• 締切済み

仕事の自動化、機械化について。

アルバイトなどの仕事をしていると、「こういう仕事は人間にさせるよりも機械化、自動化した方が効率がいいし、便利だし、安全なのではないか」と思うことがあります。一方で、雇用・失業の問題や、自動化・機械化するための費用をどうするか、という問題などが付随します。 機械にできることを人間にさせている仕事というのは、人間を限りなく機械に近づけることを強要してきます。機械的な作業ができる人がその職種においては優れた人ということになります。それはある意味で非人間的な側面を身体化することにもなります。 「人間だからこそ、敢えて自動化・機械化しない」という選択肢もあると思いますが、技術革新(イノベーション)の機会を逸してしまう可能性もあります。いかがお考えでしょう。

みんなの回答

回答No.6

 現在、経営に限らず組織は一つのシステムとして考えられている。  そして組織というものは間断なく「コスト低減」いわばコストパーフォーマンスを追求する。これが現代の、そして資本主義社会の基本原理。  従って組織自体が昔あった個性のような部分を喪失し始めている。かつてはシーザーの軍隊はシーザーの性格そのものだったが、いまでは相手国の将軍の名前さえ知らない。  人を雇う場合もしかり、機械と比較して安上がりな方法を選ぶだけのこと。現在では組織が必要とする機能が抽出され、それについていける人だけを雇うようになってきている。これをレギュレーションと呼ぶ。  例を挙げればパイロットの飛行資格などがそれにあたる。いくらやる気があってテストの成績が良くても、他の様々な条件をクリアしないと飛行機は飛ばせない。さらに定期的にテストを受け更新しなければ資格を喪失する。  これからさらにこの傾向は強まっていく。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • doorakanai
  • ベストアンサー率27% (758/2746)
回答No.5

機械化した方がいいか、手の方がいいかはモノによります。 おろし金は機械で作るものもありますが 手でひとつひとつ打っていく という作り方をしている会社もあります。 目が均等にならんでいるより、手で打って1mmかそれ以下ぐらいのズレがある方が おいしくおろせるらしい。 機械でも出来るが、人間がやる方がモノが良い という例です。 >人間を限りなく機械に近づけることを強要してきます。 >~ある意味で非人間的な側面を身体化することにもなります それがどうよろしくないのですか?どういうジャンルのどんなモノですか? >技術革新(イノベーション)の機会を逸してしまう可能性 私は建築関係の者ですがそうは思いません。新しい機械等はどんどん作られています。 工業機械はよく知らないが。 データを入力してエアブラシのような機械で壁面や車にイラストを吹き付ける という機械を見た事がありましたが、びっくりする程高額で、誰も買わなかったのか 数年経つ今では、見た事も聞いた事もセールスに来た事もありません。 モノにもよるが10万ぐらいで人間が同じ事出来るんだもの。 >一方で、雇用・失業の問題 昔は筆耕という仕事がありましたが、タイプライターの発明で減り、やがて消えました。 それは単に文明の発展で、その機械のオペレーターになるなりしないと 時代について行けないというだけの事でしょう。 需要がなければ機械も人間もいずれは消えるが、 どちらも進歩はし続けるのではないでしょうか。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 僕が質問したことの回答にはなっていないようですが。 科学技術が発達し、法制度が今後も整えられるということがあって、そこだけ見ていると人類が進化しているかのような錯覚が蔓延するわけですが、人間は原始時代から何も変わってないと思いますし、今後も変わらないでしょう。 科学技術が発達したことによって、昔だったら隠蔽しやすかった問題が隠蔽しにくくなった、とか、いい面もあるわけですが、逆に、昔だったら隠蔽しにくかったことが隠蔽しやすくなったことだってあるわけで、痛し痒しの面があるのでしょう。良くなってもないし、悪くなってもいません。 ただ、昔よりも悪くなった面を認識しない、無視する、無かったことのようにする、他のことに注意を向けさせて悪い面を気にせずに済むようにする、とか人間の脳はそうやって自分で良くなったかのような錯覚を作り出すわけです。 話が逸れました。

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.4

 回答(3)のさらなる続きです。そろそろ打ち止めにしないと終われなくなりますので、これが最後です。  ご質問の事情(背景)は分りましたが、ご相談の話を抽象化して一般論的な質問をすると回答はさらに一般論化するので、事情にピッタリと合って分りやすい説明にはなりにくいと思うんです。可能な限りにおいて、もっと具体的かつ詳細に事情を説明してもらったほうがよかったように思います。  設備投資をすると、ふつうは銀行から借入をするので金利はつくし、設備を運転すればエネルギー費や保守修理費(その人件費も含めて)などのランニングコストもかかり、さらには固定資産税という税金もかかります。設備が大きいと、その設置場所を確保する場所代もいります。その仕事がもし終われば、撤去費や廃棄費もかかります。  ですから、機械化するとイニシャルコスト(その設備を導入据付するのに必要な費用)だけではなく、かなりのランニングコストがかかるんです。ですから、経営者は人手(とくに採用と解雇が容易なアルバイト・パートなど)で済ましたほうが都合がいいと判断しているのかも知れません。臨機応変に対応できますから。でも設備を導入すると融通が利かなくなります。  事情を具体的に詳しく聞けば、もうちょっと納得できる(あるいは経営判断に納得しがたい)回答ができたかも知れません。こういうのは経営の視点からも見ないと分らないものなんです。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.3

 回答(2)のさらなる続きです。知りたいことを熱心に確かめようとするのは、とてもよい姿勢だと思いますよ。それにこの場でしか、聞けない貴重な機会ですし。 > なぜ、自動化・機会化した方が良さそうなのに、それが為されないのか、を僕は知りたい。  答えはひとつしかないと思いますよ。それは「会社にとってどちらが得か」です。少なくとも労働者にとってどちらが幸せか、ではないと思いますね。「自動化・機会化した方が良さそう」というのは、労働者側の(都合から見た)視点です。それがボトムアップによって経営者の視点と合致すれば、経営者はそう判断するでしょう。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 僕が書いているのは労働者側やその他の誰かの意見を代弁しているわけではなく、あくまでも個人的な考えに過ぎません。労働者の中には、もし機械化・自動化が徹底されたら仕事が奪われてしまって困ると思っている人たちもいるかもしれません。また、僕自身は労働者としてそれ程のキャリアがある人間でもありません。 実際に仕事をしていて、かなりの部分まで機械化・自動化が為されているのに、なぜそこだけは機械化・自動化されていないのか、という感じでしょうか。徹底してないというか、理由が不可解というか、「そこを機械化・自動化しているんなら、ここも機械化・自動化してもよさそうなのになぁ、なぜだろう?」とひっかかった状態で業務を遂行している状態というか。 僕は機械については詳しくない文科系の人間です。OKwaveでは気軽に尋ねやすいので、こうやってここで質問した次第です。

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.2

 回答(1)の続き?です。 > マジですか。  もちろんです。時間を割いてわざわざ書いているわけですから、面白半分の話にしたり茶化しているわけではありません。大手企業に30年間勤め、それなりの立場まで上り詰めてから脱サラして、今は経営コンサルティングの会社を興して仕事をしていまして、そういう視点から真面目に回答しているんですよ。  商法では株式会社などの会社は事業して利潤追求することになっており、従業員やアルバイト等の労働者の福祉のための慈善事業をしているわけではありません。株式会社の第一義的な存在意義は株主になるべく多くの配当を出すことであり、そのために儲けないといけないんです。株主とはその会社のために事業資金などを提供してくれた人達で、そういう人達に還元することがまず重要なんです。  ですから会社の経営を任された人(社長など)は経営資源を効率(能率)よく使って、利潤を追求します。経営資源の中には機械・設備だけではなく労働者も含まれるわけです。 > 経営者と労働者が対立していて、経営者が悪で労働者が善、みたいな二項対立は実感からすると変だと思うんですけど、そういう言説が多いですね。本当なんでしょうか。  もちろん、経営者は労働者と対立して労使争議を起こしたり、労働者がそっぽを向いてストライキ・サボタージュ・その他の低能率の仕事をさせたいと思っているわけでは決してなく、なるべく機嫌よく積極的・能率的に規律よく働いてほしいと思っているはずです。そのあたりのバランスというか調整(駆け引き)は必要です。  ただ景気が悪い現状では労働者が余って仕事が少ないので、経営者にとっては労働者は選り取り見取りですから、なるべく低賃金でよい働きをする労働者を選べる状態です。いまは労働者が経営陣と対立できる状態ではありませんしね。ですから、機械化・自動化したほうが得か、文句も言えずに黙々とよく働く労働者を雇って人手に頼ったほうが得か、経営者は考えるでしょう。  労働者思いの社長さんもいるでしょうけれど、ふつうの経営者は冷徹(ドライ)な判断をすると思いますよ。そうでないと経営者は務まりませんし、十分な利潤を出せない経営者は株主から(株主総会などで)社長の座を降ろされます。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 冷徹な見方をすれば確かにそうなのかもしれません。当然のことながら個々の会社によって随分違うでしょうけれども。 経営者が何もかもを決めているわけではないでしょう。経営のことについてはずぶの素人ですが、大抵の場合は、現場から上がってくる情報を元にして経営判断を行なっているはずです。「鶏が先か、卵が先か」の話ですが、上からの指示で下が動き、そして下が動いた結果に影響されて上がまた次の指示を出す。その双方向によって組織は動いているのではないでしょうか。 なぜ、自動化・機会化した方が良さそうなのに、それが為されないのか、を僕は知りたい。上にとっても、下にとっても「不都合な真実」があるのかもしれないし、ないのかもしれません。

  • isoworld
  • ベストアンサー率32% (1384/4204)
回答No.1

 安全性・品質・利便性・融通性も含めて機械化・自動化したほうが結局コスト削減(経済性)につながるか、人手に頼ったほうが安上がりか、それで決まると思いますよ。経営者にとって雇用・失業の問題や人間性の問題は、考慮の優先順位からするとずっと後です。

noname#175500
質問者

お礼

ご回答ありがとうございました。 マジですか。 経営者と労働者が対立していて、経営者が悪で労働者が善、みたいな二項対立は実感からすると変だと思うんですけど、そういう言説が多いですね。本当なんでしょうか。

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