※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:民事裁判における“利害が相反する関係)
民事裁判における利害が相反する関係について
このQ&Aのポイント
民事裁判における利害が相反する関係について指導して欲しい。友人が父親の土地を担保提供したことが問題になり、遺言によって実弟に土地が相続されたことが明らかになった。友人は弁護士に相談しようとしたが、弟の依頼でなければ受けられないと言われた。裁判では弁護士が友人に費用を請求した。
友人が父親の土地を担保提供したことが問題になり、遺言によって土地が実弟に相続された。友人は弁護士に相談しようとしたが、弟の依頼でなければ受けられないと言われた。裁判では弁護士が友人に費用を請求した。
友人が父親の土地を担保提供したことが問題になり、遺言によって土地が実弟に相続された。友人は弁護士に相談しようとしたが、弟の依頼でなければ受けられないと言われた。裁判では弁護士が友人に費用を請求した。
民事裁判における“利害が相反する関係”について指導ください。
◆事件の概要
(1) 私の友人が、事業関係者である司法書士から
「金融機関から1800万円の融資を受けるのに担保が必要になった。担保を提供してくれないか。」
との相談を受けました。友人は日頃お世話になっている人から頼まれたことだったので、
「自分名義の土地ではないが、父親名義の土地はある。」
と答えたのです。
すると司法書士は
「金融機関の方は、自分が日常的に委任を受けて登記等の仕事を行っているのでどうにでもなる。父さんの承諾は必要ないので、印鑑証明と実印がどうにかならないか。迷惑はかけないから・・・・」
と言ってきました。
父親の承諾が必要でないのであればと無断で実印を持ち出し印鑑証明とともに司法書士に渡したのです。
その後、司法書士と金融機関の間で取引きが行われ、父親にも担保提供の確認の連絡は司法書士並びに金融機関のいずれからもありませんでした。
友人は、父親に無断で実印を持ち出し、父親名義の土地を担保提供したことに後ろめたさは感じつつも、その後何の問題も発生せずに 30年が経過したのです。
(2) 問題が発生したのは 4年程前のことです。友人の父親が亡くなり、友人の実弟との間で相続問題が発生したのです。
父親は亡くなる前に遺言を書き、30年前に友人が父親に無断で実印を持ち出し、司法書士に担保提供した土地を実弟に相続させることを遺言書に書き残していたのです。
友人は実弟と遺産分割協議を進めたのですが、この時初めて 30年前に無断で担保提供した土地に「根抵当権」の設定がなされていたことを知ったのです。
友人はこの30年間の間に担保提供した司法書士の仲介で、友人名義の土地を担保に同じ金融機関から 3000万円位の融資を受けていたのですが、司法書士が父親に無断で担保に使用した借入金の返済はすでに完済しており、まさか「根抵当権」が設定されていることなど思ってもいなかったのです。
そこで友人は、くだんの司法書士に事情を聴き、「根抵当権」設定の抹消を頼んだのですが司法書士はこれを無視し、司法書士が仲介した 3000万円の支払いを請求したのです。
(3) 困った友人は知人から紹介された弁護士に相談し、自分と司法書士が父親に無断で実印を持ち出し「根抵当権」を設定したものであるから「根抵当権抹消」の訴訟を行いたいと依頼したのです。
友人から一通りの説明を聞いた弁護士は、
「あなたと司法書士は、遺言による相続人の弟さんからすれば、不法行為の実行者であるから、あなたの依頼は得られない」
と断り、
「どうしても根抵当権抹消の裁判をやりたければ、弟さんを連れてきなさい。弟さんの依頼であれば受けられる」
と回答したのです。
そこで友人は、弟さんを弁護士事務所に連れて行き、弁護士は実弟の依頼を受けたのです。
その後友人の実弟の名前で訴訟が提起され裁判が行われたのですが、何故か受任した弁護士は、依頼人である友人の実弟とは事件の内容についても進行状況についても一切説明を行わず、打ち合わせさえ皆無だったのです。
※このような状況での裁判でしたので、友人の実弟は敗訴となりました。
そこで皆様にご指導いただきたいのが、裁判における友人の実弟との関係ですが、私は友人とその実弟は、利害における「相反関係」にあると考えるのですが皆さんの判断はいかがでしょうか?
尚、依頼人は友人の実弟であるにもかかわらず、受任した弁護士は友人に対して裁判費用の全部を請求し受領しています。
どうぞご意見をよろしくお願いいたします。
お礼
ご回答ありがとうございます。 また、専門的な内容は大変参考になります。 重ねてお礼申し上げます。