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ネットワークの負荷調査方法
弊社では基幹システムへ受発注入力業務が月末~月初に集中することからシステムが遅くなる状況です。 (基幹システムにおいてメニューを切り替える際に通常2~3秒のものが、月末~月初は2分程度かかる場合がある) 基幹システムのプログラムやサーバーのハードウェア状況については調査しておりますが、ネットワークの負荷が原因のひとつとなる可能性に対して、どのような方法があるでしょうか。 HUBを100Baseから1000Baseに変更するのも手段ですが、ルータは100Baseなので対応としては片手落ちとなり、かといってルータ変更は費用がかなりかかりそうです。 ルータ、HUBを変えても状況変わらないと困るので、変えることで処理速度が速くなると判断できる材料が必要です。 なので、まずはネットワークの負荷状況を調査したいのですが、簡易的な方法、一般的な方法、本格的な方法といった3種類あれば助かります。 ネットワークに詳しい方、何とぞよろしくお願い致します。
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- kirakirasmaily
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>基幹システムのプログラムやサーバーのハードウェア状況については調査しておりますが、ネットワークの負荷が原因のひとつとなる可能性に対して、どのような方法があるでしょうか。 ↑ 一番簡易的な方法(主に設計の段階)では、1件あたりの入力データ量と想定される入力件数から全体のデータ量を算出し、それを通信速度で割ることです。 たとえば、1件あたりの入力データ量を10Kバイト(全角で約5000文字)、月末~月初に想定される入力件数を約5000件、通信速度を100Mbps、伝送効率を80%とした場合、伝送に要する時間は以下になります。 10Kバイト×5000件÷(100Mbps÷8ビット×80%)=500秒≒約8分 次に、一般的な方法(主に運用の段階)では、ネットワークの監視ツールを使って実際のトラフィックを監視することです。 たとえばOSがWindows系ならタスクマネージャのリソースモニタを使えばネットワークの使用率をリアルタイムで監視することができます。 ただ、ローカルコンピュータでトラフィックを監視しても全体のトラフィックは測定できませんので、アクセスが集中するサーバ上でトラフィックを監視する必要があります。 また、ルータやスイッチのトラフィックを測定する場合は、SNMPに対応している市販の専用ツールを使うのが一般的だと思います。ただ、専用ツールを使う場合はそれなりにコストもかかると思います。 有名なのはHPのOpenViewとかIBMのNetViewとかでしょうか。 >HUBを100Baseから1000Baseに変更するのも手段ですが、ルータは100Baseなので対応としては片手落ちとなり、かといってルータ変更は費用がかなりかかりそうです。 ↑ お察しのとおり、ルータ越えにサーバにアクセスしている場合はHUBを100Baseから1000Baseにかえてもルータが100Baseのままではルータがボトルネックになって処理性能の向上はあまり見込めないと思います。 >ルータ、HUBを変えても状況変わらないと困るので、変えることで処理速度が速くなると判断できる材料が必要です。 ルータやHUB以外にも原因がないか疑ってみた方が良いと思います。 たとえばこの場合はアプリの作り(無駄なループやSQLを発行していないか)とかサーバ自体(アプリケーションサーバやデータベースサーバ)の処理性能の方がボトルネックになっている可能性が大きいと思います。