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選択とリスク(野外イベント)

長文です。 ◆某大手レコード会社のアーティストが野外イベントで コンサートをしていました。コンサート途中に天候が乱れ、 雷が頻発、運営会社が避難誘導したが、来場していた ファンの少女に落雷し亡くなった。その少女の親がレコード 会社を訴え、損害賠償を含め現在裁判中である。  ↓ 同様のことが取引している会社で起こり、今後イベントを 請けるか否か当事者である社内の社員、役員で意見を 交わしている。 -‐‐‐以下内容------- 大規模野外イベント 毎年開催。 天候は今年は晴天 場所は住宅地と山間部の境、一級河川もイベントの近くにあり。 スタートは17:00~ 観客: 20万人規模 運営会社は委託され責任の所在は避難誘導まで含まれている。 損害保険には加入済みである。 実際、開催当日は無事で何事もなく運営されたが翌日の機材他 撤収の日の夕方17:00ごろ突然大雨に遭遇、落雷がその野外 イベント会場に落ちた。(天気予報では晴れ)1日遅れたらどうな っていただろうかと社員達は息を飲んだ。 役員間では受注金額も大きいので議論中である。 皆さんにお聞きしたいのはリスク管理のため今後引き受けるべきか 否か。という内容です。よろしくおねがいします。 ※このイベントは野外でしかできません。 おそらく人が亡くなったら以後このイベントは開催されないと 思われます。

みんなの回答

  • isoworld
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回答No.3

 回答No.2の続きですが…  「今回は自然災害という不測の事態が起きたので(天気予報でありえない状況)おそらく損害賠償、裁判等になり刑事事件で有罪にでもなったらこの会社は明らかに傾いてしまうことは予想つきます」とありますね。  裁判の行方がどうなるかは分りませんが、そのイベント会社に過失があったとして有罪判決が出たとしても、過失の割合は非常に低いと見られるので損害賠償金額は大幅に減額されて、事業の継続にはさほど影響はない、というのが私の見立てです。損害賠償保険にも入っていたようですから、実損は少ないと思います。  現実に学校のグランドでプレーしていた生徒が雷に打たれて死んだケースでも、管理監督者がそれほど大きな金額の賠償を求められていませんね。イベント会社のケースでも、雷に打たれた少女は自分(未成年の場合は教育指導すべき立場の両親)にもかなりの過失があります。  「おそらく人が亡くなったら以後このイベントは開催されないと思われます」というのにも私の見立ては大きく違い、リスクの管理にはいっそうの注意はするでしょうが、今後の開催にほとんど影響はない、と考えます。

silkhattm
質問者

お礼

損害保険に加入しているとのことでリスクヘッジがある程度効いて前向きにあると思います。(個人的には) 楽観視していた役員、社員も現場に居あわせて落雷をみていたのでそれを踏まえていろいろ議論されることでしょう。 成り行きをみていきたいとおもいます。ありがとうございました。

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.2

 この事例に限らず、どのような野外イベントにも(それどころかイベント全般にわたって)リスクがあります。ですからリスクの回避をイベントを開催しない方法でやっていたら、何もできなくなります。  イベント企画・実行会社は、それを安全かつ無難に成功裏に行ってこそ、プロとしての仕事になるわけですから、どのようなイベントにもリスクアセスメントを行い、評価し、必要なものにはリスク低減などの手を打たなければなりません。それができないのなら、イベント市場からの撤退しかありません。  このケースでは、天候の乱れや落雷の発生などの気象悪化もリスクとしてとらえ、リスクの情況を適切にモニターし、リスクが現実のものになってきた場合はどこまでカバーしてどんな対策を打つのか(不幸に遭った少女はイベント会場の外にいたらしい)、手順の準備も含めてそのあたりに手抜かりがあったように思われます。  こうした反省を踏まえて、リスク管理をきちんとできる会社でこそ、事業継続が可能です。  何年か前に明石(朝霧駅近く)花火大会歩道橋事故があり、死傷者258人の大惨事になりましたが、それでも花火大会は各地で開催されています。原発事故だって最初は反動で大半の国民は原発撤去に傾いていましたが、そういうわけにはいかない、という考えもあって、いまは継続しそうな勢いになっていますよね。逃げていてはダメなんですよ。

silkhattm
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になります。 ※役員の一人が同意見です。 今回は自然災害という不測の事態が起きたので(天気予報でありえない状況)おそらく損害賠償、裁判等になり刑事事件で有罪にでもなったらこの会社は明らかに傾いてしまうことは予想つきます。

回答No.1

 リスク回避の観点からすると、裁判の判決はどうあれ、訴えられるだけでも、通常業務に支障をきたし、裁判対策に多額の費用を要しますので、回避できるなら回避したほうが賢明だと思います。  企業間の付き合いやほかのイベントなど、他の要素があるなら難しいかもしれませんが、その場合は報酬の値上げを打診する機会にするべきではないでしょうか。

silkhattm
質問者

お礼

ありがとうございます。参考になります。

silkhattm
質問者

補足

明石で起きた花火大会で将棋倒しになり死者を出した件のURL http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%8E%E7%9F%B3%E8%8A%B1%E7%81%AB%E5%A4%A7%E4%BC%9A%E6%AD%A9%E9%81%93%E6%A9%8B%E4%BA%8B%E6%95%85 こちらでは雑踏の中で、死者がでて刑事裁判になりました。 いまだに尾をひいているようです。 自然災害は読めません。

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