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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:線形代数の部分空間Wの生成元の定義について)

線形代数の部分空間Wの生成元の定義について

このQ&Aのポイント
  • 線形代数の部分空間Wの生成元の定義について疑問があります。
  • 具体的な例題での矛盾について詳しい解説を求めています。
  • 基底の線形独立性と生成元の関係について明確な説明が必要です。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • misumiss
  • ベストアンサー率43% (24/55)
回答No.2

結論からいうと, 矛盾はどこにもありません. また, 後述するように, W の生成元は, W の生成系の選び方によって変わります. S = { a_1, a_2, ....., a_k } を, W の部分集合とします. W = <S> = <a_1, a_2, ....., a_k> が成り立つとき, S を W の生成系といいます(ここで, S は W に対して一意に定まるわけではありません). W = <S> の生成元とは, 生成系 S の元のことです. つまり, a_1, a_2, ....., a_k を, W = <S> の生成元といいます. このとき, S = { a_1, a_2, ....., a_k } が, W の基底(つまり, W の極小生成系)である必要はありません. よって, 例えば, 0 ∈ S であっても構わないし, a_1 が a_2 と a_3 の線型結合で表せたとしても問題ありません. 例題では, R^2 の部分空間 W の生成系として, W のいろいろな部分集合が考えられます. S_1 = { a_1 } = { [1, 2] } であってもいいし, S_2 = { 0, a_2 } = { [0, 0], [2, 4] } でもいい. W = <S_2> と考えるなら, 0, a_2 が生成元です. しかし, S_2 は W の極小生成系ではありません(実際, S_3 = S_2 \ { 0 } = { a_2 } = { [2, 4] } とおくと, S_3 は W の生成系になっています). つまり, S_2 は W の基底ではなく, 実際, 0, a_2 は線型従属です. W = <S_1> と考えるなら, S_1 の唯一の元である a_1 が生成元です. そして, S_1 の真部分集合は, 決して W の生成系にはなり得ません. よって, S_1 は W の極小生成系, つまり, W の基底といえます. 簡単にまとめるなら, "W の基底は必ず W の生成系だが, W の生成系は必ずしも W の基底にならない," ということです.

gagagaky
質問者

お礼

回答ありがとうございます。なるほど!線形独立やWの基底である必要はないけど、線形独立や基底であってもかまわないということですね!大変わかりやすかったです、ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • 178-tall
  • ベストアンサー率43% (762/1732)
回答No.1

引用がその通りか否かは判りませんけど、a1=[1 ; 2] が「W の基底である必要はない」のであって、基底であっても OK 、だと思われます。 これに a2=[3 ; 6] を加え、W は {a1, a2} で生成される空間と呼んでもよい、ということでしょうね。   

gagagaky
質問者

お礼

回答ありがとうございます。では単に文章を間違って解釈してしまったということですね。大変参考になりました。

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