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準備書面、答弁書、上申書などの違いは?
控訴審で控訴理由書を提出したら、相手の弁護士が答弁書として、請求の趣旨を書いた1枚の答弁書と準備書面を出してきました。準備書面とは、原告または控訴人が書くものと思っていましたが、準備書面に対する回答が答弁書なのでしょうか?原告、被告とも準備書面、答弁書という表題で書いてもいいのですか?とまた、準備書面や答弁書の中に、こちらの主張や相手の書面に対する回答が混在しててもかまわないのでしょうか? ついでに、回答書や上申書などの表題もありますが、明確な使い分けはあるのでしょうか?それとも表題には慣習や規定があまりないのでしょうか?
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原告、被告とも「準備書面」というタイトルで提出します。準備書面には、提出した者のことを「原告 山田一郎」のように書きますから、混乱が起こることはありません。 なお、準備書面(1)、準備書面(2)…という書き方に対して、第一準備書面、第二準備書面…という書き方がありますから、原告と被告で書き方を分けることはあります。
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- shimaenaga
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答弁書は、被告または被控訴人が書くもので、訴状、控訴状に対する返答です。お話の限りでは、第一審ではあなたが被告だったようにとれますが、相手の訴状に対し、答弁書を出しませんでしたか? 準備書面というのは、両当事者とも書くものです。それぞれ、主張を提出するためのものです。 答弁書も、自分の主張が書かれているので、いわば準備書面の一種です。被告、被控訴人は、最初だけ「答弁書」というタイトルで書面を出し、その後は準備書面(1)、準備書面(2)…というふうに提出していきます。原告、控訴人は、最初だけ訴状、控訴状を出し、それ以降は準備書面として出します。 答弁書も準備書面の一種ですから、他の準備書面と同様、自分の主張や相手の書面に対する回答を書きます。 回答書は、ハッキリわかりませんが、おそらく当事者照会などが相手からあった場合に、回答を書くものだと思います。上申書は、裁判所の訴訟指揮などに対して、お願いを書くものだと思います。
補足
第1審は原告でした。当初だけ被告、被控訴人は答弁書を出し、その後は両車とも準備書面で、回答や主張を混在して書いていいわけですね。原告も被告も準備書面では、混乱が起きるようにも思えますが、提出人の氏名が書いてあれば分かるからいいのですか?それとも控訴人準備書面ー1や被控訴人準備書面-1などと書いた方が分かり易いのでしょうか?
お礼
丁寧な回答ありがとうございました。記載者が書いてあるので、原告、被告、控訴人、被控訴人とも準備書面という表題で混同することはないのですね。