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MUFGカードと三菱東京UFJ-VISAカード
三菱UFJフィナンシャル・グループの三菱UFJニコスがMUFGカードを出している(三菱東京UFJ銀行限定デザインのMUFGカードもあり)その一方で、三菱東京UFJ銀行が独自に三菱東京UFJ-VISAカードを出しているのはなぜでしょうか? この二つは、狙いとする顧客層が違うのでしょうか。
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三菱UFJニコスは、口座がどこの銀行かは関係なく全ての人をターゲットとしてます。 一方、三菱東京UFJ銀行がクレジットカードを発行しているのは、三菱東京UFJ銀行に口座を持っている人をターゲットとしています。 三菱東京UFJの銀行の発行しているカードも、実際の業務運用の大部分やシステム運用は三菱UFJニコスが行なっています。 三菱UFJニコスニコスは、日本信販とUFJカードとDCカードが合併してできた会社です。 このうち、UFJカードは東海銀行系のミリオンカードとJCBのフランチャイズのひとつである三和カードサービスが合併した会社で、DCカードは三菱銀行系のカード会社です。 かっては、銀行系のクレジットカードは銀行の子会社が発行していました(上記の三和カードサービスもそのひとつ)、2000年以降銀行が直接発行する形態に変わってきています。 都市銀行だけでなく、地方銀行も同様で、例えば千葉銀行はJCBカードとDCカードを自銀行で発行を行なっています。これも、自分の銀行の口座を持っている人の囲い込みです。 MUFGカードは、三菱UFJカードニコス合併後、新たなブランドとして立ちあげ、将来的には3ブランド(Nicos、UFJ、DC)を統一することになっていました。 UFJカードは既になくなりましたが、NicosとDCは一旦新規募集をやめたものの、その後復活しています。 これは、MUFGと言うブランドがあまりに知名度が無く、知名度のあるNicosを復活させたのと、DCカードについては知名度もそうですが、フランチャイズである各銀行の猛反対にあったと聞いています。 と言うわけで、本来は各銀行はMUFGカードを自銀行のクレジットカードとして直発行させられる予定だったのが、千葉銀行のようにDCカードを今まで通り発行しています。 ちなみに三菱東京UFJ-VISAカードは、DCカードの名前が一切見えませんが、DCカードのシステムで運用されています。
お礼
よく分かりました。ありがとうございました。