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工務店や建築の仕事をされている方にお聞きします。
請け負い工事代金が、1000万円だとすると、ガソリン代などの緒経費と職人さんたちに支払った残りが純利益になるのですか?純利益は20%ぐらいですか? 私の知り合いが、ひとり親方で建築のリフォームや内装を請け負っています。もともとは左官職人でしたので、見積もりのやり方を知らないのか、素人の私から見てもあまりに安過ぎる工事価格に首をかしげてしまいます。結局、毎回赤字で借金が増える一方です。 そんな友達に、工務店の粗利率や工事の見積もりの仕方を教えてあげたいのです。宜しくお願い致します。
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No.2で回答したものです。 気になる事が有るので再度投稿致します。 質問者様がご友人へ見積もりの仕方を教えてあげたいとの事ですが、 建築関係については素人との事なので 見積もりの仕方をご友人に教えてあげる事は無理だと思います。 工事の見積もりは、他の回答者様が投稿されているような 原価に何割かを上乗せすればOKと言うような簡単なものではありませんよ。 機器等数量がはっきり分かるものは何割か上乗せで良いのですが、 数量がはっきりしない物も有ります。 ご友人は左官工をされていたとの事なので分かり易いところで、砂やセメントの量です。 これらは図面での拾い数量に対し、どの程度余分に必要かを極める必要があります。 (図面では1m3でも実際は1.5m3必要だとか) これは現場での経験が必要です。 労務費に関しては歩掛けというものがあり、 それに労務単価を掛けて労務費を出すわけです。 でも、この歩掛けというのはあくまで見積もり根拠でしかありませんので これで算出した労務費と実際の職人の技量とを照らし合わせ、本当にこの金額で出来るのかを見極めるのです。 そして、上記の事や経費等を考慮して見積もりを作り、 実際にいくらで工事が出来るか実行予算を組みます。 やはりこれにも現場経験が必要です。 そして、見積もりに対しいくらまで価格を下げられるかを把握した上で見積もりを提出しネゴをするのです。 でも、これで思った利益が出るとは限りません。 仮に同じ場所で、まったく同じ建物の工事をしたとしても 工期、現場監督の技量、施主により利益は変わってきます。 なので、見積もりをこうすれば絶対に損はしないという事はありません。 あと追加工事についても同様です。 明らかな設計変更で機器の数量が違う物については交渉しやすいのですが、 見積もりした工事に対して労務費が掛かり過ぎた、材料が掛かり過ぎた等は 見積もりの時の見極めが甘いと言う事で相手にされません。 先の投稿でも記載した通り、先物取引なのです。 追加の支払いに関しても、 現場監督の技量が影響します。 予算組の時にある程度追加を見込んだ予算を組んでいるか、 追加の支払いに対し、会社を納得させる技量があるか、 工事中に予算を考えて少しでも工事費を抑える努力をしているか等々。 それと、先の投稿でも記載した通り、 下請け側が元請けを納得させるだけの技量があるかも大きく関わります。 追加に関しても こうしていれば必ず追加金を貰えると言う事はありません。 まともな見積もりや予算組みが出来るようになるには 10年以上の経験が必要だと思います。 なので、素人の方が簡単に見積もりを教える事など出来ないのです。 本当に難しいのです。 長文で失礼いたしました。
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- uitinka
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何事の商売でも下記の事が原則です。 メーカー(販売価格)1,000⇒小売業者(仕入価格)1,000+マージン300(利ざや)⇒販売価格1,300なのです。ここからガソリン代・諸経費・給与を支払った残りが利益なのです。 純利益とは会計上の利益概念の一。一会計期間の総収益から総費用を差し引くことによって計算される。経常利益に特別損益を加減したものをいいます。 知り合いの親方に教えてください。仕事を請け負う時の交渉が請負のカギです。「ーー仕事」「ーー業」「ーー契約」これをしっかり行っていれば大丈夫です。それと粗利益⇒売上総利益に同じ,を把握することで赤字から逃れられます。少々大雑把ですが,参考になればよいです。
つい最近まで元請けで現場管理をしていた者です。 地域差や会社の規模等で変わってきますので あくまで参考としてお読み下さい。 会社経費を10%、現場管理者の人件費を50万/月とした場合で、 公共工事であれば10~20%の純利益が出れば良いと思います。 民間工事であれば、5~10%位ではないでしょうか。 上記は元請けの場合ですので、 ご友人が何次下請けで仕事をしているのか分かりませんが、 元請けより利益率が低くなると思うので、純利益は一桁出れば良いのではないでしょうか。 一人親方でこじんまりと仕事されているのであれば、 自分の給料と経費、外注費他の支出全てを合わせてプラスマイナスゼロであれば御の字だと思います。 職人で一人親方をされている方は 見積もり等の机上業務が苦手でどんぶり勘定が多いんですよね。 だから追加工事があっても論理的に説明することが出来なく 元請けに認めてもらえないことが多いのも実状です。 自分では追加だと思っていて強気に出ても 実際に計算してみると追加より減額の方が多く、あえなく退散となる事が多いのも実状です。 建築工事業は先物取引のようなものなので、 やはり見積もりはキッチリ出来るようになった方が良いでしょう。
- mukaiyama
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>1000万円だとすると、ガソリン代などの緒経費と職人さんたちに支払った残りが純利益に… 1000万円だろうが 1億、100億であろうが、もらったお金から支払ったお金を引いた数字が利益です。 もう少し細かくいうと、「純利益」ではなく「粗利益」です。 純利益は、粗利益から租税公課その他の間接費用を引いた数字です。 >純利益は20%ぐらいですか… それは、業者によりピンからキリまであります。 >あまりに安過ぎる工事価格に首をかしげてしまいます。結局、毎回赤字で借金が増える一方… 本人の自覚次第です。 赤字でも遊んでいるよりましという考えなら、それも人間として一つの道でしょう。 とはいえ、借金地獄に陥るのでは生活が成り立ちません。 >見積もりのやり方を知らないのか… 各種の下請け業者から事前に見積もりをとり、その合計額に 1~3割を上乗せして客に提出するだけです。 工事途中で増工が出た場合は必ず別途請求するようにすれば、赤字になることは絶対ありません。
お礼
詳しく説明いただいてありがとうございます。 建築業って、難しいのですね~(>_<)