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寸法公差について

現在、設計について勉強している学生です。 最近、寸法公差について勉強して1つ疑問ができたので教えてください。 50という寸法公差が0.1だとします。出来上がったものが50.1~49.9のものは合格となります。 これは、許容差的には、±0.1に相当します。 世の中的に、図面上で寸法公差を指定してある図面はありますか。 学校で図面を見ている限り、許容差を指示しているものしか見たことがありません。 ものづくりの現場の声を聞かせてください。 よろしくお願いいたします。

みんなの回答

noname#194996
noname#194996
回答No.3

>世の中的に、図面上で寸法公差を指定してある図面はありますか 世の中的 という言葉の意味がよくわからないのですが、一般的に日本の工業製品を作るものづくりの現場で使用される図面には必ず公差が入っています。寸法自体に記入されていなければ、一般公差という規格でその寸法の公差を決定することになります。公差がわからなければものは原則作れません。ただ 自分で考え、自分ひとりで部品からなにもかも作成する時、公差を入れずに図面を書き、部品を作り、組み立てるということも可能です。その場合、お互いに干渉するような部品同士は「現合」あるいは「現物あわせ」という手法で組み立て時にお互いの寸法を微調整しながら全体を組み立て、完成させていくということも可能です。一品料理的な、一人親方の伝統的名人工法ともいえます。 戦前の精密工業では上記のような手法が主流だったようです。そのために日本は精密機械の大量生産が非効率的で、得意ではありませんでした。

回答No.2

 通常より厳しくしたい場合、逆に製造上精度を出すのが困難だから甘くても許す場合など、個別で指示することはある。

回答No.1

> 図面上で寸法公差を指定してある図面はありますか 例えば、ベアリングのはめあいは割とシビアな議論になります。 したがって、ベアリングが入る穴は寸法公差がついていることが普通です。穴が大きすぎれば不用品、小さすぎればベアリングが入らない、破損するなとが発生します。 ちなみに、完成品においては、表面処理を施した後の寸法が規定範囲内に入っていなければなりません。 例えば、軸を旋盤で加工した直後に測定した値が寸法公差内であったとしても、表面処理を施した後に寸法公差を外れることは許されないのです。(部品の用途次第で外れてもOKな場合もあります) したがって、表面処理を加味した加工が必要になります。 また、寸法公差を何でもかんでも厳しくすると、加工コストが高くつきますし、無駄になります。部品の用途に応じて必要な寸法公差を設定する必要があります。

fighterfighter
質問者

お礼

表面処理があるものは、処理も加味しないといけないので管理が難しそうですね。勉強になりました。 ありがとうございました。

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