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CuOとCで加熱した時の化学反応式
質問「酸化銅(1)では何故いけない?」 問題で、 『酸化銅(2)は、炭素粉末とともに加熱して十分反応させることにより赤色固体Aに変化し、同時に二酸化炭素を発生した』 『』の変化を化学反応式で示せ というものがありまして、答えが 2CuO + C → 2Cu + CO2 とありましたが、私はこの答えが 4CuO + C → 2Cu2O + CO2 でも良いのではないかと考えています。 Cu2Oでは何故いけないのでしょうか? ご回答、よろしくお願いします。
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問題文中に「十分反応させる」とあります。 これは 「じっぷん反応させる(10分間反応させる)」 と読むのではなく 「じゅうぶん反応させる(充分に反応させる)」 と読んでください。 『炭素粉末が完全燃焼したときに発生する気体は何か?』 という問いに「一酸化炭素」と答えると間違いになるのと同じ理屈で、この問題に「酸化銅(I)」と答えると間違いになります。 炭素粉末が燃焼して一酸化炭素が発生したのであれば、その燃焼はじつは不完全燃焼だったことになります。 それと同じで、酸化銅(II)を炭素粉末とともに加熱して酸化銅(I)が生成したのであれば、その酸化還元反応は まだ充分には反応していなかったことになります。 赤色固体ができた、という点ではCuでもCu2Oでも良いように思えますけど、十分に反応させた、とありますのでCu2OではなくCuが正解になります。
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- aries_1
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すみませんm(__)m Cu2Oも赤色固体でしたね。 訂正します。 やはり、No.2の方が回答しておられるように、「十分反応させた」という言葉に反応して、行けるところまで完全に反応すると考えるのが妥当かと思います。
お礼
これからは、「十分反応」という言葉に注意して、問題を解こうと思います。 ありがとうございました。
- aries_1
- ベストアンサー率45% (144/319)
問題文に「赤色固体」と書いてありますよね? CuOは黒色固体なので不適です。 なお、Cu(+1)はCu(+2)よりも不安定な状態です。 化学変化は不安定な状態から安定な状態に変化する反応ですので、Cu(+2)はより安定なCu(単体)まで変化します。 これがCu2Oにならない理由です。
補足
回答ありがとうございます。 CuOは黒色ですが、Cu2Oは赤色なので、Aとして適すると思うのです。 そして、確かにより安定なCuになりそうですが、この文章だけではCが十分に加えられているか断言できず、途中のCu2Oで止まる解答、つまり、別解としてCu2Oでもいいのではないか、と考えています。
お礼
なるほど、二酸化炭素の例で考えてみると、確かに私の考えは変だと理解できました。 ありがとうございました。