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文化財保護の職業について
私は今、大学3年で生物の勉強をしています。日本伝統の文化や建物にはもともと興味があり、この文化を守りたいと思いました。微生物の研究をするため、文化財保護に役に立てないかと思ったのですが学芸員は取っていません。文化財の保護関連の職業に就くにはやはり、大学の専門学科に再編入するか、院に行って学ぶことですか?知識がないため、上手く説明できずすいません…
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- tanuki4u
- ベストアンサー率33% (2764/8360)
http://www.tobunken.go.jp/~hozon/sympo2012/ とりあえず来月のイベントらしいので、行ってみる。 http://www.tuat.ac.jp/~env-mic/katayama.html ここの大学院を目指してみる。 ※ 大前提として、理工系の学部卒なんてのは、専門家でもなんでもないので、大学院にいかなきゃ話にならない。 あるいは、公務員試験を受けて「将来的にモノになりますから」と証明するしかない。
- suzuko
- ベストアンサー率38% (1112/2922)
昔は特に学芸員の資格は必要なく大卒ならば「国家公務員試験」を受けてなれたのですが、今は準公務員のようですね。 ご参考までに。
- poomen
- ベストアンサー率34% (784/2278)
うーん、文化財保護のために微生物学ですか・・・・。初めて聞く発想です。 ・まず、文化財関連の仕事に就くには、学芸員資格は特に必要となりません。たとえば兵庫県ですが http://web.pref.hyogo.lg.jp/pc02/pc01_000000074.html 埋蔵文化財技師、現代美術の学芸員を募集していました。採用されるのは大学院の博士課程を修了して博士号を持ち、様々な論文を発表している専門家、研究家たちです。つまりバリバリの研究者なんですね。都道府県によってはそれまで発表した論文の提出を求めるところもあります。 http://8531.teacup.com/yondaro/bbs/5143 この仕事は保存・修復ですから、現役の絵描きさんでないと無理です。それもある時代の会が等について技法、絵の具の材料等々の専門知識が必要となります。 というわけで、学芸員資格なんてのはあとからとればよろしい、必要なのはその道の専門家・研究者というのが各種博物館、美術館が求めている人材です。 さて微生物の研究者・専門家に対するで文化財(考古物品、美術品)保護の需要があるかということですね。ちょっと私は聞いたことがありません。というのは基本的に「カビ」は取り除くだけ、あるいはカビは発生しないような環境を準備する、ということしかやっていないからです。高松塚古墳の壁画は見事に失敗して壁画を台無しにしてしまったことはご存じのことと思います。 http://www.nabunken.go.jp/org/tojo/arc01.html 奈良埋蔵文化財研究所のHPをみても、やはりスタッフは歴史、考古学、修復の専門家ばかりで、微生物関連の研究者はいないようです。 直接問い合わせてみることをお奨めします。しかし、いずれにせよ各種博物館、美術館が求めているのは学芸員資格ではなく、考古学、古文書学、修復、美術史その他の専門家・研究家です。どの道を進むにせよ博士号は当たり前、そして自分の専門に関する論文などをどんどん発表している方にしか、就職のチャンスがないことは確かです。 あ、どこかの博物館で昆虫に関する専門家を学芸員として求めていた記憶があります。カビ、キノコ、等の菌類の専門家を募集することもたぶんあるでしょう。その道の専門に進んで活発に研究活動を行っていれば、当然募集があったときには声がかかると思います。もちろんものすごい競争になると思いますが 学芸員 菌類 で検索をかけましたら過去に神奈川県で募集があったようです。 http://blog.livedoor.jp/sakumad2003/archives/50854183.html いろんな仕事があるものですね。がんばってください。
お礼
丁寧に回答してくださり、ありがとうございました。全く知識がないことに恥ずかしくなりました。 やはり狭き門ですね…。自分なりになにか関われる職業がないかもっと情報収集してみます。