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レーザー装置による電磁波障害

工学系の大学院生です。 炭酸ガスレーザーを中空光ファイバーで導光し、レーザー照射中にファイバー自身の歪みや温度を測定しようと実験しています。 歪測定には金属薄膜式の歪センサを、温度測定には白金測温抵抗体を使用し、 いずれも微小な電流を一定に流し、歪や温度の変化による金属抵抗値の変化を利用し測定しています。 ところが、レーザー照射中、いずれの測定においても測定値が増加傾向に変化し続けるため、 測定値に信ぴょう性がありません。 その増加割合はレーザーがハイパワーであるほど顕著です。 温度が変化し続けるのは、温度がうまく測定できていない可能性が考えられるのですが、 照射中、ファイバーは固定しているので歪は変化しないはずです。 この現象はレーザーそのものの電磁波ノイズによるものと考えたのですが、 指導教員いわく「何もわかっていない」そうです。 一体何由来の電磁波ノイズなのでしょうか。 また、電磁波ノイズならばどうすれば防止できるでしょうか。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

  • lumiheart
  • ベストアンサー率47% (1141/2405)
回答No.1

>いずれの測定においても測定値が増加傾向に変化し続けるため、 具体的にどれだけ増加したのでしょう? スタート時25℃であったのがレーザー起動後200℃とか300℃とか ありえない温度まで上昇したのでしょうか? それとも、実験前の想定では1℃以下の温度変化のハズが 2℃くらい上昇したのか? >照射中、ファイバーは固定しているので歪は変化しないはずです。 ファイバーの温度が上がればファイバー自身も熱膨張して歪むハズ? ひずみゲージ及び変換アンプのメーカ及び形式は何? http://www.kyowa-ei.co.jp/product/strain_gages/gages アンプゲインにも拠るけれど これらのひずみゲージにはミクロン単位のひずみ計測が可能です 実験前の想定ひずみが10ミクロン以下だったはずが 100ミクロン以上ひずみが出たのか? 逆に レーザー照射後に温度、ひずみが上昇したとする そのままの状態でレーザーを停止したら? ノイズで上昇していたのならレーザー停止した瞬間に 元の値に戻るハズです EMC対策で検索すれば沢山出てきます http://ednjapan.com/edn/articles/1207/12/news096.html http://ednjapan.com/edn/subtop/features/edn_index/antinoise.html http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise231.html http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise221.html ただ、多くの場合電磁波障害ではなくて電磁誘導 (現代の電子機器はそんなに強い電波は出さないようになってる) 大電力機器の電源ケーブルからの電磁誘導が多い (大型インバータ等) 単純に大電力ケーブルから計測用センサ及びセンサケーブルを引き離す それだけでノイズは激減する http://www.miyazaki-gijutsu.com/series2/noise101.html 狭い場所にケーブルを敷設するとかなり接近させてしまう 電力ケーブルと信号ケーブルを並行に這わしたり やってはいけないことしてるのも多い

__zassou__
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 >具体的にどれだけ増加したのでしょう? スタート時25℃であったのがレーザー起動後200℃とか300℃とか ありえない温度まで上昇したのでしょうか? それとも、実験前の想定では1℃以下の温度変化のハズが 2℃くらい上昇したのか? レーザーの出力によって異なりますが,おそらく後者だと思います。 >ファイバーの温度が上がればファイバー自身も熱膨張して歪むハズ? ひずみゲージ及び変換アンプのメーカ及び形式は何? 確かに熱膨張していたのかもしれません。 ひずみゲージ(632-124, RS components):http://jp.rs-online.com/web/p/strain-gauges/0632124/ アンプ(NR-ST04,KEYENCE):http://www.keyence.co.jp/keisokuki/pcdirect/gr_7000/nr_st04 >実験前の想定ひずみが10ミクロン以下だったはずが 100ミクロン以上ひずみが出たのか? 逆に レーザー照射後に温度、ひずみが上昇したとする そのままの状態でレーザーを停止したら? ノイズで上昇していたのならレーザー停止した瞬間に 元の値に戻るハズです 例えば,照射前900μSTだったのがレーザー照射中1100μSTに変移して,レーザーを止めると徐々に900μSTまで低下します。 大電力ケーブルから計測用センサ及びセンサケーブルを引き離すことができない場合,例えば,レーザーの電源ケーブルをアルミ箔で覆うと改善されるのでしょうか。他には,どういった対策が考えられるのでしょうか。

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