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おんさにつないだ弦のおんさ側は,なぜ節なのですか?
おんさ(振動方向が波の進行方向と垂直)とコマなど固定端につないだ弦が,固有振動するときに,おんさ側が節なのはなぜですか? 振動しているので,腹になるのかなという疑問も?? よろしくお願いします。
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縄跳びの縄で考えてみて下さい。 手を動かさないと縄を回すことができません。 でも手の動きよりの縄の動きの方が大きいのです。小さい手の動きで縄にエネルギーを供給しています。 縄でなくてもかまいません。紐の端を持って小さく上下に動かしてみて下さい。手のところが節になっている定常波を作ることができるはずです。 音叉の振動が腹になるのであれば糸の振動は見えないはずですね。腹のところで振幅が最大になります。糸の振動の振幅が音叉の振動の振幅よりも小さければ見えません。
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確かに、厳密に言えば弦が音叉につながれた部分は節ではありません。 しかし、この場合は固有振動するわけです。音叉の小さな振動が、弦の大きな振動を引き起こすわけです。これは、共鳴という現象の一種です。 共鳴は、たとえばブランコに乗って、だんだんブランコの揺れを大きくしていくことと同じです。ちょうどいいタイミングで揺れを強めるようにブランコを漕げば、だんだん揺れが大きくなります。 弦が大きく震えるようにしているのは音叉で、音叉につながった位置の弦は小さく震えています。そこから離れるに従い、弦の震えは大きくなります。それが最大になる位置が腹で、また小さくなって固定端で節となります。 弦の最大の震えがある程度大きければ、音叉の震えは非常に小さいとして、そこを節とみなしてもよいということです。小数点以下を四捨五入したら切り捨てになる、みたいな感じですね。
お礼
なるほど,共鳴現象とは,今まで気がつきませんでした。確かにそうですね。 やはり弦の腹の部分の振動に比べると,おんさの部分の振動は非常に小さいから節とみなせるわけですね。 ご回答ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 なるほど。縄の動きでの説明は,わかりやすいですね。 そうすると,音叉の部分は,小さく振動しているけど,縄の振動(定常波の振動)の振幅と比較すると無視できる程度なので,節とみなすことができると言うことですね。