無免許医師 逮捕 ＠ 患者の評判はとても良かった

質問

ここ何年間かで無免許医師の逮捕というニュース記事を何度か見ました。そこで不思議なのが逮捕された無免許医師は総じて患者の評判が良いお医者さんであるということです。
医師としての資格もなく見よう見まねで診察をして、なぜか淘汰されるどころか 評判の良いお医者さんとして仕事をしています。またこれは日本だけの傾向ではないようで米国のニュースでも同じような事件が取り上げられていました。

なぜ医療の市場でこのような事が起こるのでしょうか？

回答No.4

畑山 隆志（@deltalon）

そりゃチクられると怖いから。
　社会で表立って看板を掲げられないビジネスはみんなそう。
　ビジネスとは違うが映画「ミュンヘン」の原作『標的（ターゲット）は11人 モサド暗殺チームの記録』にも出ているが、暗殺チームの連中が、コトが進むにつれどんどん他人（老人など）に親切になったという記述がある。もちろん良心という面もあったろうが、非合法ゆえの、官憲に補足されることへの恐怖もあったろう。
　似たようなビジネスなら比較しやすければ、弁護士とファイナンシャルプランナー（FP）のような隣接分野では、先生と言われて高い費用と敷居がある弁護士より、民間資格のFPのほうが総じてサービス精神があふれている。やはり市場で競争せねばならないゆえの緊張感がなせる技だろう。
　（なお、FPは資格維持のために会費を払う必要があるので、お客がいないと資格さえ維持できないことになる。これでは緊張もする。）

　結局は公的な権力（＝資格を付与する権限）が市場に敗北していることの証左。

回答No.3

aothegenus

質問の主旨が分かりにくいです。おまけに市場でとか。市場という単語を用いるような市場にはなっていないよね、皆保険だし。

無資格の人が開業できるのがよく分かりませんけど開業できたら評判は資格に関係ないでしょう。資格がなければ評判は良くならないの。
評判はこんなものとも言えますし医療がそんなものとも言えますね。それをバラしたらいけないのにこのニュースでバラしてしまった。でも質問者さんは何か腑に落ちない。
１年目の医師に臨床能力はありませんよね。でも資格はありますよ。これがまさに医療の市場ですかね。

経済カテゴリでのご質問ですが。

回答No.1

mekuriya

少なくない患者は、病院に医療を求めているのでなく、親身になって話を聞いてくれる人を求めているだけだからです。言い換えれば、専門職としての医者ではなく接客業としての医者を求めている患者が多いってことです。無免許医師は専門性に問題があっても、接客業としての務めは果たすことができる。無免許医師はひたすら患者のご機嫌を取らないと、免許非所持を突っ込まれてしまいますから、本職の医者以上に患者のご機嫌取りに一生懸命になるものなのです。それが評判につながります。

また個々の医者の知識・技量の差が、結果に現れる局面というのはほとんど現れないレアケースだということもあります。ヘボ医者のせいで助かる患者が助からなかったというケースは実際はほとんど起こらない漫画だけの世界なんです。助からない時は誰が診たところで助からない。本当にレアケースの難病の場合は、患者の方から大病院でその病気の権威を探しますから、間違ってニセ医者に当たる可能性は０です。

医療業界は医療技術の巧拙で淘汰されることはほとんどない。経営能力の巧拙で淘汰されるだけです。

補足

書き込みありがとうございます。

> 病院に医療を求めているのでなく、親身になって話を聞いてくれる人
> を求めているだけだからです。言い換えれば、専門職としての医者で
> はなく接客業としての医者を求めている患者が多いってことです。

そうなのですか。
私の周囲には「 病院に医療を求めている人」はいますが、「病院に親身になって話を聞いてくれる人」を求めているだけの人は1人もいません。でも「話をまるで聞いてくれない」といった感想を話す人はいますが。
ちなみにmekuriyaさんの周辺はそんなに 病院に「親身になって話を聞いてくれる人を求めているだけ」の人が多いのでしょうか？
私の周辺を見る限りとても信じられない話です。