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真空計についての質問
- 真空計についての質問をまとめました。ポンプの吸い込む力や真空計の単位について疑問があります。吸い込み圧力の単位をKpaからcmHgに換算したいです。
- 吸い込み圧力の範囲やゲージ圧の概念についても質問しています。吸い込む力が制限されている理由についても知りたいです。
- 真空計について学びたいので、詳しい方に教えていただきたいです。
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76cmHgというのは、トリチェリの真空計(http://homepage3.nifty.com/kuebiko/science/freestdy/WtrClmn2.htm)を使ったときの水銀柱の高さが76cmに相当する圧力で、これが1気圧になります。しかし、写真のVacuum Gauge(真空計)は、1気圧からどれくらい圧力が減っているかを示したもので、0のところが大気圧(1気圧)で、76のところが真空(気圧0)という意味になります。Vacuum Gaugeをポンプにつないで真空引きすると、針が反時計周りに回っていき、0のほうに近づいていくはずです。 このVacuum Gaugeの表示を A [cmHg] とすれば、[気圧」単位や[Pa]単位の圧力の換算は以下の式でできます。 圧力[気圧] = ( 76- A )/76 圧力[kPa] = 101.325*( 76 - A )/76 例えば、Vacuum Gaugeの表示が 60 cmHg のとき 圧力 = 0.21気圧 = 21.3 kPa になります。1気圧=101.325 kPa です。天気予報の 1000ヘクトパスカル が 100 kPa です。 >吸い込み圧力は+35Kpa~-16.7Kpaを推奨します これは、吸い込み側の圧力範囲が、100.1325+35 kPa から101.325-16.7 kPa という意味だと思います。つまり 84.6 kPa(0.835気圧)~136 kPa (1.34気圧)の範囲です。吸気側の圧力があまり高いとポンプの中の部品が圧力で壊れる危険があるので、あまり高い圧力の空気を吸気してはいけないということです。その限界が136 kPa (1.34気圧)だと思います。 一方、低いほうの圧力(86.6 kPa)の限界は、吸気側の圧力が86.6 kPa未満だと、ポンプの性能上、排気できない(空気を吸えない)ということだと思います。つまり、このポンプの到達圧力(長時間排気したときの吸気側の圧力)は 86 kPa 程度ではないでしょうか。
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- inara1
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ANo.1です。間違いがあったので訂正します。 【誤】0 のほうに近づいていくはずです。 【正】76 のほうに近づいていくはずです。
お礼
ありがとうございます、とても勉強になりました。 参考にさせて頂きます!
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ありがとうございます、とても勉強になりました。 参考にさせて頂きます!