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事業主借について
私は今年個人事業を開業しました。 やよいの青色申告を購入し、仕分けの手続きをしているのですが、事業主借の扱い方について質問があります。 なぜ事業主借で備品などを購入したとき、現金出納帳や預金出納帳に記帳しないのでしょうか? 例えば以下のように仕分けした方がわかりやすいと思うし、順当だと思うのですが、そんなことはないのですか? ・預金/事業主借 ・現金/預金 ・消耗品費/現金 例えば、事業資金として事業用口座に振り込み、しばらくしてそのお金をおろして、備品を購入すると、最終的に上記の仕分けになると思います。 しかし、事業用に備品を購入し、その場で自分のサイフから支払うと、「消耗品費/事業主借」で済んでしまいます。(現金出納帳にも預金出納帳にも何も残らない!) どうしても違和感を感じてしまうのですが、なぜ事業主借はこんな特殊(?)な扱いになるのでしょうか? よろしくお願いします。
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- hata79
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事業主勘定だけの問題ではなく、簿記の仕訳で借方と貸し方を相殺するという理屈があるからです。 これは理屈でして、簿記の検定問題の正解には多く使われます。 つまり、事は事業主借勘定だけの話しではないんです。 左右に登場した同一勘定科目の相殺などをすると、今回のように「現金出納簿に何も残らないではないか!?」という疑問が出ます。 簿記は総額主義だといってるのに、もっとも基本となる仕訳時に相殺を許してるという「なんじゃい、それ?」なのです。 「違和感を感じる」という点に、私も同感します。 現金が増えて、それが減ってるのです。 その記録をするための現金出納簿であるのに、それが記録されないという「バカバカしい」ことになります。 なんのために、現金出納簿を作ってるのかわからん!というわけです。 現金 999 / 事業主借 999 消耗品費 999 / 現金 999 という仕訳を起こす実務でよいと思います。 なぜ、左右を相殺しなければいけないのか。 鉛筆が減るのを少しでもケチろうというのかもしれません。 どうってこたぁないです。 帳簿の節約ができるのかもしれません。 どうってこたぁないです。 左右相殺仕訳の弊害は、仕訳を起こしてから日数経過した場合に、 「この仕訳はいったい、なんだ?」と自分でも悩んでしまうこと事です。 そのときは、なにがどうなってるのかを理解してて「教科書ではこれが正解としてるから」と、格好をつけて相殺した仕訳を残しますが、後日「なんだったけ?」となること多しです。 当日は煮詰めるだけ煮詰めて「これだ!!」としますが、後日では煮詰めた熱が冷めてますので、理解できないことがあるわけです。 それを解明する時間のロスのほうが、鉛筆の減りを少しケチって、帳簿の減り方を少しケチった儲けよりも大きいです。 消耗品 1,000円 / 現金 1,000円 でなくてもいいわけです。 消耗品(鉛筆、三菱) 120円 消耗品(鉛筆、トンボ) 115円 消しゴム(トンボ) 95円 メモ帳(輪付き) 420円 コピー用紙 250円 / 現金 1,000円 でもいいのです。 左側に書いてあるのは全部消耗品で統一できるので、こんな仕訳をしなくてもよいというのが「簿記検定の教科書正解」です。 おおきなお世話だと思いますが、それでないと○をくれないというので、検定ではそうしてるだけです。 細かく残しておいたほうが、後々三菱の鉛筆はトンボよりも高かったと分かります。 あなたの感じてる違和感は「事業主借」勘定への違和感ではなく、仕訳時に相殺するという「誰がどこできめたかよくわからん」しきたりへの違和感です。 記帳などは、自分のためにするのですから、後で自分がわかりやすい方がいいのです。 現金出納簿に乗ってこないのは、変なのです。私もそう思います。 実は「仕訳での相殺は、わかりにくくするだけ」説を私は応援してるのです。 博学の方が「左右などというな。借方貸方といえ。相殺すべしという通達があるのだ」と教授してくださることを願います。
- tamiemon96
- ベストアンサー率49% (658/1341)
たとえば、個人の財布から業務用の消耗品費5000円を支払ったら・・・ 現金 5000円 / 事業主借 5000円 消耗品費 5000円 / 現金 5000円 で、何の問題もありません。 でも、一連の流れで、借方・貸方両方に「現金 5000円」がありますから、省略してもOKです。 で、手間を省いて、 消耗品費 5000円 / 事業主借 5000円 としているのですね。 ちなみに、簿記のテキストなどでも、 「売上代金10000円を受領し、直ちに普通預金に入金した」という文章だと、 普通預金 10000円 / 売上 10000円 と仕訳していると思いますよ。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>事業主借で備品などを購入したとき、現金出納帳や預金出納帳に記帳しない… 家事用の現金を、事業用の財布に入れれば現金出納帳に、事業用の預金に入れれば預金出納帳に記入が必用です。 事業用財布にも事業用預金にも入れないのなら、現金出納帳も預金出納帳も関係ありません。 >・預金/事業主借… 家事用の現金を、事業用の預金に入れたことを表します。 また、事業に関係ない振込入金もこの仕訳です。 >・現金/預金… 事業用財布から事業用預金に移したことを表します。 >・消耗品費/現金… 事業用財布で消耗品を買ったことを表します。 >例えば、事業資金として事業用口座に振り込み… その“事業資金”の出所が、家事用財布ならそのとおりです。 >事業用に備品を購入し、その場で自分のサイフから支払うと… 個人事業である限り、事業用の財布も“自分のサイフ”です。 事業用財布が他人のものであることはありません。 >どうしても違和感を感じてしまうのですが、なぜ事業主借はこんな特殊… 特殊でも何でもありません。 “自分のサイフ”を、事業用の財布と家事用の財布とに、厳格に区別しているだけです。 預金についても同じです。