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金がなければ印刷すればいいのでは?
質問です。国家が金に困った場合、借金(国債)によって金を調達します。しかし、国家には紙幣を印刷する権利があります。だから、金がなければ新しい紙幣を印刷すればいいだけではないのでしょうか。なぜ借金するのかが理解できません。インターネットで調査しましたが、わかりませんでした。よって質問させていただきます。よろしく お願い致します。
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- vividei
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以前、博打ではないか?と言った物ですが、 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130129-00000506-san-bus_all 10年前にも同じ様な政策が日銀で議論されたようですね。 参考になれば
- oosaka_ossan
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世の中には、1,2,4番さんのような方が多いので、お金を印刷すると 心理パニックに陥る人が多いのだと思われます。 一方、返せない借金は、それほど変ではありません。 といいますか、経済拡大すれば返すことも理論上は可能です。 そもそも、普通の人にとっては100年先のことなどどうでもよいので、 先送りして安心してもいのです。 小渕内閣が、借金を気にせずお金をバンバン使ったときどんどん税収が増えてきました おそらく小渕さんの政策をあと2年続ければ、プライマリーバランスは取れていたでしょう。 それを、小渕さんがなくなったのち森さんが使うのを減らして、また景気をひやし、 小泉さんがとどめを刺しました。 企業でも借金は甲斐性のうちです。事業拡大には借金するのが当たり前で 拡大し続ける限り膨大な借金を抱え続けるるものです。 国家経営でも、経済規模拡大を続ける限り、国債という形で借金していても プライマリーバランスさえ取れればよいのです。 そのためには、お金をバンバン使って経済規模拡大しなければならないのです。 ここで、弱気になって、緊縮財政にでもすればとんでもないことになります。 京都大学の藤井聡先生のお話でも参考にしてください。
- moto_koukousei
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「札を刷っても発行しない、発行しても流通させない」のなら、何も変わりません。 取引量が変わらないのであれば、通貨があっても通貨の回転速度が遅くなるだけで、大きな変化は起きません。 自分が使えそうな預金残高、金融資産残高が増えて、どれだけの変化が起きるかです。 http://stockkabusiki.blog90.fc2.com/blog-entry-184.html http://www.nissay.co.jp/enjoy/keizai/02.html 個人でも手元にも銀行預金にもカネがないとき、クレジットで買い物が出来ます。 政府や地方団体もカネがないので、クレジット(国債や県債)などで買い物をしたり、事業をしたり、公務員給与などを払っています。 ことさら印刷費を掛けて不用心な紙幣を印刷管理するまでもなく、必要なことはやっています。 企業でも現金の授受などあまりしません。 国家経済で現金紙幣やコインの発行流通量などさほど問題ではないです。経済取引速度と量が増加しなければ、預金口座の数字が増え、現金紙幣やコインを増発しても、結局銀行や日銀に戻って、保管に困るか、処分するしかなくなります。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Money_supply_of_japan.gif 国家がお金に困るの意味を勘違いしていませんか。
- oosaka_ossan
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もう一度書きますが、お金をするというのはとんでもないことをしているという 印象が強いので、市場が「心理」パニックを起こし瞬間的な雪崩円売りが起き 国際経済に混乱を起こす可能性が否定できません。 一方、日銀による国債買い入れは今までの延長ですので、心理パニックを 起こしにくいと言えます。 心理パニックは、損得・足し算引き算の話でなく感情の問題だと思われます。 さらに、最初の回答に書きましたようにお金を刷ってどんどん使えば 「なんだ働かなくっても何とかなるじゃないか」「国債の借金なんか 返さなくってもいいんだ」って国民が思います。 そうすると勤労意欲が低下し、輸出品の国際競争力が落ち輸入国に 成り下がります。そうなると、どんどん円安が進みますので、 インフレが止まらなくなります。 この二つの理由により、紙幣印刷ではなく日銀による国債引き受けが 現実政策としては優れているのだと思います。
補足
かいとうをありがとうございます。 「紙幣を印刷すること」と「将来的に返せない膨大な借金をすること」の違いが理解できません。940兆円の借金、しかも対GDP比で 196%もの膨大な借金は、将来にわたり返せないことが確実です。にもかかわらず、なぜか こくさいの発行なら「心理パニックを起こしにくい」のです。明らかに不自然です。これが私の質問です。この理由を教えていただけないでしょうか。
- oosaka_ossan
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なぜハイパーインフレが起こり得るとお考えなのでしょうか? そもそも国際競争力のある産業を持つ日本国では円安になりえないことを 説明したつもりですが? 円安になると輸出ドライブがかるので、その是正のために円高に戻るのです。 ですから円安になり続けることは出来ません。 円安にならなければ、ハイパーインフレは生じないのです。 これに対する反論は今まで目にしたことはありません。 今まで破たんした国と日本を比べてください。 日本は外国に金を貸している国です。 原発停止によって、一時的に輸入超過になっていますが 潜在能力はは輸出超過国です 外国に多額の金を貸して輸出超過の国が破たんしたことは 歴史上ありません。何が心配なのかそれこそ理解不能です もういちど、どうすれば外国から借金していない国が激円安にならずに ハイパーインフレになりうるのか考えてください。
補足
返答をありがとうございます。それは私の最初の疑問「ならば、金がなければ印刷すればいいのでは?」に逆戻りするだけですよね。そもそも私の質問は、その 1点のみが主題となります。 すなわち、私の質問は以下の通りです。 「国際競争力のある産業を持つ日本国では、円安になると輸出ドライブがかるので、金がなければ印刷すればいいのでは?」
- vividei
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政権交代が現実味を帯びてから、一気に円安が加速しましたが、まさに仰るような、日本円の価値が下がることを懸念したことだと思います。これに反対している人たちは、ハイパーインフレを懸念していますね。賛成している人たちは、一時的に借金することで、公共投資などによりとりあえずの給与を上げたい人たちだと思います。国のことを考えて議論しているようには思えません。 まさに、今、ギャンブルで言えば、負けがかさみ、更なる大きな借金をして資金を投入してみようとしているところではないでしょうか。 ただ、iPSやコンピュータによるシミュレーション、環境技術などなど、技術の根幹となるところが成長すれば、市場は、地球人全員と言っても過言ではありませんから、悪いギャンブルだとは思っていません。また、実際、日本は先端分野にいますので可能性はあると思います。 普通に考えれば、富の創造をするためには、人口を増やすことが適当だと思いますが、半鎖国状態の日本で移民も難しいでしょうし、現状、人口が増えるような政策も採られていません。寧ろ、高齢者への経済的な保護に回る必要があるでしょう。(政治の票的な意味で) このような手詰まりの中、例えば、iPSなど面白く、現在、引退している人たちの疾病が治り、老化が防止できる可能性もあります。そうすると、生産労働人口を増やすこともかのかもしれません。 他にもロボット技術など、人口を増やさなくても、生産労働人口が増えますので、良い投資になると思います。 また、破綻とはお金が返せなくなることですから、ドルで借りずに、円で借りている限り、無限にお金を印刷すれば返済可能です。破綻はしませんが、円の価値が極端に下がりますので、日常生活でも他国の通貨(円が死んだ時、ドルやユーロが安泰とも思えないが)や現物で決済するようになると思います。
お礼
かいとうをありがとうございます。要するに、国債を発行しようが、紙幣を発行しようが、同じ意味なので、ハイパーインフレを引き起こすということですね。一部マスメディアでは「安部政権のインフレは日本円の価値を下げないが、円安になって日本が復活する」などと、まったく理解不能な報道を繰り返していました。私は、そのような報道に疑問を感じていました。私の疑問が正しかったとわかったので安心しました。
- oosaka_ossan
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政府紙幣を印刷すると、それこそ打ち出の小槌にするということで、 国際社会も含めて、政府がとんでもないことを始めたという印象が強く 雪崩のような円売りが始まり、瞬間的に激円安になる可能性があります。 もっとも、潜在的競争力のある国ですので、その後円高に戻るのですが 国際経済に及ぼす影響は大きいと言えます。 一方国債にすると、今までの延長線上の経済活動ですので 国際社会の反応も紙幣印刷に比べるとはるかにマイルドになります。 日銀が国債を買った場合、国債に支払われる利子のほとんどは、 国庫に帰ってきますので、国債の日銀引き受けというのは、 無利子借金という意味ですから、政府紙幣の印刷と、 効能面では、ほとんど変わりません。
補足
すいませんが、私の知りたいところは「今までの延長線上の経済活動なら、なぜマイルドになるのか?」です。そこを教えていただけないでしょうか。そもそも、ハイパーインフレを引き起こした国は、どれも「今までの延長線上の経済活動によって徐々にインフレ率が上昇していった」のでは なかったのでしょうか。
- oosaka_ossan
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3番です じつは、お金の価値は今日のような世界中を物・人・金が動き回る世の中では 簡単に決まらないので、アベノミクスは成立します。 まず、国債の大量発行と日銀の引き受けですが、このことにより円の価値が 下がりがってになります。しかし日本は技術大国で円が安ければ、 充分に製造業の国際競争力がつきますので輸出が増加します。 輸出が増加すると、円高圧力が高まります。 つまり、円安になろうと思っても輸出できる製造業がある限り あるていどしか円安にはなれないのです。 円安にならなければ、輸入品の価格は変わりません。 国産品は値上がり圧力があったとしても、輸入品がそれほど上がらないので 物価上昇が著しく大きくなることはできないのです。 ハイパーインフレなど起こりようがありません。 さらにいえば、日本の国債はアルゼンチンなどの破たん国と異なり 自国通貨で発行しているのです。自国通貨での国債を返せないということは ありえませんのでその面からも、あんな国とは異なるのです。 ということで、国債を発行して借金を増やしても何ら心配いりません。 国がお金をどんどん使えば景気が良くなって税収も増え結果として プライマリーバランスが取れるようになるのです。 そのためには、どんどん政府がお金を使う必要があります。 もう一度書きますが、国債をどんどん刷ってもそのことによって 日本が破たんすることはあり得ません。
補足
返答をありがとうございます。以下の2つの違いが理解できていません。説明していただけないでしょうか。 ・国債をどんどん刷ってもそのことによって 日本が破たんすることはあり得ません。 ・紙幣をどんどん刷ってもそのことによって 日本が破たんすることはあり得ません。
>金がなければ印刷すればいいのでは? そういう単純な理屈を実行に移しのがジンバブエ http://www.afpbb.com/article/economy/2420115/3147564 やアルゼンチンです http://blog.goo.ne.jp/azianokaze/e/34349c77388cadbdfcc91c4e931f600e 経済の原理を知らないというのは恐ろしいもので、 その国の貨幣価値が劇落するのはもちろん 政府の信用自体も落としますから、 国際社会から相手にされなくなります。 もちろん、国の経済自体が成り立たなくなりますから、 国民生活がその犠牲を負うことはいうまでもありません。 健全な財政規律がなぜ必要なのか。 というのは上のような極端な例をみていれば 自ずと理解できようというものです。
補足
回答をありがとうございます。私には、今の日本の国債発行、および安部政権のインフレ政策が、上記のジンバブエ、アルゼンチンと どう違うのかが理解できていません。それを教えていただきたいです。
- oosaka_ossan
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世界の中で国が一つの場合、その国で取れるものには限りがありますね。 今その国の中にお金が100億円出回っているとします。 国が貧乏なのでお金を100億円印刷すると世の中にはお金が200億円 出回ることになります。 国の中で取れるものに限りがありますので、100億円出回るお金が 増えても全部で買えるものは同じ量になります。 つまり100円で買えたものが200円になるということです。 これはモノの値段が上がるといいますし、お金の価値が下がるとも 言います。 いままで100円だったものが200円に値上がりすると困りますので、 簡単にお金を刷ってはならないのです。 これが、現在のような多国間でのお金のやり取りが多い場合には このような単純な話ではなくなるので、ある程度お金を印刷するという 経済政策もあり得ます。 ただ、そんなことをすると働かなくてもいいんだと国民が思い 勤労意欲が低下しますので禁じ手となっています。
補足
すいません、説明不足でした。補足説明します。私が知りたいのは以下の点です。 ・返せないほどの膨大な借金をしても、金の価値は下がるのでは ないのでしょうか? なら、なぜ日本は膨大な借金をして、金の価値を下げようとしていますか? ・安部総理が今 実行しようとしているインフレ政策とは、まさに「紙幣の大量印刷」のことでは ないのでしょうか? 違いがあるのなら教えてほしいです。
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補足
なるほど、「紙幣を印刷すること」と「将来的に返せない膨大な借金をすること」には、心理的な違いがあるということですね。経済学的には同じでも、心理学的に違うわけですね。いわば「朝三暮四効果」とでもいうべき心理効果ですね。それなら理解できます。ありがとうございます。 なお、私は大量に借金を抱え続ければいいし、大量に こくさいや紙幣を印刷すればいいという主張なので、京都大学の藤井聡先生のお話を見るまでもありません。