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ホテルの防災対策不備を是正させるには?
大阪市内の高層の某ホテルは、非常階段に通じる扉の全て鍵がかかっています。ホテルに問い合わせたところ、ホテルのポリシーでそうしているとのことです。すなわち、宿泊客がホテルの外に出る唯一の手段はエレベータのみです。エレベータは、たとえば朝にはとても混雑していて、定員オーバーにより、エレベータは低層階には止まらず、結果、2階、3階の宿泊客は5分以上足止めされるという事態が現に生じています。このような場合には、このような状況では、たとえば、このホテルの喫煙階に宿泊する喫煙者の過失により部屋で火災が生じた場合、少なくとも一部の宿泊客が火災の発生したホテルに閉じ込められるおそれがあり、人的被害が懸念されます。なお、常識的には、そもそも火災時にはエレベータは使わないものと私は理解しています。ホテル側は、緊急時には非常階段に通じる扉を全て開放すると私に説明しましたが、そもそもホテル側が適時に火事等の緊急事態を100%認識できるということはほぼ不可能であり、また、私が見た限りでは、これらの扉は物理的な鍵で開放するようになっており、ホテル側がいかなる緊急時においても全ての階の全ての扉を開けることができるのかどうか、きわめて疑問があると私は感じました。以上を踏まえて、以下の2点を教えて下さい。 1.高層のホテル(例:10階以上)で、非常階段に通じる扉に全て鍵がかかっており、宿泊客がホテルの外に出る唯一の手段がエレベータのみという状況は、法令(日本の法律、条例等)で許されているのでしょうか? 2.もし上記1.の状況が法令で許されない場合、このホテルに対し、その状況を是正させるためには、具体的にどこに通報したらよいのでしょうか?それ以外に、このホテルの対応を確実に是正させる手段はあるでしょうか?この質問については、ホテルが大阪市内にあることを前提にお答えいただければ幸いです。 この問題は、特に宿泊客にとっては命にもかかわる大変深刻な問題です。ご回答をよろしくお願いします。
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- phj
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消防法の専門家です。 1.については、非常階段がない場合は消防法違反になります。 2.は大阪市であれば、該当している区の管轄消防署、それ以外の市区町村であればその管轄の各消防で相談してください。 しかし、高層ホテルを展開できるようなホテルがこんな単純な消防法違反をするとは思えません。なぜなら、ホテルは防火対象物点検という避難通路や避難訓練などが適正化どうかを確認する点検を毎年受けていますし、消防もほぼ毎年査察にくるからです。 ですので、避難階段の閉じ込みというのは、火災報知システムの起動による電気解錠などで法令を満たしている可能性が高いと思います。 つまり一般の人が通常時に開けることはできないが、火災時には自動的に開くようになっているということです。最近の電気錠は解錠装置が内側に埋め込まれているので、普通は確認できません。扉を開ければ扉側に配線が入っているので確認できるぐらいです。 そのあたりもきちんと確かめたほうがいいと思います。
- hekiyu
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そういうことを管轄しているのは消防署です。 内緒でチクったらどうでしょう。 消防署に通報する以外の方法では効果が無いと 思います。 というのは、ホテルなどは定期的に消防の査察が 入っているはずだからです。 それなのに、是正されないというのは、査察の時 だけ誤魔化しているか、改善を指摘されても放置 しているかです。 尚、非常扉の施錠は確かですか? 非常扉は、外からは開きませんが、それと勘違い していませんか? こんな状態で火事になり、死傷者でも出たら、 それこそ刑事責任に発展します。