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右優集合とは?微分方程式論の現代数学講座11から学ぶ
- 右優集合とは、微分方程式(2.5)に対して、n+1 次元の集合Dに含まれる集合Eがあり、Eの点から右(または左)へ出る解曲線がDに含まれる限り、それがEにも含まれることを指します。
- 具体的な例として、微分方程式 dy/dx=0 のもとで、集合A={(x、y)|x<=0、y=4}、B={(x、y)|x=0、y=3}、C={(x、y)|x>=0、y=2}、F={(x、y)|x>=0、y=1} が与えられ、D=A∪B∪C∪F の場合、Eはどんな集合となるでしょうか?
- 上記の例において、EはC∪F だけでなく、A、B、D、C の任意の和集合としても考えることができます。つまり、Eは右優集合になります。右優集合とは、集合D内の解曲線が含まれる集合Eのことを指し、左優集合も同様に定義されます。
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質問者が選んだベストアンサー
E は、要するに、 D の点で、その点から右へ出る解曲線が D に含まれるような点は全て含み、 そうでない点は含んでも含まなくてもよい…という条件を満たす集合 なのかな?
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- alice_44
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そうでもないです。 E = C ∪ F ∪ G ただし G = { (x,y) | -20≦x≦-10, y=4 } とかでも、問題ないように思います。 この例の E は、D の点で G の右にあるものを全て含んではいません。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
どうも「右へ出る解曲線」の定義ガハッキリしなくて、 微分方程式の式形によっては解釈困難になりそうな予感 もするのだけれど、dy/dx=0 の場合に限っては 点 (a,b) から右へ出る解曲線は、{ (x,y) | x≧a, y=b } ←[*] で良いような気はします。 そうだとして、 それが D に含まれるならば必ず E にも含まれているような D の部分集合 E はといえば… [*] の形の解曲線でが D に含まれるのは、C または F に 含まれる場合です。それが必ず E に含まれるのですから、 E は C および F を全て含んでいなければなりません。 また、そのとき、E は解曲線を含みます。 よって、D の部分集合 E が dy/dx=0 の「右優集合」 になるのは、E⊇C∪F の場合でしょう。 質問文中の「A, B, D, C の任意の和集合」というのは、 おそらく、A, B, C, F の任意の和集合 の書き違いでしょうが、 E は C, F を全て含まねばならないし、A, B については A, B まるごとでなくても、その任意の部分集合を含むことが できそうです。
補足
EのA点があったら、 Dの点でAの右にあるものを、すべて集めればよいのでしょうか。
- alice_44
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「右へ出る解曲線」の右端はどうなってる? そこの規約によって答えは異なると思う。
補足
解曲線の右端の規定は見つかりません。
- alice_44
- ベストアンサー率44% (2109/4759)
Eの点から「右へ出る」解曲線 …て、何や?
補足
y=φ(x)なる解が初期条件y(a)=bを満足しているならば、解曲線y=φ(x)は点(a,b)を通ることになる。 もし、aがφ(x)の定義されている区間の左(または右)の端である場合には、y=φ(x)は、点(a,b)から右(または左)に出る解曲線とよばれる。 のだそうです。 p43 より。
お礼
いろいろヒントをいただきありがとうございます。 この第2章は、3章以下では使われないようですので、 疑問点のしるしだけつけて、先に進んでみます。 読み終わってから、もう一度繰り返して読んでみることにします。 ありがとうございました。