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浅間様のお参りに稲荷神社へ?
- 浅間様のお参りに稲荷神社へ行くことはできるのか?
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- 稲荷神社で無病息災や健康をお願いすることは可能か?
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浅間信仰は木花咲耶姫命(コノハナサクヤヒメ)これは火の神。稲荷信仰は農作の神で、宇迦之御魂神や豊宇気毘売命などさまざまです。だから本来ならば両者に関係はありませんが、古くて祭神も判らなくなってしまった祠には「稲荷」と名づけてしまうことも少なくありません。なので、そこが元々稲荷なのかどうかは調べなきゃ断言は出来ないんです。 そうでなくても神道の信仰においてはあまり「何の神様か」といことには無頓着な部分がありました。取り合えず神社に行けばいい…その程度でいたようです。だから年老いた人などはとりあえずなんであっても近くの神社という事になります。そこがたまたま稲荷だったということでしょう。 別に言いも悪いも無いので、お義母様と一緒ならお義母様の言うとおりにすればよろしいんです。 自分の代になったらキチンと浅間神社を探してお参りすればいいということです。 これはつまり「忠孝」の問題です。忠とは自分を支配するものに対する義であり、孝とは親に対する義です。 武家社会の長かった日本では孝より忠を重んじます。だから殿様に従い、時には親を捨てたり殺したりもします。 一方本来の中国では忠より孝を重んじ、中国の属国であった朝鮮ではさらにその作用が強く、王であっても親には逆らえず、それが国を滅ぼそうとも支配者である中国を戦う事になろうとも親の言うことを聞いたようです。 まぁそこまで行かなくても、今の日本では忠の対象がなくなっているので、できる範囲で孝を重んじても余韻ではないかと思います。 江戸時代は長屋ごと、街毎に稲荷神社がありました。江戸では「江戸名物、伊勢屋、稲荷に犬の糞」といわれたほどです。 もともとご利益信仰はありましたが大流行したのはつい最近の話です。そもそも女子供が簡単に町の外に出れなかった時代。交通機関も歩きしかなかった時代に遠方に詣でに行く等命がけでした。だからほとんどは近くの神社で済ませたわけです。 なので、どの神様に何のお願いをしても問題等ありません。 ちなみに「浅間」は富士に限らず火山を表す言葉であり、浅間信仰も富士に限る必要はありません。長野群馬境界の浅間山も日本各地の浅間山、九州の阿蘇も語源は同じです。
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- chiychiy
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こんにちは 仰る通り、浅間様は浅間神社の例祭のことです。 7/1は富士山の山開きの日がその日に当たります。そして、この1年間で産まれた子を連れて参拝します。 浅間神社と名のつくところでは行われているところが多いです。 内容は地域によって異なるようですが、殆ど関東近郊ですね。 <一年間に生まれた赤ちゃんを連れて参拝し、額に朱印を押すと、病気もせずにスクスクと育ち運も開けるといわれ、350年以上も続けられています。> 子供を守る氏神様と言われています。 本山では、安産・子宝祈願も有名みたいです。 稲荷神社は、農業や商売繁盛なので本来の浅間様の意味合いとは違いますね・・・。 お宮参りしているのならいいのではないでしょうか? 後はお義母様が納得されればですが・・・。 ご参考になれば幸いです。 http://www.city.ashikaga.tochigi.jp/site/ashikaga-kankou/i-hatuyama.html http://www13.ocn.ne.jp/~shiraoka/dentougyouji/hatuyama.htm http://sengenjinjya.com/kitou/anzan.htm http://www.sengenjinja.info/shintou/iwai/ http://www.asakusajinja.jp/asakusajinja/sengenjinja.html http://inuyama.gr.jp/shrines-temples-historicsite/shrine/842
お礼
参考URLをたくさん教えていただき、ありがとうございました。 大変興味深く、一つずつ拝読しようと思います。
お礼
歴史的な背景から、忠孝に基づく考え方までご教示いただき、今後両親や義理の両親と接するにあたり大変参考になりました。 ありがとうございました。