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PC用ソフトウェアのクラック方法提供について
よくインターネット上でPC用のソフトウェアクラックなどが書かれたサイトを見ますが、そういうサイトには決まって「自己責任」「実験目的であり、実際にしないでください」等とかかれていますが、こういうサイトを運営したり、情報提供をしている側の人間は違法になるのでしょうか? それともまだ現行の法律であればグレーゾーンになるのでしょうか? もちろん、それを見てクラックなどを実行した側の人間は「ライセンス違反」「著作権侵害」などに問われることは分かっています。 気になったので、質問させてください。 よろしくお願いします。
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実行した人はライセンス違反にはあたるでしょうが、著作権侵害には当たりません。著作権侵害はたとえば無断複製をすれば著作権のうち複製権侵害、インターネット上にアップロードすれば公衆送信権侵害となりますが、クラックすることで侵害する支分権がありません。 情報提供した人はグレー。しいて幇助にあたるかどうか。 体験版とその無期限化クラック方法をセットで販売した人が逮捕されたというニュースをみたことがありますが、これもどうなのでしょうね。体験版としての著作権を侵害しただけなのか、製品版の著作権を侵害したこととなっているのか、議論がありそうです。 簡単に幇助罪を認めてしまうのも弊害があります。たとえば漫画の登場人物が違法行為をして、それを真似した人が現れた時に作者が幇助に問われたらたまらないでしょう。推理小説もある意味探偵が殺人の仕方を解説しています。ブラマンはハッキングの方法を解説していることもありますし(それだけで真似はできないでしょうが)、暴力行為を行う漫画は多数あります。下手したら表現規制になりかねないわけです。
お礼
なるほど、参考になりました。 回答ありがとうございました。