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have toについての疑問とは?
- have toを「~しなければならない」と訳さず「~にちがいない」と訳すのは誤りか?
- 「ちがいない」という推量の意味はmustで表されるが、have toも口語で使われることがある
- 中原道喜氏の『誤訳の構造』の解説でhave toについて疑問が生じ、質問をする
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質問者が選んだベストアンサー
mustには「~しなければならない」と「~であるに違いない」という意味がありますが、英語的にはそれほど離れた意味ではないです。He must be crazy.ですと「彼は狂っているに違いない」ですが、「彼は狂っているのとみなされなければならない」と言っても、意味は同じ様なものです。 仮定法の帰結節ではwould mustという言い方はできないので、would have toで代用します。普通have toは「~しなければならない」ですが、この場合は「~に違いない」という意味も表せます。 結局、I would have to be crazy.で「(そんなことしたなら)僕も気が狂っているに違いない」=>「気が狂っていなければそんなことしないよ」という文脈になります。
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- googoo1956
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確かに「have to ...」は「・・・にちがいない」という推量(断定)の意味で用いられることはあります。しかし、それはあくまで「話し手の『現在の』確信」を表すものです。LDCEには次のような説明があります。 have to: used to say that you ARE sure that something will happen or something is true: 例えば「This has to be a mistake.」は「これは間違いであるに違いない。」という「話し手の『現在』の確信の度合い」を表しています。 これを「This will have to be a mistake.」とか「This would have to be a mistake.」という英文にした場合には、どのような意味になるでしょうか。 これを「話し手の『未来の』確信」だと考えることには無理があるように思います。「話し手の『未来』の確信」を表したいのであれば、別の表現の方が良いと思われます。 I'll be sure (that) this is/will a mistake. http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22I%27ll+be+sure+that%22&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=tospccas1&x=wrt I'd be sure (that) this is/will be/would be a mistake. http://search.yahoo.co.jp/search?p=%22I%27d+be+sure+that%22&aq=-1&oq=&ei=UTF-8&fr=tospccas1&x=wrt >「そうなったら私も頭がおかしくなるにちがいないだろう」 もし、どうしても上記の日本語の意味を英語で表すのならば下記のような英文が良いでしょう。(ご提示の日本語はお尋ねの会話の中で用いるには論理的に問題があるように思いますが、それは後で触れることにします。) 【話し手の現在の確信を表したい場合】 I'm sure (that) I would be crazy. 【話し手の未来の確信を表したい場合】 I'd be sure (that) I would be crazy. しかし、このような英文を用いてもお尋ねの会話文の中で用いることはできないでしょう。前述したように、そもそもご質問者が提示された日本語に問題があるからです。それは、この日本語ではお尋ねの会話文の流れに合わないということです。 会話の状況を考えると「頭がおかしくなる」のは「そのようなくだらないことを聞いた結果」ではなくて「そのようなくだらないことを(平気で)聞けるようになるのに必要なこと(=要因・原因)」です。 その因果関係を表すためには、「そのようなくだらないことを(平気で)聞くためには、僕は頭がおかしくなるしかない。(ならねばならない。)」という日本語が最適です。そして、その意味を出すためには「have to」を「義務」だと理解するしかないでしょう。 説明が長くなってしまいました。結論をまとめましょう。 お考えになっている「・・・に違いない。」という日本語はあくまで「現在の推量(断定)」であって、たとえ「would/will have to ...」という形にしても「未来の推量(断定)」を表すことはないと思われます。 したがって「would have to ...」と言った場合には「・・・しなければならないだろう。」という「義務」で理解するのが良いでしょう。 あくまで私見ですので、ご参考になれば・・・。
お礼
詳しくご説明していただきありがとうございます! >確かに「have to ...」は「・・・にちがいない」という推量(断定)の意味で用いられることはあります。しかし、それはあくまで「話し手の『現在の』確信」を表すものです。 have toが「推量」の意味のときは「現在」の確信を表すので、will have toやwould have toにしても「未来」の確信は表さず「義務」の意味になるのですね。 ちなみに、この本の続きにmustとhave toの違いについて下記のように訳し分けされているのですが、have toの文は「~に違いない」と「話し手の『現在の』確信」を表していると解釈して良いのでしょうか? (a) You must be a fool to believe such a thing. (b) You have to be a fool to believe such a thing. (a) そんなことを信じるなんて君はばかに「ちがいない」。 (b) そんなことを信じる「ためには」ばかで「なければならない」。(→ばかでなけりゃそんなことは信じない) 再度の質問となってしまいお手数かけますが、ご回答いただければ幸いです。よろしくお願いいたします。
- litsa1234
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>「ちがいない」という推量の意味を表すのはmustですが、 「have to」もそうであるということは以下のサイトを読めば確認出来ますよ。 (1)http://www.englishpage.com/modals/haveto.html (2)http://en.wiktionary.org/wiki/have_to (3)http://www3.telus.net/linguisticsissues/modalsinteaching.html「Epistemically, there seems to be little difference between have to and must (he has to be home; there’s his car/he must be home; there’s his car), with both expressing a sense of certainty.」(このサイトは法助動詞について納得できる説明をしてあるので有用だと思います。) *日本の学校英語文法のバイアスを感じるにはとてもいい質問だと思います! 以上、参考になれば幸いです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 両者はあまり違いがないんですね。
お礼
ご回答ありがとうございます。 >仮定法の帰結節ではwould mustという言い方はできないので、would have toで代用します。 結局は同じ意味合いになるのですね。