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ショッピングカート機能と総合型サービスの違い
- ネットショップの運営において、ショッピングカート機能と総合型サービスの違いについて知りたいです。
- 一般的なネットショップの運営方法として、自社HPに加えて総合型サービスを利用するかどうか疑問に思っています。
- 具体的には、カラーミーや楽天市場などのサービスを利用してネットショップを運営している場合、それが自社HPの一部として扱われるのか別枠として扱われるのか知りたいです。
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ショッピングカート機能と総合型サービスの違い 実店舗でのお店運営をする上で発生する仕事を考えてみれば、わかることだと思いますよ。 実店舗では、お客さんが自分でカゴに商品を放り込み、それをレジで精算する。これらがショッピングカート機能ですね。 でも、実店舗の運営において、上記以外のいろんなお仕事が発生します。その日に売れた商品の一覧表作成とか、一定在庫数を切った商品の仕入れ発注作業があります。 買った商品を持ち帰らず、知人宅にプレゼントとして発送するように頼まれたので、その発送作業をする。 沢山買ってくれるお客さん、何度も買ってくれるお客さんをまとめた「お得意さんリスト」の作成があるかもしれません。 また、お客さんの誕生月には、特別割引のバースデーカードを発送する仕事があるかもしれませんね。 まあ、いわゆる”売り場”ではなく、裏の事務所や倉庫などでやっているバックヤードのお仕事をやってくれる機能まで提供するのが”総合型サービス”でしょう。 当然ながら、いろんな機能を提供してくれるほうが、店舗運営が楽になるし、売上げを伸ばすには、どうしたらいいか?という指針が得やすい。 また、最近では、”ビッグデータ”解析ってのが話題になっています。 顧客がA商品とB商品を買ったという履歴があれば、「この方には、C商品をお勧めしたら買ってくれるかも?」と推測できたりします。 (Googleでの検索窓に、途中までキーワードを入れたら、いろいろな単語が表示されますね。あれは、ビッグデータ解析による、キーワード推測機能ですね) アメリカのスーパでは、この購買履歴解析処理により、ある女子高生が出産間近かだと分析して、マタニティグッズ割引クーポンのダイレクトメールを送付した。そしたら父親が「娘に妊娠をしろというのか!!」と店に怒鳴り込んできたという。でも実際には、娘は妊娠していた。スーパーは娘さんの購入商品履歴から、妊婦さんの購買行動と一致するものを検出し、父親より早く娘の妊娠を察知してメールを発送したのだとか。 もちろん、そんな分析をするためには、すべての顧客の購買データ履歴を保存し、その膨大なデータをぶん回して解析処理をする必要があります。膨大なCPUパワーとデータ容量が必要になりますけど、そんな処理までやってくれるなら、「あのネットショップは料金高いけど、価値のあるデータを提供してくれる。あそこにしようかな?」なんて思ってくれる方が増えるかもしれませんね。