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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:フーリエ変換--フーリエ変換分光法の原理の証明)

フーリエ変換分光法の原理の証明 | 画像の2段目の式のフーリエ変換は?

このQ&Aのポイント
  • フーリエ変換分光法の原理を証明するための式として、画像の2段目の式(B(t)のフーリエ変換)が存在します。
  • この式のフーリエ変換結果をA(オメガ)としたい場合、どのように計算すればよいのでしょうか。
  • フーリエ変換分光法では、インターフェログラムをフーリエ変換することで試料のスペクトルを得ることができます。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ramayana
  • ベストアンサー率75% (215/285)
回答No.1

ご質問の B(t) の式   B(t) = ∫[-∞ to ∞]Re[A(ω)exp(iωt)dω] が意味不明なので、   B(t) = ∫[-∞ to ∞]Re[A(ω)exp(iωt)]dω と解することにします。 A(ω) が ( -∞, ∞ ) で積分可能であり、かつ、 A(ω) のフーリエ変換も ( -∞, ∞ ) で積分可能なら、 [1]  ∫[-∞ to ∞]B(t)exp(-iωt)dt = π(A(ω)+A(-ω))  (a.e.) です( a.e. は、ほとんど至るところのωで等式が成立することを示す)。 とくに、もし、 A(ω) が、「連続な偶関数(A(ω)=A(-ω) )」という条件も満たすなら、 [2]  ∫[-∞ to ∞]B(t)exp(-iωt)dt = 2πA(ω) です。 [1]は、次の定理から導けます。 [3]  フーリエ逆変換の定理(or 反転公式) 「 f(x) を (-∞, ∞) で積分可能な実数値関数とし、 F(ν) をそのフーリエ変換とする:   F(ν) = ∫[-∞ to ∞]f(x)exp(-2πiνx)dx もし、 F(ν) が ( -∞, ∞ ) で積分可能なら、ほとんど至るところの x で次の等式が成立する。   f(x) = ∫[-∞ to ∞]F(ν)exp(2πiνx)dν  」 なお、フーリエ変換について、工学系や物理系の人と数学系の人では、若干異なった定義を使っています(係数2πを乗ずるかどうかの違い)。ここでは、数学系の定義に従って記述します。どっちの定義を使っても、今回の計算結果は変わりません。 以下が、[1] の導出過程です。 ****************** ( 関数G(t) ) 次の関数 G(t) を使う。 A(ω) が ( -∞, ∞ ) で積分可能との仮定があるので、 G(t) は、-∞ < t < ∞で定義された関数として確定する。   G(t) = ∫[-∞ to ∞]A(ω)exp(-iωt)dω A(ω) が実数値だから、 [4]  conj(G(t)) = G(-t) である( conj は複素共役を表す)。 また。 s = t/(2π) とすれば、   G(2πs) = ∫[-∞ to ∞]A(ω)exp(-2πiωs)dω だから、 G(2πs) は、 A(ω) のフーリエ変換である。よって、 [3] により、次が成立する。   A(ω) = ∫[-∞ to ∞]G(2πs)exp(2πiωs)ds  (a.e.) さらに積分変数を s から t に置換して、次を得る。 [5]  2πA(ω) = ∫[-∞ to ∞]G(t)exp(iωt)dt  (a.e.) ωの代わりに -ωを代入して、次を得る。 [6]  2πA(-ω) = ∫[-∞ to ∞]G(t)exp(-iωt)dt  (a.e.) また、 [5] の両辺の複素共役をとれば、 [4] を考慮し、次を得る。 [7]  2πA(ω) = ∫[-∞ to ∞]G(-t)exp(-iωt)dt  (a.e.) ( B(t)exp(-iωt) の積分) Re[A(ω)exp(iωt)] = (1/2)(A(ω)exp(iωt) + conj(A(ω)exp(iωt))) = (1/2)(A(ω)exp(iωt) + A(ω)exp(-iωt)) である。よって、次を得る。   B(t) = ∫[-∞ to ∞]Re[A(ω)exp(iωt)]dω      = (1/2)∫[-∞ to ∞](A(ω)exp(iωt) + A(ω)exp(-iωt))dω      = (1/2)(G(-t) + G(t)) よって、次のようになる。   ∫[-∞ to ∞]B(t)exp(-iωt)dt   = (1/2)∫[-∞ to ∞](G(-t) + G(t))exp(-iωt)dt   = (1/2)∫[-∞ to ∞](G(-t)exp(-iωt) + G(t)exp(-iωt))dt   = (1/2)(2πA(ω) + 2πA(-ω))  (a.e.) ( [6] と [7] より)   = π(A(ω) + A(-ω))

fujisan123321
質問者

お礼

おぉ!すごい! 素晴らしいご回答ありがとうございました. G(t)を定義し, そして[4]式からの利用が思いつきませんでした. ご丁寧に解説をして頂きありがとうございました!

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