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海外の学校評価について気になる
- 海外の学校でも評価に「関心・意欲・態度」という項目があるのか気になる
- 日本の学校では評価の観点に「関心・意欲・態度」という項目がありますが、海外の学校でも同様の評価が行われているのでしょうか
- 海外の学校での評価方法について詳しい方がいらっしゃったら教えていただきたいです
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海外の学校と一くくりに質問なさってますが,このような評価基準は,国によって全く異なるもののはずです。ですので,非常に答えるのが難しいと思われます。また,初等教育・中等教育によっても違いますので,そこのところも問題です。 webで画像が張ってあった,イギリスの小学校の通知表の算数の項目にはそのような項目はなさそうでしたが,私の読解力が低いだけかもしれません。 ○○ 通知表 評価 項目 などと,検索で調べてみてはいかがでしょうか。○○のところには国名をいろいろ入れてみたらよいと思います。日本語でも少しぐらい情報はあるものです。英語だともっとあるでしょうけどね。 なお,関心意欲態度とは,一生懸命,真面目に授業を受けて,発表や発言も頑張り,何事にも精一杯取り組んでいるのに,全然できない子どもの救済のような側面もあるのかもしれませんね。 あるいは,学習に興味を持てば,あとは自分で学習できるという側面もあるのかもしれません。 それもあって,観点の重要性として,昔は他の観点より軽く扱われがちだったのが,今は一番重要といわれているのでしょう。
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- supercatt
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有りますね。 日本、中国、韓国及び中国系のシンガポールと香港は極端な数値主義ですが海外では主流ではありません。これは古代中国の科挙の影響だと思います。 ただもちろん国によってシステムは異なります。 ヨーロッパやアメリカの場合は、点数以外の授業態度やボランティアなどの課外活動がその子の評価に大きく関わります。これは当然、担任などの「主観」が入ります。それが駄目だとか良くないと言う風には当地で問題になる事はないですね。 「先生がつまらない授業をして態度が悪い」と言うのは極端な事例ですよね。日本では挨拶や掃除が重視されていてそれが倫理観の形成にもかかわってます。 欧米ではスポーツや授業態度を通じてそれが倫理観の形成になってる部分はありますね。 単純に科目のスコアだけで評価する考えは無いです。 欧米の子の授業態度はいいですよ。良くない子は教室から出されちゃいますから。 先生の権限は大きく「外国籍の子どもにはテスト時間を延長してあげた」とか、貧困地区の子に対して補習や特別授業をしてあげると言うことは多いです。それらは市長などではなく校長先生など現場の先生の判断で行われます。 公平の原則よりも目の前の子どもを大切にしよう、と言う考えの方が勝ってる感じです。 それに対して批判ややっかみが起こることはあまりありません。 「そういうものだ」と考えている人が多いのです。 面白いのは欧米では社会人になるにつれて極端な数値主義になる事(就職ではGPAと言う学部平均点がすごく大事になります。日本人の子どもの偏差値みたいなもんですね。他に会社での評価もすべて数値化されて評価されます) 日本は社会人になるにつれ数字以外の雰囲気や挨拶や年齢など数字に出ない部分を重視していくことが多 いです。 どっちがいいかは分かりません。 ただ心理学的には学習態度を褒めたり評価することの方がやる気に繋がるようですよ。 また「その日は○○だった」と言うような例外要素も担任の視点などがないと見えません。 単に数値上の機械的な評価だけだと本人の意欲は失われるようです。 日本は一部の企業は極端な結果主義、数値主義ですが、あなたにとってそれは理想的な職場と感じますか?僕は感じませんよ。 あーだこーだ友達と担任や上司の悪口を言えるぐらいがちょうどいいんじゃないかと思いますね。
お礼
ありがとうございます。 教育関係の方でしょうか。いろいろと世界の教育に詳しいのですね。 でも書かれている意味がよく分かりません。 「心理学的に」とか「極端な結果主義、数値主義」とか難しいです。 でも,一生懸命教えてくださりありがとうございます。
だんだん論点が明らかになってきましたね。 >学年が上がるにつれ勉強嫌いが増えているように思います。 最大の原因は,学年があがるほど学習内容が高度になるからでしょう。ぼくは,ヒトそれぞれに知能の限界がある(たとえば身長とおなじように正規分布する)と考えています。知能がひくいほど低学年で勉強がわからなくなり,ドロップアウトするでしょう。そして学校をさぼるか,授業中に騒ぐか徘徊するか。 2つは,小学校低学年かその以前の早期の段階で,学習習慣がついていないか,考える脳味噌ができていない子供が増えているからでしょう。日本全体の教育力が落ちていると感じます。上述の知能が高ければ勉強しなくてもある学年までは授業についていけますが,だんだんドロップアウトします。落ち始めたときに,過去を反省して時間をかけて勉強すべきだと気づいて復活できる子供は少ないでしょう。 3つは,社会の変化だと思います。むかしは,農業や個人商店などの「家業を継ぐ」という人生も多くありました。この場合は,学校ではいわゆる「読み書きそろばん」(3R's)ができ,あとは親から職業のノウハウを学べば生きていけました。しかし,日本の産業構造が変わり,農業を継ぐ子供はほとんどいなくなり個人商店も大型店舗に押されて廃業するようになると,将来どんな職業(おもにサラリーマン)にも就けるように教育しなければならなくなりました。中学校では,まず高校に進学しないとどうにもならず,進学率はほぼ100パーセント。高校からは大学・短大になんと50パーセント。そういうわけで,「もともと無理」な子供まで勉強せざるをえなくなったとぼくは見ています。ただし,それで成果があがっていればいいのですが,うわべの進学率が高まるほど「額面割れの高校生・大学生」がわんさと出現したのが実情です。 こういう生徒・学生を扱っているのが教師という職業であり,教師自身にも日本社会がどう動いていくのかわからない状況です。少なくともいえるのは,「将来を夢見て走れ」。 >成績のことばかり言ってテスト漬けにして先生の本に書いてあるとおりに単調な授業を進める先生も多いのではないでしょうか。そんな授業ばかり受けてきたらやる気をなくすのも当然だと思います。 ぼくは悪いとは思いませんね。学校という場所は第一義的に(上述の内容を前提に)勉強するところですから。「テスト漬け」といっても,毎回の授業開始時に小テストをするくらいでしょう? 復習の習慣がついていない生徒なら,そうやってチェックされないと復習もせず遊びほうけるんじゃないですか。また,ドロップアウトを学期の早期に発見できるでしょう。ぼくのように期末試験だけで問答無用の「不可」にするのと,どっちがいいですか? 毎回テストをするのは,作問や採点の手間がかなりかかります。残業して(教師には残業手当はつかない)仕事している可能性があります。ぼくは熱心な先生だと思います。 「単調な授業」というのは,メリハリのつけかたを知らない,教材研究をしていないという,教員の不勉強のせいじゃないかと思います。また,もともと人前で話す職業に向いていないか,話術の訓練もしていない。大学教員には,中高教員にくらべると,そんな素人が多いでしょう 笑。
お礼
三度も丁寧な回答ありがとうございます。 でも,前の回答者様のお礼にも書かせていただきましたが,私の知りたいことは,海外の学校での具体的な評価の仕方で,評価の仕方について善し悪しの議論をしたいと思っているわけではありません。実は,私の書いた意見は,私が聞いた外国の方の受け売りです。私は,国の方針のようなものを私の力で変えられるとも思いません。でも,外国の方が言っておられること(前のお礼の言葉の中に書きました)は正しいのではないかと思います。 passersby2様は,評価についてかなり詳しく知っておられるのではないかと思います。私のように無知の中学生ではありませんので,海外経験等もたくさんおありのことと思います。 ぜひ,海外の学校での具体的な評価の仕方について教えてください。
- TANUHACHI
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的確な質問ですね。 「テスト」に対する考え方にも2つの種類があります。一つは仰る様に「点数やスコアを競う」ことであり、もう一つは「理解度や到達度を確認する」とのスタンスです。 現在の日本ではともすれば前者がもて囃されたり基準であるかのように扱われていますが、本来の意味からすれば後者の考え方が最も適しているとされています(教育関係者の間では)。 因みに質問者様は、現在「中学校の何年生」でしょうか。三年生ならば、四月に行われた「全国学力調査」を憶えていると存じます。あのテストでは国語と数学それぞれに「A」と「B」がありましたね? Aは基本的な知識を問うもの、Bは基礎的知識を活かして応用的な理解を問うものとの違いがあります。そしてこのテストの「趣旨」は全国一律に、同一問題を同一時間で実施することで「全国の小中学生の理解度と傾向」を把握し今後の学校教育の現場に活かす材料とするとのことであって、点数による序列や順位付けをするものではありません。けれども私立学校の参加数を調べてみれば744校中357校となり全体の48%との結果が出ており全国規模での調査というには問題もあります。 もし質問者様が「先生や学校によって評価が異なる」ことを問題視するのであれば、それはこの全国調査のような形にしかなりません。 そしてこの形が問題であるのは、テストの意味が本来の「学習理解度調査」から離れ、結果のみを重視するとのこれまでの形と変わらない側面を全国規模そして個人個人をランク付けする材料にするとの危険性です。 質問者様が日常的に学校で受けている「授業」にも、実際は「学習指導要領」という細かいガイドラインが決められていて、科目を担当する教員はそれに従わねばならず、一方で学習意欲をどう引き出すかと板挟みになっている上に進路指導もあり、良心的な教員はヘトヘト状態です。けれど実際の授業に臨むなら、そうした疲労した姿を生徒の前にさらすことにもいかず、まさに八方塞がり状態です。 >先生がつまらない授業をして態度が悪いと低い得点をつけられたのでは,ますますやる気を失います 少なくとも全員が全員、満足できる授業が実際にあるでしょうか。進度の速い生徒と進度に不安のある生徒が同じクラスにどれ位の比率でいるかによっても、授業の展開の仕方にも進め方にも「違いと工夫」が出てくるはずです。 一人の生徒が「つまらない」と感じても他の生徒がそうではないと感じたら、どうでしょうか。そしてその「つまらない授業内容」が試験範囲に含まれるのでしたら、自分でも積極的に勉強せざるをえないですよね? >先生の評価の方にこそ生徒の「関心・意欲・態度」をどれだけ高めたかという項目を入れるべきではないでしょうか これは既に大学の殆どで取り組まれている作業です。観点別による学生からの教員に対する評価ですが、これは「大学だからできる」ことであって、中学校は義務教育課程ですからシステムとして採り入れることは困難ともいえます(恐らくは文科省が許可しないでしょう)。客観的な評価基準を設けるラインを作ることはとても困難であり、誰が最終的に判断するかとの問題があり、場合によっては関西地方のある市長や府知事が教育現場に介入するとの危険性もはらむことになりますから。 けれども、一年の最後に「これまでの授業でおもしろかったことともう少し説明が欲しかった部分」を自由に作文で書いて下さいなどの提案ならば、実現の可能性があるかもしれませんね。
お礼
いろいろと詳しいコメントをありがとうございます。 でも,私の知りたいことは,海外の学校での具体的な評価の仕方です。 実は,私の知っている数人外国の人にどういう評価をしていたのか聞いてみたら,「関心・意欲・態度」をテストの成績と一緒にして評価するというようなことはないって言われました。皆口々にそのような評価はおかしいし,あり得ないと言われるのです。テストの成績はテストの成績,努力や態度は努力や態度で別のもので一緒にしてはいけないと言われるのです。そこで,本当に世界で日本と同じような評価をしている国はあるのかなと疑問に思ったのです。 TANUHACHI様は,おそらく教育関係の方だと思います。 いろいろ海外の経験等もたくさんおありだと思いますので,○○の国ではこういう評価をしているよ。△△の国ではこういう評価で,世界全体では□□のような評価方法が一般的ですよと教えていただけないでしょうか。
「生徒・学生の関心・意欲を高めなければならない」というのは正論です。漫才などでアメリカ人のまねをして,「いい質問だねえ」という応答があります。じっさいにアメリカ人の小学校教師と話していたら,ぼくの質問に「It's a good question.」と前置きをしたうえで答えましたから,彼らの習性になっているんだろうと思います。「なんだ,そんなことも知らんのか」と答えれば,せっかくの知りたいという関心・意欲をそこなうでしょう。ぼくは実物を見て「なるほど」と思いましたので,自分の応答に気を付けるようになりました。そういう基本的な姿勢は,学ぶものがあると思います。 しかし,最初から「勉強したくない」と思って教室に来ている生徒・学生に感心をもたせるのは,至難のわざです。教壇に立てばわかります。勉強するというのは,あるていど「がまん」を要する行為ですから。教え方が悪かったのか,「がまん」ができない幼児なのか。それを見分けるのは,かなり困難でしょうね。少なくとも,私語をしたり課題を提出しなかったりというのは,「ルール違反」として注意されるべきでしょう。あなたの言い方は,自分のことは棚にあげて「なにがなんでも教師が悪い」という論調に近いと思いますね。ぼくが書いた「黒幕」が,中学生と偽って投稿してるんじゃないかとも思えるくらいです 笑。 ぼくは海外の成績評価の実態については知りませんから,英語で海外のサイトに質問してみればいいでしょう。
お礼
大学か高校の先生なのでしょうか。貴重なご意見ありがとうございます。 別に目の前の先生を批判するつもりで書いているんじゃありません。私に教えてくださる先生はとてもよい先生で,分かりやすく楽しい授業をしてくださいます。 最近の生徒や学生の態度が悪いということも耳にします。私の周りを見ていても,あまりやる気のない人が多いように思います。ても,確かに授業を受ける側にも責任はあるでしょうが,教える側にも責任がないわけではないと思います。学年が上がるにつれ勉強嫌いが増えているように思います。その理由の一つは,生徒のやる気を高めようという工夫が足らないのではないかと思うのです。私の先生ではありませんが,成績のことばかり言ってテスト漬けにして先生の本に書いてあるとおりに単調な授業を進める先生も多いのではないでしょうか。そんな授業ばかり受けてきたらやる気をなくすのも当然だと思います。おそらく先生はそのような先生ではなく,とても温かい心を持った先生だと思います。 世界ではどのような評価が行われているのか知りたいと思っただけです。英語で質問する自信はありませんので,よく知っておられる方に教えてほしいと思ったまでです。
>私は中学生です。最近,とても気になることがあるので質問します。 ぼくは大学教員ですが,最近,とても気になることがあり,おなじ質問をしたいですね 笑。 >日本の学校では,評価の観点に「関心・意欲・態度」という項目があります。・・・ 大学でもありますよ 笑。関心や意欲があるかなんて,どうやって計測するんでしょうね? 頭に電極をとりつけて脳内血流のようすをみれば,いくらかわかるはずなんですが。たぶん,「欠席するな」,「居眠り・私語をするな」,「課題をちゃんと出せ」ということを,あらためて書いただけだろうと思います。 >先生がつまらない授業をして態度が悪いと低い得点をつけられたのでは,ますますやる気を失います。 つまらない話でも,がまんして聞く練習と思う 笑。社会にでれば,上司や代議士のつまらない話を聞かされる機会は,うんざりするほどあります。 >海外でこのような評価をしている国があるのでしょうか。 文科省レベルの上から指示が来ているはずです。そういう教育をちゃんとやっているかどうかを,学校の評価に加えるという恫喝つきで。その黒幕はいるはずですが,「日本の教育改革をとなえて外国の方法を直輸入する,新しい教育学者」だろうと,ぼくは推定しています。学校で教員対象の教育改革講演会などがあれば,顔をだしてくる連中です。文句は,学校の先生ではなく,そういうお馬鹿さんに言ってください 笑。
お礼
早速回答を書いていただきありがとうございます。 でも,日本の大学がどうか知りたいのではなく,外国のことが知りたいのです。 私の知っている外国人は,皆口々にそんな奇妙なやり方はやっていないといいます。少なくともアメリカやイギリスもそうだし,ヨーロッパの国々もそうではないかというのです。 でも,ほんの数人なので世界のことは分かりません。ここではいっぱいいろいろな人が見ておられるので,多くの国の情報が得られると思ったのです。 つまらない話も我慢して聞かなくてはならない場合もあると思います。でも,私の言いたいのは,関心・意欲を高めるのは先生の一番大切な仕事だと思うのです。それを生徒の評価に加えるということは,その役割を忘れてしまうのではないでしょうか。生徒の関心・意欲が低いから成績が伸びないのではなくて,生徒の関心・意欲を高めなかったから成績が伸びないのではないでしょうか。 批判をしたいのではなく,海外の情報が知りたいのです。海外の教育事情をよく知られておられる方,海外の学校に行かれた方,どうなのか教えてください。
お礼
ありがとうございます。 「○○ 通知表 評価 項目」と検索してみたら国立教育政策研究所の「報告書1 諸外国における教育課程の基準と学習評価」というのが見つかり,その中にかなり詳しく書いてありました。通知表の例なども日本語に訳してくださってあり,とても分かりやすかったです。 これを読んだだけで,世界全体のことが分かるわけでもないとは思いますが,私の知っている外国の人が言われたように,到達度と意欲や努力を一緒にして評価はしていないように思いました。 見つけ方を教えていただいたのでベストアンサーにします。