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ダイエットと血糖値を下げる方法で食べる順番
食べる順番を変えるだけでダイエットと血糖値を下げると聞きますが、 食物繊維→ たんぱく質→炭水化物の順番ですよね。 一つ一つ完食するのでしょうか? それとも繰り返して分けて食べていくのが正しい食べかたなのでしょうか? よろしくお願い致します。
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一皿一皿終わらせて食べます。 サラダを全部食べて、お肉やお魚を全部食べて、最後にお米。 お米だけを延々と食べるなんて飽きそうなので、 自然とお米の量は減ってダイエットには良さそうですけど。 健康面で言えば、消化の早いものから順に胃に入れます。 果物で30分前後、野菜で1~2時間、たんぱく質は10時間前後、 炭水化物は長くて24時間前後と言われます。 順番にスムーズに消化されていきますが、 順番が狂うと消化時間の短いはずの果物などは胃の中で腐り始め、 お腹を壊す原因になります。 食後のデザートに果物はNGなのですね~。 上記は単独で食べた際の消化時間なので、 同時に食べると70時間を越すこともあると言われます。 ダイエット面で言えば、今度はGI値を意識した順番になります。 低いGI値、よく言われる低GI食品てやつですね。 ダイエットには血糖値を急激に上げるのはNGです。 GI値の低い順番に食べると、血糖値がゆっくり上昇します。 野菜類は低GIなものが多いので、順番としては上記と同じで良いかと思いますが、 野菜の中にも、お米よりGI値が高いものもあるので少し注意かもしれませんね。 例えばじゃがいもはGI値90、お米は80程です。 ですが、日本では本来この食べ方はマナー違反とされてきたようです。 外国ではコース料理が定番ですが、まさにこの食べ方ですね。
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- higegie2
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理論的には、食物繊維→タンパク質→糖質の順が宜しいと思います。ただ、現実の食事として考えると、微量であるか否かは別として食品には食物繊維、脂質、タンパク質、糖質が含まれていますので理屈通りに食べることはできませんね。 何故このような食べ方を薦めるかと云うと、食物繊維は消化吸収が難しく胃内・腸内には長く留まる訳です。一例をあげれば代表的なタンパク分解酵素はペプシン、脂肪分解酵素はリパーゼ、糖質分解酵素はアミラーゼです。食材を噛み始めると唾液腺からはアミラーゼが分泌されて、胃内ではアミラーゼ分泌はゼロ。一方、リパーゼとペプシンは胃内に分泌されますね。 と云うことは、糖質は胃を素通りするほど短時間で腸に移行して、小腸でアミラーゼの消化作業が進み、ほんの30分ほどで消化吸収されて血糖値を上げ始めます。お腹が空いたときに、甘いものを食べると30分ほどで空腹感が解消されますね。これは糖がにわかに吸収されて血糖値を上げたことを意味します。 ヒトを肥満させる栄養素は90%が糖質で、脂肪やタンパク質は血糖値を上げず、カロリーオーバーさえしなければ太り難い栄養です。 従って、糖質を長い時間胃内に留めておくと急激な血糖上昇は少なくて太り難いわけですから、胃に長く留まる食物繊維をたくさん食べて、次にはタンパク質を食べるのが良いのです。その理由は、ペプシンと云う酵素は強酸性でpHは1.5~2.0、この酸は皮膚に塗れば火傷するほどです。この状態では危険な酸を十二指腸に流れ込まないように、胃の幽門をギュッと締め付けておきます。 胃の壁は分厚く作られており、尚且つムチンに覆われて強酸にも強いのですが、胃の次の腸・十二指腸は薄っぺらで酸に弱いから、胃内でタンパクの粗消化が済むまで十二指腸に送られないことが理解できると思います。そして粗消化が済んだらセクレチンにより酸が中和されて、安全な状態になってから胃の出口である幽門を開いて、粗消化された食物を十二指腸に送り込んで本消化作業に入ることができます。この所要時間は1時間から2時間も掛る訳で、その間糖質も一緒に胃内に閉じ込められて糖質の消化・吸収が遅らされるのです。 これが急激な血糖上昇は起こらず肥満防止につながる理由です。
お礼
ありがとうございます。 専門的に血糖上昇は起こらず肥満防止につながる理由をわかりやすく教えれ頂いて大変ためになりました。 カロリーや栄養分を見て順番を関係なしで食べていました。 本当にありがとうございました。 本当はお二人に同じポイントを差し上げたいのですが お礼のポイントですが1人しかつけれないので申し訳ないですが最初の方につけさせてもらいます。 私にとってはお二人とも最高のポイントです。
お礼
回答ありがとうございます、 健康面とダイエット面いうと違ってくるんですね。 胃の中で果実が腐ること初めて知りました。 食事によってお腹を壊したりする時がありました。 そのことが原因のひとつでもあったかも知れませんね。 野菜のなかでじゃがいものことも気になっていました。 色々教えてくれてありがとうございました。