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延命処置の内容について(大量出血?と思われる物の)
この前質問させていただいた、アルコールのせいかもしれないとはいえ、 吐血して(食道静脈瘤破裂と思われる出血)、死んでしまった父の事で、 今回別の質問をさせていただきたくここに書きました。 父は救急での時、延命処置されなかったのですが、あの時の大量出血?と思われるもので、延命処置しなかった、とは、 具体的にどんな内容の処置?を父はされなかったという事なんでしょうか? もし延命処置をされていたら具体的に、どんな内容の処置?をされていたのでしょうか? 父は、死亡時の年齢は60才になってから半年たつかたたないかで、 肝硬変はかなり悪かったようです。 肝癌もあったようですが、体に影響するほどではなかったようです。 自分には色々と理由があるのと、あの場での状況の体験からなっとくがいかなかったり、悲痛な思いがあり、 普通はどうなのか知らないので分かりませんが、とてもむごい光景でした…。 たとえ父が管につながれて大変な状況になり、少ししか生きられていなくてもベッドの上にいてほしかったです…。 なるべく細かく知っている事だけでいいのでよろしくお願いいたします。 ホームページ等も知っていましたら教えていただきたいです。 参考のため、下に母から聞いた経緯をかなり簡単に書きます。 (関係あるのかないのか分かりませんが、その救急での女性医師のかたと一人の看護婦さんは、すごく感じがよくない方達でした…。) 父が吐血して救急車で病院へ行き、何らかの作業(治療行為?)をしようとしたが 心臓がピーとなり(心電図的な物?)(止まりかけたという事?) ↓ ストレッチャー?みたいな物で父は処置室?に戻され ↓ 次に母は、廊下で待たされた。 ↓ 母が処置室?に呼ばれる。 ↓ その後か前か母はよく覚えてないが、 延命をどうするかを医師に聞かれ、一人で決めかねていた母は、 延命処置したら一体どうなるのかを医師に聞いたところ 「しかたないんじゃないんですか。もういいんじゃないですか。」 と言われ、母はそれを延命しても一生、植物状態になるだけだと言われてると思って、延命しない事を伝えたらしいです。 ↓ 母は、その後、電話して私達を病院で待つ。 ↓ 母が待ってる間、その女性の医師は 「万が一……(よくなっても?)でも、また(お酒飲んで?)くり返されてもね 」 というようなニュアンスの事を母に喋っていたそうです…。 ↓ その後、私達子供が病院に着き(延命処置されてないとは知らない。)、 心電図?はピコン、ピーと変なふうに?(健康な人がどんなふうに鳴るのか分からないが。)鳴って動いて、父は仰向きにされていました。 ↓ 母がいた時と私達が病院ついてから合計して、父は、少なくとも50分は心臓が動いてた。 (母もそう認識してます。自分はもっと長く感じましたので、時計は見ていないので分りませんが、実際もっと長く動いていたかもしれません。) (普通はどうなのか知らないので分かりませんが、とてもむごい光景でした…。)
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- rokutaro36
- ベストアンサー率55% (5458/9820)
食道静脈瘤の破裂に対する治療の基本は、 止血と輸血による救命です。 大量出血により、この基本の治療が上手くいかないと 出血性ショックに陥ります。 出血性ショックというのは、単に血がたくさん出るという意味ではなく、 血液が不足する ⇒ 臓器への酸素供給が不足する ⇒ 臓器が壊死する ⇒ 死亡する という状態のことです。 お父様の場合は、この出血性ショックを起こしたのだと思います。 また、肝硬変があったことから、肝不全の状態になったとも 考えられます。 このような状態で救命できたとして、延命処置としては何をするのか? というのがご質問だと思います。 人工呼吸器による呼吸管理、 ペースメーカーによる心臓管理 人工透析、栄養点滴などが考えられます。 このような状態なると、まさに、機械によって生かされている という状態になります。 では、このような状態になったら、次に何が起きるのか? という問題です。 まず、このような機械を患者に付けたら、外せなくなる ということです。 外せば患者が死亡するので、患者の家族が外して欲しいと 言っても、医師は外してくれません。 外すには、病院の倫理委員会の承諾が必要ですが、 「倫理」と名前がつくだけに、経済的理由では外してくれません。 では、経済的理由とは何か? この状態になると、医療費の自己負担は、月に数十万円となります。 なぜ、こんなに高額になるのか? それは、健康保険の効かない差額ベッド代のかかる 個室に入れられるからです。 機械を入れるので、大部屋では無理なのです。 その個室料のために、月に数十万円の負担となるのです。 などなど、延命処置に伴うトラブルは色々とあります。 助かる見込みのない患者に無駄な治療を続ける という批判も多くあることから、 最近では、医師は、延命をしないように家族に勧める傾向が 強くなっています。
- honegon
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前回の質問、回答、回答へのお礼もすべて読ませていただきました。 蘇生措置を続けていたら植物状態になるが少しは延命できていたと誤解されているようですが、実際には植物状態にすらなれないくらい厳しい状況であったと思います。 前回の回答にもあったように、延命処置をするかどうかを尋ねていたのではなくて、胸骨圧迫(いわゆる心臓マッサージ)を中止するタイミングを尋ねていたと思われます。 胸骨圧迫をやめるには家族の同意を得ることが慣習になっています。まず蘇生できないだろうと医師が判断した時点で、家族に蘇生措置を中止してもよいか尋ねます。 >「しかたないんじゃないんですか。もういいんじゃないですか。」 こう言った医師の気持ちはよくわかります。 その場にいた家族が決められずに、他の家族の到着を待って2時間近く胸骨圧迫を続けていた事例を経験したことがあります。とてもかわいそうでした。 他の家族が到着するころには、肋骨がすべて折れて胸郭が変形し、顎関節の死後硬直が始まりつつありました。 そうなることが分かっているので、家族が決めかねているときには「もういいんじゃないですか。」と尋ねたくなります。 >「万が一……(よくなっても?)でも、また(お酒飲んで?)くり返されてもね 」 その場にいたわけではないのでわかりませんが、そうは言っていないと思います。 万が一、心拍が再開しても元気に退院できることはない。意識が戻ることはない。というニュアンスだと思います。 胸骨圧迫を中止するときは、家族はある種の大きな罪悪感を感じているように見えます。「もう少し続ければ助かるのではないか。」「それを自分がやめさせてしまってよいものなのか。」と感じるのでしょう。とてもつらそうなので、我々は、次のようにお話しします。 「万が一、心拍が再開しても元気に退院できることはまずありません。意識が戻ることもほとんどありません。」 胸骨圧迫を中止したのは正しい判断であったということを家族に理解してもらい、罪悪感を少しでも和らげるためです。 この状況で心肺蘇生を中止したことを後悔する必要はありません。最善の選択をされたと私は思います。