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防衛研究所?
- 石破氏の国会発言の中で 太平洋戦争開戦前に防衛研究所(申し訳ありません、うろ覚えです)が日本が戦争に参加することの 是非について検討した結果、 ”戦争すれば負ける”という判断だった という主旨のコメントがありました。 この内容について詳しくご存知の方がいれば、正式な研究所名と当時の研究所の見解を教えて下さい。
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「 総力戦研究所」です。 その総力戦研究所が組織した模擬内閣(首相や各大臣も置く)が、(真珠湾攻撃の三ヶ月ほど前の)昭和16年8月27日と28日の両日、本当の内閣・近衛内閣と対峙して会議を開き、模擬内閣が討論の結果到達した結果を報告していました。 その内容は「12月の中旬、奇襲作戦の敢行により緒戦の勝利を見込まれるが、しかし物資において劣勢な日本の勝機はない。戦争は長期戦になり、終局ソ連参戦を迎え、日本は敗れる」というものでした。 ソ連の参戦まで全て完全に予想していました。 東条英機などは、走力研究所の研究の動向に注目していただけにショックだったようですが、結局は東条英機や大本営参謀の辻正信ら戦争推進派が総力研究所の意見を潰してしまいました。
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内閣総力戦研究所 ですね。 東京都知事の著作「日本はなぜ戦争をしたか(昭和16年の敗戦)」などに詳しく載っています。同じ人の「黒船の世紀」、松本健一の「日本の失敗」などは日本人の必読書ですね。 備蓄していた石油が足りなかったことが最大のネックだったようです。
- ZeonDuchy
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たぶんですけど秋丸機関の事ですかね? 正式には陸軍省戦争経済研究班と言いますけど東条陸相に嫌われてたりってので名前結構変わってた気がします。 開戦予測の報告ですが。純粋な戦力での報告と言うよりは経済力に重きを置いて調査した報告ですかね。 以下が報告されたという内容ですが。 『対英米戦の場合、経済戦力の比は20対1程度と判断するが、開戦後二年間は貯備戦力によって抗戦可能、それ以後は我が経済戦力は耐えがたいと言った結論であった。』 まぁ20倍の相手に挑めばそりゃ負けますね・・・。