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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:貸金業者のコンプライアンスとは?)
貸金業者のコンプライアンスとは?
このQ&Aのポイント
- テレビCMなどでよく見る大手の貸金業者は利息制限法の説明をしているのか?
- 大手貸金業者のコンプライアンスは重要な要素である。
- 利息制限法の説明の有無で企業倫理の判断ができるのか?
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質問者が選んだベストアンサー
面白い質問ですね。 私は業界関係者ではないので、具体的に業者サイドでどうされているのかは全く知りませんが、 察するところ、こういうことではないでしょうか。 いわゆる業者は、最初から大手ではなかった。 そこでは、法的に無効とされる金利であっても、借り手が受容するグレーゾンの適用は、貸金業法による「みなし弁済」規定等のの法的後押しもあって、都合の良い活動分野であった。 おりしもこの分野には従来金融機関の参入が無く、業者の工夫もあって爆発的な伸びを示すことになり、更に上場、社債発行解禁などの規制緩和もあって、多くの業者が年間所得の上位を占めるにいたり巨大化した。 さて、そこでコンプライアンスの問題です。 社会的に認知されている企業には、それなりにコンプライアンスは大切な要素であることは疑いなく、グレーゾーン問題もここまで大きくなった企業にとってはきっと真剣に取り組まざるを得ない課題でしょう。 しかし、これを一挙に導入することは経営的にも無理があるでしょうし、自己否定にもつながりかねず、表面的には「みなし弁済」を隠れ蓑にしながら段階的導入しか道が無いのが実情だと思います。 大手はこぞって銀行との提携による利限法範囲内での貸金業をはじめていますが、これもその一環でしょう。 「みなし弁済」を隠れ蓑にしながら、しかし時間を掛けて、というのが私の見方です。
お礼
回答ありがとうございます。 時代背景、実情に基ずく分かりやすい回答で勉強になりました。