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歴史のif、大東亜戦争

もし、真珠湾攻撃の直後ハワイを占領するとか、ミッドウェーで日本軍が優勢に戦ってその後ハワイを占領し、ハワイと引き換えにアメリカと講和できたとしたら、その後どんな歴史になったと思いますか? 私の拙い考えでは、アメリカの経済制裁も解除され、東南アジアからも資源を得て国力を蓄えますが、台頭するソ連を抑えるため軍国主義が続き、ソ連との冷戦をアメリカと協力できるのか、または3極になってしまうのか・・・また日本軍は中国には居座るのか満州まで戻るのか・・・これ以上わかりません。

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回答No.18

No.13です。二回目の回答に捕捉の質問があったようなので・・・ >そのシナリオで日本がどう勝ち、戦後の世界がどうなったかなど まず日本の勝利は何かというと、これは1941年11月15日の大本営政府連絡会議で承認された「対英米蘭蒋戦争終末促進ニ関スル腹案」という構想案がありまして、全部書くと長文になるので、これを簡単に言うと・・・ 速やかに極東の米英蘭の根拠地を占領し重要資源地帯を押さえ海上交通路を確保し長期自給自足の体制を整え、先ずドイツ、イタリアと協力して英国の屈服をさせ、さらに米海軍主力を撃滅し通商破壊戦を強化し米国世論の厭戦を誘致し戦意を喪失させるというものです。 つまり、最初から日本は米国を降伏させようとは考えておらず、南方の資源地帯を手中にし大東亜共栄圏の建設を米国に認めさせれば良いと、それが対米戦での勝利だと考えていたわけです。 ちなみに戦争終結の機会としては南方作戦の成功、または蒋介石の屈服時、またはドイツによる英国本土陥落、または独ソ戦の終末時なのが想定されていました。また、講和の斡旋をバチカンやスゥエーデン、南米諸国に依頼する予定でした。 この中で南方作戦の成功は実際に成功したわけで、東久邇宮大将が東条首相に緒戦の情勢が有利なので和平交渉を始めるべきだとか、天皇陛下も2月に戦争終結の機会を逃さないようにとお申しつけになりましたが、東条首相は和平交渉どころか戦争継続、拡大に動きました。 まあ、この時点で和平交渉をしても米英が乗るとは思いませんが、少なくとも日本にも早期に戦争終結の考えをしている主要人物がいた事は事実です。 それはともかく、要は日本に有利な状態で、また米国に不利な状態で、米国を講和のテーブルに着かせる為の策が、前回の回答で書いた1~11のシナリオとなります。 これに、さらに補足的に書くと、不確定要素が多いのですが・・・ まず1~11のシナリオまで来た場合、米国内は・・・ 有色人種対白人の対立が激化し、暴動により国内が混乱し、または内乱状態になり、軍需工場の稼働率が落ち兵器の生産が遅延し、国内の流通も乱れ、一般市民は物資不足に不自由な生活を強いられるだけでなく人種対立の恐怖に苛まれ不満を募らせます。米軍内でも人種対立は頻発し黒人兵のサボタージュや士気の低下が顕著となります。 史実では、当時の黒人組織の中には、米国からの分離独立を主張するグループや、逮捕された反政府黒人組織のリーダーの中には「黒人は米国内の日本軍だ」「東条首相に日本の勝利を祈る」と取調官に言い放った者もいたそうです。 この状況を利用し、まずは日本軍が米国内の反政府有色人種と連合し、米本土上陸を狙っていると米政府に思わせます。 ただでさえ、日本軍に負け続けなのに、さらに米国内の反政府的な有色人種と手を結ばれたらどうなるか・・ 1回目の回答に書きましたが、米国は最初、日本軍を過大評価し米本土西海岸に上陸してきた場合、これを防ぐのは無理だと判断し、中西部のシカゴで反撃するシナリオを描いていたくらいです。これには有色人種が日本軍に味方する事は考慮されていません。もし、上陸してきた日本軍と国内の有色人種が手を結んだら・・この最悪の事態を米政府に懸念させるよう偽情報を大量に流します。つまり良く言えば謀略、俗に言えば「はったり」です。 また米国は英国も助けねばなりません。史実では1942年の時点で英国はかなり危機的状況にありました。Uボートの活躍により穀物等の輸入量が低下し、消費量が輸入量を上回り、備蓄で何とか凌ぎました。貯蔵していた商船用燃料も3ヶ月分を切りました。さらには人的資源も限界に来ており、7月には50歳までの女性は登録して軍需工場で働くという政策を英国政府は打ち出したぐらいです。 これに米工業力が低調で英国向けの軍艦や兵器、輸送船まで生産が遅延となると、下手をすると英国は海上交通路を守りきれなくなり英国では餓死者が出る可能性すら出てきます。 2回目の回答で提示したシナリオでは、日本軍はインド洋で大々的に通商破壊戦を行います。ますます、英国は危機的状況でしょう。 こうした窮地を凌ぐため米国と英国は日本の講和要請に応じ戦争は一旦終結となり、日本は戦争目的を達成し勝利するというのが楽観的なシナリオとして一つ。 ただし、米国と英国は捲土重来で建て直しを図った後、日本に対する再戦の機会を窺うつもり。 ソ連はおそらく米国、英国からのレンドリースが削減され、その結果、カフカスの油田地帯を占領され窮地に立ちます。備蓄と残りの油田で抗戦を継続しますが、ドイツ軍に押し捲られ、中央ではモスクワが占領され、その後もウラル山脈まで後退させられます。ただヒトラーはウラル山脈より東方にはそれほど興味はなく陸軍の進撃はストップし、空爆程度にとどめ東方は日本に任せようと考えるのではないかと。そしてドイツは獲得した広大な東方の領域の施政にその力を注ぐでしょう。元々東方での土地と資源を獲得し膨張するドイツ民族の生活圏とするのが戦争目的でしたから。 日本が英国、米国と講和した場合、当然、日本陸軍の目は蒋介石、ソ連に向かうでしょう。まずは重慶侵攻作戦を行い、弱体化した国民政府軍を叩き潰します。ただ、それでも蒋介石は抵抗をやめないでしょう。 その後、陸軍はソ連に目を向け、関東軍のシベリア侵攻となると思います。 2回目の回答にも書きましたが、例え講和しても米国内への謀略の手は緩めないので、蒋介石、ソ連への軍事援助は激減か停止したままであり、日本軍は勝利できるかと思います。 日本軍の構想には遠くウラル山脈まで進撃する計画は無いので、現在のロシア連邦の行政区で言う東はクラノスノヤルスク地方から西はハントウィマンシ自治管区あたりまで、ある時期まではソ連が国として残るかもしれません。 しかし、日本の国力・戦力が南方資源により順調に増大していけば、そのうちソ連も消滅するかもしれません。 米国、英国があくまで講和に応じず戦争が続いた場合・・・ 米国内の反政府有色人種支援については、これまで書いたのと同じであり支援に力を入れます。 通商破壊戦はハワイ~米本土間をする必要が無くなったので、その分、今度は米本土~オーストラリア間に力を注ぎます。 そうすればオーストラリアを基地とする米潜水艦への魚雷、整備部品など補給品が届きにくくなり、より日本の海上交通路の安全に寄与しますし、オーストラリアに展開する米軍、オーストラリア軍などにも打撃となります。 また英国では前述したような状況なので餓死者がでるかもしれず、相当追い込まれる状況かもしれません。 そして日本は南方資源により戦力をどんどん増強します。 史実では日本の海上交通路が米潜水艦と航空機により攻撃され大損害を受けたため忘れられがちですが、米軍の日本輸送船攻撃が激化した1943年、1944年でも船舶建造量は開戦時の見込みより倍以上も建造されていました。まあ、大戦後期は粗製乱造船も多いですが。 つまり、2回目の回答のシナリオでは米海軍による海上交通路への攻撃による損害が低いと見ているわけで、さらに船舶の建造も順調に進めば、日本軍はかなりの戦力を増強できますし、また輸送船も増えるわけで、さらなる海上侵攻能力を持つ事も可能になるかと思います。 それはともかく、2回目の回答で書いたシナリオ通りにいけば、キ74、キ91、富嶽、TB機など長距離爆撃機が早くに完成するかもしれません。 史実では、大戦後期、こうした長距離爆撃機で片道攻撃でニューヨークに特攻をかける計画もありましたが、このシナリオならハワイを利用できるので、片道攻撃でなくてもキ74とキ91なら米本土西海岸の主要港、油田や工業地帯を爆撃できますし、富嶽やTB機ならテキサスの大油田地帯や首都ワシントンや東部工業地帯も爆撃できます。 いかに米国とて有色人種の反乱により油田地帯を攻撃され、その流通路も攻撃され、さらに長距離爆撃機により油田や工業地帯を爆撃されたら大打撃でしょうし戦争継続にも響きます。さらに、日本の空母部隊が西海岸一帯を空襲し、それに有色人種の反政府グループが呼応すれば、これも痛手でしょう。 国内の反乱と空爆により工業力を叩き継戦能力を奪い米国に抗戦を諦めさせ講和というシナリオもあるかと思います。 また、ルーズベルト政権が倒れる可能性もあります。1942年11月の米国の上・下院両選挙ではルーズベルトの民主党は過半数を維持しましたが、議席を大きく減らしました。共和党が上院で9議席、下院で42議席増加しました。この頃はミッドウェーで勝ったとは言え、ガダルカナルで激闘中、アフリカ戦線もエル・アラメインで戦闘中で決して連合軍に良い状況とは言えず、その不満が共和党の躍進に繋がりました。1944年の大統領選挙でルーズベルトが勝ったのは戦争に勝ちが見えていたからです。 しかし、このシナリオの場合、米国は敗北続きの国内混乱ですから、1942年の上・下院両選挙は開かれたとしても共和党の圧勝になるかもしれず、1944年の大統領選ではルーズベルトも落選する可能性が高いです。 政権が交代すれば、そこで和平となるかもしれません。 後は有色人種の反乱がどこまでやれるかでしょう。これは優れた指導者が黒人から輩出するか、または枢軸国から送り込めるか、活躍できるかで変わってきます。 90年代のルワンダ内戦のルワンダ愛国戦線がいい例で、指導者が死亡した為、新たな指導者が立ち、その人物が優秀で戦略的に圧倒的不利な状況を見事な戦術で覆し勝利しました。そういう人物が米国に出現すれば状況もまた変化するでしょう。 後は前述した通りの展開かと。

mikasa1905
質問者

お礼

再再度のご回答大変ありがとうございます。 超大国アメリカでも、戦略をもってシーレーンを抑えたり謀略などすれば、そこまで追いつめられるのですね。その戦略を持つことが叶わなかったわけですが、物理的に無理な話じゃなかった。 アメリカは原爆完成も難しそうですね。ドイツの方が先になるかな。 南京事件やいわゆる従軍慰安婦問題、731部隊などは(事実かそうでないかは別として)今のように責められることなく、日本はアジアの超大国として君臨したでしょうね。 このシナリオでは大東亜共同宣言などなかったと思われ、植民地解放は日本自らやることはなかったろうと思います。ドイツも植民地を得るだろうし、その後の世界は勝ち組が入れ替わるだけでなく、まったく別の歴史になりそうですね。

その他の回答 (17)

  • DieMeute
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回答No.17

NO.13です。 前回、回答したのはあくまで「ミッドウェーで日本軍が優勢に戦ってその後ハワイを占領し、ハワイと引き換えにアメリカと講和できたとしたら、その後どんな歴史になったと思いますか?」という事に限定して回答したのですが、戦争で米国に勝つという戦略を最初からハワイを絡めて想定した場合は、また別なシナリオを回答できます。 前にも述べましたが、戦争に絶対はありませんから100%そうなるとは言いませんが・・・ 日本が米国に勝つ可能性はありました。 日本が太平洋戦争で敗北したのは、ただ単に大本営の作戦指導にミスがあっただけの事です。 去年の夏、このサイトで「日本が太平洋戦争で犯した最大の失策」という質問がありました。 そこで私は日本が勝つための戦略を回答させていただきました。 「日本が太平洋戦争で犯した最大の失策」 http://okwave.jp/qa/q7671998.html 上に貼ったサイトの回答を読めば分かる通り、私が回答した要点は3点です。 (1)謀略を用い米国国内での人種対立を激化させ国力を発揮させなくする。 (2)ミッドウェー作戦ではアリューシャン作戦は行わず、その分の空母をミッドウェー作戦に投入する。 (3)潜水艦による通商破壊戦を全力で行う。 詳しくは上に貼ったサイトを見てもらえばと思いますが、米国最大の弱点は人種問題であり、太平洋戦争中、全米47都市で100以上もの人種暴動が発生し、軍需生産に影響を与えたばかりか、軍内部でも黒人兵対白人兵の暴動が発生しています。 日本もこの弱点は把握していましたが、外務省の人員が少しだけ黒人組織と接触した記録が見られますが、軍が本腰を入れて、この米国最大の弱点に取り組んだ形跡はありません。 ただ、当時、軍需物資の3割を生産していたデトロイトで起きた大規模な人種暴動に日本人工作員が関わっていたという話はありますが、それも確たる証拠はありません。 もし、軍が早くからこの米国最大の弱点を攻めるよう謀略の準備をし、戦争中に米国の人種対立を煽ぐ事に成功したとすれば、米国はその経済力を発揮できなくなったかもしれません。 そうなれば、軍艦や戦闘機、戦車の生産は遅れるかストップし、部隊の訓練も完了は遅れるでしょう。 実際、日本が何もしていないのに白人労働者の職場放棄などで軍艦の建造や軍需物資の生産に遅れが出ていたのです。 もし、最高にうまくいって米国を内乱状態にし、南部の油田地帯や工業設備を有色人種が破壊したり、物流の輸送を妨害したりできれば、米国は内憂外患の状況となり、日本との戦争どころではなくなり、国内を安定させるために日本との講和の道を選ぶかもしれません。 米国の経済力は大きいですが、それでも史実では太平洋戦争中、米国市民の生活では食肉、バター、暖房用燃料、ガソリン、その他色々な物が配給制となり、その生活を圧迫していました。 もし人種対立が激化、または内乱状態にでもなれば、こうした配給制による物資の供給も滞り、一般市民の生活はさらに逼迫する可能性もあり、それが政府への批判となり、講和への道を開くかもしれません。 ともかく、人種対立により米国の工業力がその力を発揮できなくなれば、それは日本だけでなく枢軸国全体にとって有利に働きます。米国製兵器の供給が止まるか、遅れるかすれば、それだけ日本もドイツも戦いを有利に進められます。 要は敵の内部を撹乱するのは兵法の常道です。大本営はそれをするべきでした。 ミッドウェー作戦に関しては兵力分散のミスです。必ず日本が負けると決まっていた戦いではありません。 太平洋戦争時、米太平洋艦隊司令官だったニミッツ提督も言っている事ですが、アリューシャン作戦に参加していた空母が南雲機動部隊にいたら、日本軍が勝ち米艦隊は敗北していたかもしれないのです。 南雲機動部隊の草鹿参謀長や源田航空参謀がアリューシャン作戦の中止と、その戦力の南雲機動部隊への合流使用を進言していましたが、採用されませんでした。残念な事です。 こうした事を踏まえてシナリオを提示すると・・・ 1.真珠湾奇襲、南方攻略作戦、インド洋作戦、珊瑚海開戦は史実通り。 2.ミッドウェー海戦ではアリューシャン作戦を中止し、その戦力が南雲機動部隊に加わり、ミッドウェー作戦で日本軍が勝利。 3.史実ではミッドウェー作戦前の時点で、ミッドウェー作戦の勝利後の作戦として、ハワイ攻略戦の構想が出ており、陸軍では三個師団にその準備命令が5月に出ており、ハワイ攻略作戦は9月以降の予定だとされていました。これもそのまま準備を進めます。また、南雲機動部隊は艦艇整備と乗員の休養、新規補充パイロットの訓練で陣容建て直しに。 4.アフリカ戦線でトブルク要塞が陥落した事からドイツ、イタリアからのインド洋作戦強化の要望。これに日本は応え、第二機動部隊、巡洋艦部隊、潜水艦部隊による通商破壊戦を大々的に展開。これによりアフリカ戦線、カフカス戦線、中国、ビルマ戦線の連合軍部隊は補給が減少し苦しい戦いに。 5.米国内では日本の謀略により人種暴動が激化し工業生産に著しい影響が出て、連合軍の工場としての機能が低下。生活物資も不足がちで一般市民の生活にも深刻な影響が出ます。 また、米軍では日本軍の次の狙いはハワイだと想定しハワイの軍備の増強を図るも、国内工業力の低下と日本の潜水艦による通商破壊戦により順調には進まない状況。 さらに米潜水艦隊による日本の海上交通路破壊も魚雷の低生産と低性能により捗捗しくなく、新造艦も完成が遅れ、戦果は低調な状況。 6.ハワイ攻略戦開始。ミッドウェー海戦と同じように米海軍では戦力を掻き集め、訓練未終了のパイロットまで動員するも、国内の混乱、工業生産の低調の影響は大きく、海軍と航空戦力の強化が思うように進まなかった事から日本海軍の勝利。日本軍はハワイの制空権、制海権を握り上陸作戦開始。米陸軍は健闘するも制空権を握られたのは大きく、結局はフィリピン戦のバターン半島、コレヒードル要塞の時のように降伏。 7.日本が米国に講和の申し入れ。米国はこれを拒否。 8.日本、政略・謀略の一環としてフィリピンにフィリピン人による傀儡政府を樹立。さらにハワイでもハワイ先住民の旧王国関係者を探し出しハワイ王国を再建、ただしこれも傀儡政権。フィリピン、ハワイが米国に侵略され征服された歴史から解放されたと世界に大々的に宣伝。日本は米国の白人支配から有色人種を解放していることを強調。これにより米国内の白人がそれまでアジアで、侵略者であり圧制者であった事を想起させ、さらに米国内の黒人など有色人種に日本への期待を持たせ、さらに米政府への戦いへと駆り立てる。 また、ラース・ビハリー・ボースのインド独立連盟をインド臨時政府も認め、インド国民軍をその軍隊として、対インド戦略に据える。 9.日本軍、ハワイ攻略戦後の損害補充と建て直し。また、一部潜水艦を用いて米西海岸の有色人種の反政府グループにフィリピン戦、ハワイ戦で得た米製兵器を供与。また破壊工作員なども送り込む。 なお、史実ではドイツもUボートで破壊工作員を米国に送り込むことをしていました。それを考慮し、ドイツ、日本両国の工作員による米国内での破壊活動、有色人種の反乱支援実施。 10.日本国内で長距離爆撃機の開発促進。ドーリットル空襲後から報復的発想で米本土を爆撃できる爆撃機を開発する計画がスタートしています。これを促進します。日本では長距離爆撃機を数種、開発していましたが、南方からの資源途絶と空襲激化で遅々として進まずキ74が終戦間際に十数機完成しただけですが、このシナリオなら何機種かもっと早くに完成する事が可能になるかと思います。 11.日本軍による米国西海岸上陸の可能性、計画の噂を外交ルートで流し、さらに米国内にも広め米政府への圧力とする。 と、言うわけで、このようなシナリオになります。 米国がこの後、講和に応じるなら講和締結ですが、しかし講和は締結しても日本は米国内への謀略工作は秘密裏に続行、米国内の混乱できれば内乱を持続させます。 そして南方資源を用い戦力増強につとめ機動部隊の強化をし、米国本土を爆撃できる長距離爆撃機の開発を進めます。 講和を締結しないなら、日本軍は機動部隊の戦力を増強、もし長距離爆撃機が完成したのならハワイから出撃し爆撃。 なお、海上輸送能力ですが、史実では日本の船舶800万トン以上が沈められ、海上要輸送能力が激減し戦争遂行に支障をきたしました。しかし、そのうちの700万トン以上は1943年以降に沈められたものであり、米潜水艦が増強されてから、それに加え日本海軍の戦力が激減したため沈められました。 開戦初期、ミッドウェー海戦前の時点まででは、船舶の損害は約36万トンであり、これは海軍の被害予想見込みと殆ど変わらず、新造船もある事から大きな問題にはなりませんでした。 今回のシナリオではガダルカナルのような制空権も握れないのに輸送船を出すとかはなく、また米国内が混乱しその工業力が発揮できず、米潜水艦も大量生産を早期に実現できず、またハワイを日本が占領しているので、距離的にも米潜水艦の脅威は激減しているという想定なので、南方からの資源輸送は順調に進むと思います。 こういうシナリオなわけで、要は米国最大の弱点である人種対立を謀略により激化させ、最大の長所たる工業力を発揮できなくさせれば日本にも勝利の見込みはあるというシナリオであり、これがうまくいけば米国は大国の座からも滑り落ちる可能性もあるというわけです。

mikasa1905
質問者

お礼

またまた読み応えのあるご回答たいへんありがとうございます。 作戦指導をうまくやれば、こんな勝ちシナリオの可能性もあったわけですね。 マニアが喜ぶ「富嶽」が実用化されそうですね。 リンク先も後ほどじっくり拝見させていただきます。 取り急ぎお礼まで。

mikasa1905
質問者

補足

あらためて補足欄にてお礼申し上げます。 リンク先のDieMeute様のご回答も読ませていただきました。 米国の人種対立がそこまで深刻だったっていうのは、あまり知られていないので勉強になりました。 日本の潜水艦も性能は良かったはずだし、運用をうまくやればかなり米国の力を削げたでしょうね。(私はやはり伊400型によるゲリラ的な米本土空爆を夢想してしまいます。) もしよろしければ、そのシナリオで日本がどう勝ち、戦後の世界がどうなったかなど簡単でよろしいのでご回答いただければと思います。

noname#172481
noname#172481
回答No.16

お礼ありがとうございました。 No.11です。 ご指摘の通り、米軍が本土に空襲が可能になる前に、講和する(満州全放棄等)が正解だと考えますが、講話を斡旋してくれる国が見当たりません。 そもそも、真珠湾でたった4隻沈めただけで満足したのは、 精神分析学者・岸田秀さんの著作によると、 黒船が4隻であり、日本だけで暮らしていたかったのに、アメリカに無理矢理開国を迫られ、何故か日本では知られていませんが、 ペリー「開国を拒否するなら、日本を火の海にする、降伏するなら白旗を掲げよ」(白旗伝説・・・本になっているはず) 幕府の判断は、日米和親条約等の不平等条約を結ぶこと・・・ 桜田門外の変 長州藩、薩摩藩は、米英に負けず・・・幕府がどうにもならない 長州藩・高杉晋作「(英国に対して)陸に上がって来いよ、負けね~から(現代語風)」 薩長同盟、徳川慶喜は「朝敵」に、徳川征討! 世界帝国・元からも「服属せよ、さもなければ武力行使するぞ」 これは、元が日本を攻めきらず(対馬に平地がなく、騎馬隊は補給線の確保が不可能)、日本は地政学的に異民族には攻められないことを世界に証明! で、幕末に、アメリカから「火の海にしたやる」と再度恫喝され、 日本人としては、どうにもこうにも、アメリカだけは許せないという深層心理があり、 日清、日露に勝利し、日本は自信をつけた、しかし、司馬史観と違いますが、 日露戦争勝利の実際は、日英同盟でイギリスがロシアを強力に牽制してロシア艦隊がなかなか日本にたどり着けず、アメリカがロシアの台頭を「日本」を使って抑制したいという、 英米の思惑があり、 英米の戦略のシナリオの中で、日本は対馬沖でロシア海軍を「実践レベル」で破っただけ、 ロシアがまだまだ戦争継続だ!と言い兼ねないところを、アメリカの斡旋で ポーツマス条約 つまり、日本が日本の力だけでロシアに勝ち、米英列強と対等になりたかった その気分で、昔年の恨み・アメリカに宣戦布告、 不十分な真珠湾攻撃に満足した(戦略的には、即座にハワイを占領し、カリフォルニア州に兵站を作るのが筋です)、 気分で戦っていては、どれがどうなろうとも 無惨な敗北をせざるを得なかった! アメリカとの物量の差は戦争を始める前から分かっていることであり、 二正面作戦を避けるが兵法の基本なのに、 ロシアとだけ中立条約を結んだものの、 中国、満州、東南アジア、インド、太平洋、アメリカ 戦線が拡大し過ぎで、 これでは、軍神・上杉謙信でもどうにもならない! 作戦がヘタクソ過ぎで、なぜ、そんなヘタクソな作戦のために赤紙で招集され、特攻隊にまでさせられ、未来の日本人は、靖国で英霊に礼を尽くすこともしない そんな日本で本当にいいのか? まず、靖国で日本のために失わなくてもいい命を、未来の私たちのために捧げて下さった先輩方に礼を尽くす「普通の国」になることが第一で、先の戦争に対する最大の教訓になると考える次第です。 反対するのは、日本を明確に嫌っている、中国、韓国、北朝鮮、ロシアだけです。 ブッシュ大統領(当時)が、「靖国参拝したい」との意向を示したとき、阻止したのは日本の官僚です。 日本の敵は、いつの時代も日本! 有害無益・反日の日本人たち! 以上、岸田秀さんの著作をベースに、自身の考えを述べました・

mikasa1905
質問者

お礼

ありがとうございました。 お考えには賛同いたします。 >講話を斡旋してくれる国が見当たりません。 確かに! 米世論を反戦にできたとしても、講和なんかしたくないであろうルーズベルトを相手に、やっぱり無理なのかな・・・

回答No.15

#3です。 日露戦争って日本の勝利と言えるの? 賠償金も取れず、領土拡大もできなかった 結果からすれば、負けなかっただけと言っていい。また、戦争後に、国際社会に おいての位置づけが厳しくなってしまった事は質問者の考えるとおりでしょう。 結局、戦争も経済活動の一端なのです。どれだけ投資して何が得られたか、それを 考えると、日露戦争は戦況では負けなかったが、戦略(最終的な決算)としては 負けと言ってもいい。日露戦争を勝ちと判断して道を誤ってしまった、既にこの 時点でどん詰まりだったわけです。 俺が言いたいのは、戦況で一時的な勝利を得られたとしても、その戦線を 維持するための国力が日本にはなかったと言いたいだけなのです。言うなれば、 登山で登りの分しか食糧を用意せずに、下りの途中で遭難→凍死という状態です。 仮に真珠湾攻撃でハワイを制圧できたとしましょう。補給物資無しに、その戦線を 何日維持できるでしょうか。採算が合わなければ撤退するしかない。そうなれば、 元から奇襲なんてしなければよかったとなります。真珠湾攻撃なんて、アメリカが 日本に対して戦端を開くアメリカ側の大義名分にしか過ぎない。したがって、 最初から最後までアメリカの掌の上で狂奔していたに過ぎない。惨敗です。 また、質問者の考えだと、「ソ連との冷戦をアメリカと協力できるのか」とありますが、 これは0点としか言えない。日本が消耗しきるまで都合のいい第3者として、アメリカは 自国の利益のために戦線を維持するでしょう。アメリカが日本と協力する? 妄想は自由ですが、穴が多すぎます。当時の日本と大差ないのでしょう。 その頭を今後の戦略眼に使えればいいのですが、現状の妄想ですと、ラノベで 妹(*´Д`)ハァハァしているのと全く変わらない。もう少し建設的な考えならば 絵空事としては楽しいかもしれません。

mikasa1905
質問者

お礼

>仮に真珠湾攻撃でハワイを制圧できたとしましょう。補給物資無しに、その戦線を何日維持できるでしょうか。 毎度ご回答ありがとうございます。そもそも長期間のハワイ占領がムリという事ですが、長期間でなくていいはずです。最初からハワイ占領を戦略に入れた陣容の真珠湾攻撃で、素早く占領し、捕虜を養う事を口実に、米が攻撃できない最小限の補給を続け、米本土攻撃の驚異を与え続けて米世論に訴えて早期講和。(文章がうまくありませんが)山本が考えていた戦略を完全に近い形で実践できてたらと思うのですが・・・ 確かに史実ではルーズベルトの誘いに乗ってしまったわけだし、宣戦布告が遅れたのも利用されて米世論は意図と真逆になってしまいましたが、ハワイへの攻撃や占領までルーズベルトが予想していたかどうか。 >日露戦争を勝ちと判断して道を誤ってしまった、既にこの時点でどん詰まりだったわけです。 それはそれで同感ですが、勝ち負けの解釈をそこまで広げてしまうと、話にならなくなってしまいますよ。戦争目的としては日露戦争は朝鮮半島へのロシアの進出・ロシアの日本への脅威を抑えることだったわけで、その目的は達しているのだから勝ちは勝ちです。その勝ちを勘違いしておかしくなったわけですが。 解釈を広げてしまえば、大東亜戦争も勝ちと言えてしまう。戦争を始めた理由である、資源、安全保障、アジア植民地解放(これは後付の大義名分だけど)など、負けることで結果的にみんな手に入れました。失われた300万人超の命が惜しまれますが。 私が「勝ち続ける日本を妄想している」と思われているかもしれませんが、どんな結果でもいいんです。どういうシナリオがあり得たかをお教えいただきたいのです。 上記のようなハワイ占領戦略がムリだということであれば話は終わりですが。

回答No.14

まぁ そもそも太平洋全域を支配した時点で和睦すべきだった そうすれば今も太平洋は日本のものだったのに

mikasa1905
質問者

お礼

太平洋全域を支配したってのは、史実では出来てませんが・・・ ハワイやグアムが日本領だったら、きっと楽しいでしょうね。島のない所も多いから太平洋すべて日本のものにはなりませんが。

  • DieMeute
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回答No.13

>ミッドウェーで日本軍が優勢に戦ってその後ハワイを占領し、ハワイと引き換えにアメリカと講和できたとしたら この場合、ドイツ、日本、米国、英国の四極の世界が到来するかもしれません。 戦争に絶対はありませんから、必ずそうなるとは言い切れませんが・・・ 留意すべきは米国と講和できても英国とは戦争継続しなければならないかもしれません。 ただし、その過程で大戦中にソ連が崩壊する可能性があります。 英国も大きく国力を削がれる可能性があります。 まず、日本軍がハワイ攻略戦を行ったとして、そのハワイ攻略戦の最中、その戦況が日本軍優勢ともなれば米国は、ハワイ喪失の後に有り得るかもしれない日本軍の米国本土上陸作戦を懸念し、米国本土西海岸の防衛を急ピッチで進める事が考えられます。 実際、史実では開戦初頭、米国では日本軍の実力を過大評価し、日本軍の米国本土進攻について、太平洋艦隊が大打撃を受けた現状では、西海岸では日本軍の上陸を防ぎきれないと判断し、米国内陸の中西部のシカゴまで来れば日本軍の補給線も延びきるだろうから、そこで反撃するという話が出ていたくらいです。 敵軍の正確な情報を掴むのは生易しいものではなく米国も色々と誤謬を犯していたという事です。 つまり日本軍がハワイ攻略戦を優勢に進めれば、米国は本土防衛に力を注ぐかと思います。 そうなるとソ連へのレンドリース(軍事援助)が削減される可能性が出てきます。ソ連を援助するより、自国の防衛の方が優先される可能性は高いかと思います。 米国の経済力は大きいですが、それが軍需生産としてフル稼働するには時間がかかりますし、全ての物を豊富に迅速に不足なく供給できるわけではありません。 例えば1942年6月、北アフリカ戦線のトブルクが陥落した時、チャーチルがルーズベルトに「できるだけ多くのシャーマン戦車を下さい。それをできるだけ早く中東に送って下さい」と要請します。ルーズベルトはその要請に応えましたが、その時、送られたシャーマン戦車300両は最初に生産されたばかりの、しかも米国陸軍の機械化師団に配給されたばかりのものを取り上げて、中東に送られました。その結果、米軍機械化師団へのシャーマン戦車の配備は遅れています。 新型の大型空母のエセックス級空母も1942年のうちには1隻が完成しただけで、訓練の必要もある事から1942年内には実戦に参加する事はありませんでした。 自国防衛の観点から米国がソ連へのレンドリースを削減する事は充分考えられるかと思います。 また、先にも述べたように1942年6月21日に、ドイツ軍がトブルクを陥落させます。これはミッドウェー海戦の約2週間後です。 この優勢な状況をより有利にしようとドイツとイタリアからは、日本海軍によるインド洋での作戦強化が要請されています。 7月にはインドのガンジーが総反英運動の開始を訴え、後には死傷者が多数出る暴動が発生しています。 この情勢に史実では日本軍はセイロン島攻略作戦を計画します。 また、大本営は連合艦隊にインド洋での通商破壊戦の強化を指示します。これは潜水艦部隊だけでなく、海上打撃部隊も参加する予定でした。 しかし、これらの事は8月にガダルカナル島に米軍が上陸してきた事から、セイロン島攻略作戦は中止され、通商破壊戦も戦力を削減され戦果を伸ばす事ができませんでした。 しかし、ミッドウェー海戦で勝利するのなら、米国は当然、ハワイの防備を固める事を優先し、ガダルカナルへの反攻は行わないかと思います。 そうなると、日本海軍によるインド洋での通商破壊戦が予定通り大規模に行われるかと思います。 もともと史実では日本の太平洋戦争での戦略は、成功するかどうかは別にして「通商破壊戦により英国の死命を制し、米国の態度を変えさせる」というものですから、通商破壊戦を徹底的に行うのは、基本戦略でもあります。史実では、これが徹底されませんでした。 イギリス海軍はミッドゥエー海戦前に行われた南雲機動部隊のインド洋作戦により大きな損害を受けたばかりです。 ただし南雲機動部隊は艦艇の整備や乗組員の休養、パイロットの新規補充などの必要性から参加はできないかと思います。こうした艦艇整備、乗組員、パイロット新規補充の事は、ミッドウェー開戦前に草鹿参謀長や山口少将が進言していましたが採用されず作戦が優先されました。しかし、ミッドウェー海戦をやった後には、さすがにやらないとまずいでしょう。 潜水艦部隊、巡洋艦部隊、第二機動部隊あたりで通商破壊戦は行われるかもしれません。 インド洋は北アフリカ戦線で戦う連合軍の補給路であり、ソ連へのレンドリースの輸送路であり(レンドリース全体の3割がインド洋を通りました)、ビルマ戦線で戦う英軍の補給路であり、中国軍への補給路でもありました。そしてインドから戦略物資と人員が英国に送られる海上交通路でもありました。 1942年前半にインド洋を通過して各戦線に送られた兵器は車両だけでも12万両以上、航空機は2000機にもなります。 もし、日本海軍によりこのインド洋の海上交通路が切断されれば、北アフリカ、カフカス(ソ連)、ビルマ、中国の各戦線にとり致命的となります。 1942年夏、カフカス戦線ではドイツ軍が油田地帯に進撃していました。史実ではカフカスを守るソ連軍の戦車の4割以上がレンドリースにより送られた米国製、英国製戦車です。もし、それが届かなかったら、カフカスの油田地帯はドイツ軍に占領されるかもしれません。当時、カフカスの油田地帯はソ連の石油生産の9割を担っていました。もし、この油田地帯を失えば、ソ連にとって致命的だったでしょう。 米国からのレンドリースが削減され、さらにはインド洋のルートも切断されれば、ソ連はカフカスの油田地帯をドイツ軍に占領され、戦えなくなる可能性が出てきます。 そうなればソ連の敗北は必至でしょう。 英国も通商破壊戦により北アフリカどころか中東を失い、最悪の場合、盛り上がるインドの独立運動を阻止できず、インド独立という事になるかもしれません。史実では大戦中、インドは200万人以上の兵士を英国に提供しました。それがなされず、戦略物資も英国に届かないとなると、英国は大きく力を失います。 英国もソ連にレンドリースを送っていましたが、それも中止か削減になるかもしれません。 中国軍も補給が無ければ戦えないでしょう。 大西洋でのUボートの活躍もあり、海上交通路を脅かされた英国はドイツと日本と講和の道に踏み出すかもしれません。 とりあえず、インドの安定に力を注ぎ、米国が軍備を充実させ、また米国を英国の兵器工場として利用し英国の軍備を充実、増強するための時間稼ぎの講和を英国はするかもしれません。 ところで12月23日の日本の陸軍参謀本部の日誌には南方作戦成功後の作戦として、以下の案が出てきます。 1.日ソ戦(シベリア攻勢) 2.日支戦(重慶作戦) 3.インド攻略戦 4.セイロン攻略戦 5.西亜作戦 米国と英国と講和ができ、さらにドイツ軍の攻勢でカフカス油田を押さえられ極度にソ連が弱体化すれば、日本軍は日ソ戦(シベリア攻勢)に出るかもしれません。 さらには同じく弱体化した中国軍に対し重慶作戦に出るかもしれません。 他にも色々な要素はありますが、もし、ある程度うまくいけば、とりあえず日本は支配圏を拡大し、さらにはシベリアを手中にし、しかし重慶作戦は成功するもなお中国大陸は安定せず、中国人の日本への反発は止まず、日本海軍は米国を仮想敵として戦力を増強中、ドイツも支配圏を拡大、イギリス、アメリカは支配圏を縮小するもアメリカの経済力を中心に大幅な軍備増強を行い捲土重来を期する態勢、と言ったところになる可能性もあるかと思います。

mikasa1905
質問者

お礼

読み応えのあるご回答大変ありがとうございました。 歴史の歯車が少し狂えば、こんな世界になった可能性も十分あり得ますね。 このシナリオの場合、原子爆弾はやはりアメリカで作られて、睨み合いの期間が長ければ潜水艦や大陸間弾道弾の開発が進んで、第二次太平洋戦争でいきなり叩き込まれそう・・・ 中国大陸も収拾できるのかどうか。 植民地経営がうまくいけば、国内経済は安定するかもしれませんが、やはり軍国主義は止まらないでしょうか。

noname#229784
noname#229784
回答No.12

第二次世界大戦で各国の戦費は アメリカの3410億ドル、ドイツ2720億ドル、ソ連1920億ドル、 イギリス1200億ドル、イタリア940億ドル、日本560億ドル 日本がインド方面を制圧→責任問題でチャーチル内閣失脚→ イギリス脱落 というシナリオの方が日本勝利の可能性が高かったそうです。 ソ連はドイツにつぶされて、ドイツ、アメリカ、日本が微妙な力関係で並び立つのでは? 中国からの撤退には陸軍が納得しないでしょうから、そのまま進駐。 日本は慢性的にテロに悩まされる国家になりそうです。

mikasa1905
質問者

お礼

なるほど、そういうシナリオもあるんですね。 その3国が長い期間並び立つと、潜水艦に核兵器やBC兵器積んだり、色々恐ろしい事が起きそうです・・・・中国大陸も無法地帯になりそうだし。 ありがとうございました。

noname#172481
noname#172481
回答No.11

日本軍は、真珠湾で艦船たった4隻しか沈めていません。 また、資源で追いつめられたとはいえ、例えば、アメリカではなく、オランダ(オランダ領インドネシア)にだけ宣戦布告する、その選択肢はあったと思います。 以後は、歴史の通りですが、 アメリカは、たとえ4隻といえども、攻撃されたら、必ず攻撃し返す国家であり(同時多発テロ後のタリバン征伐もそうです)、日本の街という街を焼き付くし、民間人も軍人も区別無く殺害し、原爆を2個も投下する国家です。 そこまで読めたかどうか・・・ 満州を共同管理しようと言うアメリカの要求に乗る手もあったかもしれません。 そのくらいです、思いつくのは・・・

mikasa1905
質問者

お礼

満州の共同経営をやってれば、アメリカと戦うハメにはならなかったでしょうね。でもアジアの解放はかなり遅れますね。(日本がアジアを解放したとは言いませんが結果的にはアジア解放につながった) >日本の街という街を焼き付くし、民間人も軍人も区別無く殺害し、原爆を2個も投下する国家です。 サイパンを取られたからこそできる所業で、逆に言えばサイパンなど絶対国防衛圏を破られた時点で降伏するべきでしたね。

回答No.10

No.6です 一般的イメージでは好戦派の陸軍、戦争反対派の海軍ですが、対米戦を積極的に推進したのは米内です。 対米戦反対派の急先鋒は陸軍の小磯国昭でした。陸軍からすれば対中戦で手一杯なのに対米戦が起これば対米戦部隊を編成せねばならずやっていられないのです。そもそも太平洋域は海軍が防衛担当であり、海軍から陸軍の援助不要とまで言われていました。だから陸軍は傍観していたのです。 陸軍の戦争は補給計画から攻撃前進距離に至るまで緻密(無能の代名詞と言われるインパール作戦も計画はかなり緻密にできています。それが破綻しただけのことです)に出来ております。ところが海軍の計画は「真珠湾攻撃-ダーウィン空襲-インド洋-ミッドウェイ-サモア」と、常識で考えても破綻する計画でした。防衛計画に至っては攻撃は最大の防御なりであり、戦闘機にすら防弾を施さず(陸軍機は防弾されています)、島々に防衛陣地を構築する事もありませんでした。 ミッドウェイ・ガダルカナルを海軍が失敗した結果、陸軍が海軍に任していられなくなり、太平洋の防衛計画を立案します。サイパン以降、負けはしますが米軍に流血を強いたのです。 まず日本軍という表現をやめた方が良いです。日本陸軍と日本海軍は別組織であり、共同作戦をやる事はほとんど無かったのですから…

mikasa1905
質問者

お礼

ありがとうございます。 私の認識では、 ハルノートで対中戦の退却を迫られる → 陸軍が始めた対中戦は聖戦なのでやめられない → 米が裏で中国を支援しているのは確実だし、経済封鎖で資源がなくなるしで、もう米との衝突は避けられない。短期決戦で米に大打撃を与えて米の世論を反戦にし、講和して、勝たないまで日本の条件を認めてもらいたい → 対米戦は海軍の仕事、勝てないとは言えず五十六が早期講和を狙って真珠湾攻撃を計画。 って感じなんですが、陸軍と海軍の対立を考えると、すでに対中戦を戦い、予算を使う陸軍に大して、海軍も始めたかったんでしょうね。米内が積極的に推進したのは、「やるなら早く!」という意味ではなくて?

回答No.9

#3です。 所詮はifなので、質問者の気に入らない展開だと逃避するしか有りません。 ハワイを占領したとしましょう。ただ、あそこに補給物資ってありましたか? それが無いと、日本から運ばないといけません。補給線の長さはリスクに直結します。 また、情報も漏れまくっていました。補給と情報の双方を欠いた状態で戦争なんて どんなアホウでもやりません。戦端を開かないといけない時点で負けが確定していた。 戦略上の失態を戦術で補う事はできない。アニメですがこれは名言と言っていい。 旧日本軍があの状態で勝つなんて、一等の宝くじが連続30回当選するぐらいの幻想です。 ラノベに影響された最近の中学生あたりと何ら変わらない。だから戦争に負けるのです。 結局、ハワイから東へは行けませんでした。どんな妄想をしても旧日本軍は勝てない。 勝つと妄想できる者は、逆にリアルの外交を考えてはいけない。制服組が愚かで、 兵力が異様に少ないから負けた。練度ガーなんて言うのは、負け犬の傷の嘗めあいです。 少々の練度の差なんて物量ではじき返せますから。

mikasa1905
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 自ら話をそらしてしまいますが、日露戦争の勝利ってかなりギリギリの勝利ですよね。あの時はきちんとした戦略があった、って言われるかもしれないけど、もし負けていたら大東亜戦争と同じ評価(そんな戦略は机上の空論だって)を受けたと思います。いくら帝国海軍の練度が高くても、ロシアの物量で陸戦を続けられたら勝ち目(講和)は無かったはずです。日露戦争で勝ちを拾ったことが大東亜戦争の負けの一原因でもありますが。とにかく日露戦争は「負けてもおかしくなかった」戦争です。物理的にかなり苦しかったのは両戦争とも同じなんだから、ひるがえせば、大東亜戦争は「勝つ(講和)可能性もあった」戦争だと思うんです。その後の歴史はどんどんおかしな方向に行くだろうとは思いますが。 歴史のifの妄想はやめろ、ってことでしたら、話は終わりです。

回答No.8

当時の日本の軍部は文明の利器を精神論で妨害していました。今でこそ日本はハイテク文明国になっていますが、これは戦争中にハイテクを精神論で妨害し戦争で負けたのが影響しています。 ですから、戦争に勝ち抜く科学力がなかったでしょう。当時の訓練はうちの父も言っていましたが竹槍訓練でした。それでどうして近代戦を勝ち抜くことができるでしょう。また敵の情報を敵に洗脳されるからといって知りもしませんでした。また日本の整備員はやすりが好きでなんでも機械にやすりをかけました。精密機械にそんなことをしたらどうなるかわからず、やすりをかければ直ると信じていたのです。 また、もともと日本は明治時代から仮想敵国をロシアとしていたため、アメリカとどう戦っていいのかわかっていませんでした。資源確保のため南方に侵攻する計画しかなく、その計画が完了するとどうしたらいいのかわからないため、計画の空白が生まれました。それが敗戦の第1の原因だと思っています。 よく、アメリカの物量に負けたといいますが、戦争の敗戦原因ではないと思います。物量のみであればアメリカはベトナム戦争で勝利してますよ。 また、海軍は軍船を大事にするあまり、補給艦をすべて軍船にまわし資源の輸送にその力を回しませんでした。 戦争というのは補給がなければ、勝てるものも勝てません。 ですから補給艦や資源運搬艦があんなにもたやすく潜水艦に撃沈されたのです。 その面からいくとたとえハワイやポートモレスビを占領しても補給が維持できなかったでしょう。 また、アメリカ大西洋やオーストラリア大陸への侵攻はただでさえ中国大陸の戦線が収束していないのに陸軍は猛反対するでしょうから、結局は日本人の補給の考え方を直さない限り敗北は必至でしょうね。 ちなみに自分としては、この戦争以前に、 ドイツとの同盟はしない。 ゲリラ的にアジアの植民地のアジア人を支援し独立させ日本の連合体とする。 中国大陸は満州や沿岸部の主要都市を占領し、奥地に侵攻せず中国軍を迎撃するか、国民党と和睦し共産党と戦わせる。 インドが独立し日本と同盟をすれば、中国は干上がります。 アメリカについてはこちらから攻撃をしなければいいのです。攻撃を仕向けようと妨害すれば、アメリカ世論に訴え、アメリカ政府は戦争がしたいために日本を攻撃したとアメリカ国民に訴えればいいのではないでしょうか。

mikasa1905
質問者

お礼

設定より時代を遡っちゃってるし・・・もういいや! ご回答はとても興味深かったです。 私としては、山本五十六が考えた通りの戦略を実行して講和に持っていけたらどうなるかなぁと思っただけなんですが、いくらでも話が広がってしまいますね。

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