当に助かりました。