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光の干渉問題 の質問

東大 94年の問題なのですが、 図は描けないので 概要をいうと よく光の干渉問題で 出て来る回折格子がありますよね。 回折格子は 同一の十分せまい幅W_1の多数の 平行スリットから構成されています。 隣り合ったスリットの間隔はdです。 波長γの平行なレーザー光線を垂直に入射させます。 回折格子AからLはなれたスクリーンBに 明暗の縞が観測されて 中心に観測された明線をm_0として その両側に対称にあらわれる明線を 内側からm_1,m_2・・・とします。 そこで 問題なのですが 回折格子上の隣あうスリット間の中心線上に 幅W_2を持つスリットをあらたに付け加え レーザー光線を同様にあてる実験をすると どうなるか? とういうものなのですが、 m_1.m_3,・・・の奇数の時は 隣あう光路差がγ/2になるので 明線が消失する というのはわかります。 m_2,m_4・・・の時は 逆に強めあうのも わかるのですが 明るさが 振幅をAとすると (A+A)^2/A^2=4倍になるとありました。 光の明るさが 振幅の2乗に比例するのは 常識なのですが なぜ この場合4倍になるのかわかりません。 この場合も合成波の振幅は変化せず 明るさは 変わらないと思うのです。  4倍になる理由を どうか教えて下さいm(._.*)mペコッ

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noname#11476
noname#11476
回答No.2

うーん。あまりよい問題ではないような、、、まあいいでしょう。 初め、m1,m2,m3,m4...と回折光がありますね。 ここで、スリットw2を入れるということは、つまり回折格子のピッチを2倍にすることなので、 m2,m4.... と要するに、m1,m3...の奇数時の光はなくなります。 では、その光はどこに言ってしまったのでしょう? 実は干渉で打ち消しあうということは、そのエネルギーは強め合っているところに移動するのです。 だからトータルのエネルギーは変わることはないのです。 そうすると、m1,m3...の奇数次のエネルギーはm2,m4にうつるのでエネルギーは2倍になります。 おや、まだ2倍ですね。実はもうひとつ考えねばならないことがあります。 スリットの数は2倍ということは単純に光が通る光量も(W1,W2が同じであれば)2倍になるはずです。 つまり結局生き残っているm2,m4の光量は元の4倍になっていなければおかしいのです。 ただ問題ではW1とW2の大きさについては言及していないようなので、ちょっと?なのですが。

kakemegurutenn
質問者

お礼

わかりました。 みなさまありがとうございましたm(._.*)mペコッ

その他の回答 (4)

  • Teleskope
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回答No.5

おっと失礼、 (誤) =A・(1-ε(imNΦ))/(1-ε(imΦ)) (正) =A・(1-ε(iNΦ))/(1-ε(iΦ))

  • Teleskope
  • ベストアンサー率61% (302/489)
回答No.4

回折格子のスリット数をNとすると、スリットを通過した光は、間隔dで並んでいるN個の点光源のようになる。個々の振幅をAとすると中心からθ方向のスクリーン上での振幅(複素)は(Φ=2πd/λ・sinθとして)単純な線形加算ゆえ  E(θ)=Σ[m=0,N-1]Aε(imΦ)  である。iは虚数単位。等比数列の公式よりただちに     =A・(1-ε(imNΦ))/(1-ε(imΦ))     =A・sinN(Φ/2)/sin(Φ/2)・ε(i(N-1)Φ/2) 上式は振幅項×振動項ゆえ  |E(θ)|=A・|sinN(Φ/2)/sin(Φ/2)| 強度=振幅の2乗  I(θ)=|E(θ)|^2     =A^2・|sinN(Φ/2)/sin(Φ/2)|^2 Φ/2→0での極限は、sinx/x→1から     → A^2・N^2 よって スリットの個数Nの2乗に比例する。スリット数が2倍になれば強度は4倍。 以上、数式で書いたが、窓(スリット)の数が2倍に増えたのなら室内の光量は2倍になる。ならないと考える方がおかしいと思うぞ。 <#>初学者は普通、振幅の2乗=強度 を物理的に理解する所でひっかかると思うが、そこを理解できてるのは立派。</#>

noname#11476
noname#11476
回答No.3

補足: ご質問で書かれている式が出てくる考え方についても説明しておきますね。 スリットW1群で作られる干渉縞の振幅がAとします。 スリットW2群だけでも振幅はAになりますね。 そして「追加してスリットW2」を開けたのですから、振幅Aの光同士が干渉して新たに干渉縞が出来たとすると、 (A+A)^2/A^2=4A という考え方が出てきます。

  • thetas
  • ベストアンサー率48% (27/56)
回答No.1

>この場合も合成波の振幅は変化せず >明るさは 変わらないと思うのです。 という部分が、違っていると思います。 光波が「強め合っている」ので、明るさは増しています。 それは、一つめのスリットでの振幅Aの2つの光が強め合っているのですから、合成波の振幅は2Aになるからです。

kakemegurutenn
質問者

補足

ここでの振幅が2倍になる というのは 「合成してない元の波の振幅」にたいして2倍ではなく 「W_2をいれる前のW_1のみの時 強めあっている 合成波の振幅」   にたいして2倍 という意味です。 W_2をいれた後は 合成波の振幅は2A W_2をいれる前も 合成波の振幅は2A  よって2A/2A=1倍 と考えたのです。  この考え どこが間違っているのでしょうか?  回答 よろしくおねがいしますm(._.*)mペコッ

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