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今後40年以内に既存の電力会社の送配電線が不要

になりますか? 発送電分離をすると(http://mainichi.jp/select/news/20120922k0000m020077000c.html)、送電線(鉄塔)と配電線(電柱)および地中送電線・配電線が電力会社から切り離されるようですが、これらが今後40年以内に不要になる可能性について検討をしています。 考えられる状況として、 1.燃料電池などが各家庭・集合住宅などに設置される。 2.太陽光発電と大容量バッテリーが実用化され、各家庭・集合住宅などに設置される。 があげられると思います(私が考えたので、間違いがありましたらご指摘ください) 1の場合だと、ガス管の敷設が必要になるかと思いますが、ガス管など地中の設備は電線など架空の設備に比べてコストが非常に高く(およそ20倍)、地震などでは復旧も遅い(東日本大震災では架空電線は三日で復旧、地中ガス管は1カ月以上)とききます。なので、東京などすでにガス管インフラが整っているところならまだしも、地方の田舎などでガス管が敷設されていないところにわざわざガス管を通して燃料電池用の燃料ガスを供給するメリットがあるかどうかです。電気はエネルギー供給媒体としては優れているため、三菱重工のトリプルコンバインド(送電端効率70%、出力80万kW)で大規模に発電して、送電した方が従来送配電設備を継承して使えますし、効率も分散型燃料電池よりもガスコンバインド複合の方が上だと思います。将来的に逆転する(小型分散型燃料電池がコンバインドサイクル複合型の大型燃料電池を上回る)ことは無いと思います(間違っていましたらご指摘ください)。 2の場合ですが、大容量のバッテリーが実用化されれば、電気自動車(EV)が流行りだすと思います。 そうなれば今、日産がやっているようにEVと太陽光電池で電気を貯め、クリーンな生活を目指す動きが活性化すると思いますが、あくまでもEVは乗り物ですので、太陽光の電力をためるために専用の電池がもう一台、家庭に置かれると思います。EVの普及で電力の使用量は増大すると思います。なので結局は太陽光だけでは賄うのは大変になり、バックアップ電源として電力会社の設備や送配電線を経由した電力の相互融通が必要になると思います。つまり、1、2の場合でも今後40年程度では送配電線が不要になることはないと思うのですが、皆さんはどう思われますでしょうか?私の推理の訂正なども踏まえてご回答いただけますと、ありがたいですm(_ _)m

みんなの回答

  • ohkinu1972
  • ベストアンサー率44% (458/1028)
回答No.6

国内ではあまりありませんが、海外で電力事情の悪いところでは、 送電線はあっても工場を稼働できるだけの電力が得られないので、 工場には必ず自家発電機があります。 その場合はさらに故障時のためにバックアップも持っています。 燃料電池等の発電設備が各家庭にいきわたっても、 故障時のバックアップを各家庭で行うのは現実的ではありません。 また送電網は大きい方が安定した電力を得られます。 その意味でも既存の送電網が無くなることはないと思います。

  • Massy57
  • ベストアンサー率39% (242/615)
回答No.5

Massy57 retireした研究者です 各家庭等に燃料電池なり、太陽電池+大容量バッテリーを設置すことによって、大規模発 電所+送配電網が無くなることがあるのかどうか、ご質問者はそんなことはあり得ないとお 考えで、その是非を問われているようです。 40年間というと、発電機器、送電配電機器の設定寿命から見ると(通常20年~40年)近 未来ですね。 集中型発電設備と、現状の送電配電機器の効率、設備費用と、燃料電池、太陽電池、大 型バッテリー等等のコストを考えると、一部置き換えが精一杯で、無くなることはまずあり得 ないと考えます。 特に地球温暖化を考えると、原子力発電を考えなくとも、大型火力発電所と燃料電池の パーフォマンス(設置コスト、発電コスト、製造から発電さらには廃却までのCO2排出量、寿 命等等)は現状かなり差ががあります。また太陽電池そのものもコストさらには、大容量バッ テリーの実現性等等から考えて40年間で、現在の大型火力発電所+送配電網のかわりにな り得るとは考えられません。発電効率という点で大型化火力発電所にまさる手段はあまり見 当たらないのが正直なところですので、40年先に送配電網が全廃というのは、現時点ではあ りえないと考えます。

  • masa2211
  • ベストアンサー率43% (178/411)
回答No.4

http://mainichi.jp/select/news/20120922k0000m020077000c.html を読んでも、送配電線がなくなるようなことは書いてありませんが..... そうでなくて、国鉄がJR旅客とJR貨物に分割したのと同様で、たとえば関西電力を分割し、関西発電(発電のみ)と関西送配電(送電配電のみ)の2社に分割し、独立採算制とする。ゆえに、関西発電(および、各県企業局、丸紅エネルギー、その他発電事業者)が発電し、関西送配電が送電を受け持つ。それだけ。(関西発電以外の発電事業者が参入しやすくなる。) 関西送配電となるのか、本州送配電となるのかは記事に書かれていないため不明。 分散型発電として送配電網を不要とするような計画ではありません。

  • EleMech
  • ベストアンサー率52% (393/748)
回答No.3

1. どの発電方式でも、燃料消費量と出力との間に効率という壁が存在します。 その壁も、大規模設備が少数と小規模設備が多数とでは違ってきます。 やはり、大規模設備が少数の方が高効率であり、無駄を省く事ができます。 その為、発電だけで考えれば、大規模設備以外には考えられません。 しかし、送電線路の設備コストを含め考えたら、今後各家庭に一台の発電機の方が、トータルコストが安くなる事は考えられるので、増えていくかもしれません。 ただ、小規模設備は効率が悪いので、燃料消費量は大規模設備より増えてしまい、燃料問題は現在より深刻になってしまいます。 2. 太陽光発電は製造工程を省くとクリーンであると思いますが、EVがクリーンというのはどうでしょうか。 発電したもの送電し、それを蓄積し、そして使用して車を動かす。 この工程には、無駄な変換効率が重なっているので、高効率とは言いがたいと思っています。 本題に戻して、太陽光発電の発電量やバッテリー容量の飛躍的な増量があれば、設置の意義は出てくると思います。 しかし、コストの問題や元を取るまでの年月など、まだまだお勧めできる状態ではないのが本音です。

sfssefesaa
質問者

お礼

>送電線路の設備コストを含め考えたら、今後各家庭に一台の発電機の方が、トータルコストが安くなる事は考えられるので、増えていくかもしれません。 そうですね、ただ、燃料電池の場合だと今度は地下にガス管を敷設する必要が出てきます。電線の場合ですが、地中と架空では地中の方が20倍近くコストが高いと言われております。ガス管の場合はわかりませんが、架空の電線に勝てるコストなのでしょうか? 回答ありがとうございました。

  • stardelta
  • ベストアンサー率25% (293/1135)
回答No.2

おもしろそうな話なので、つい。 根拠の無いオヤジの考えです。 40年後、燃料電池などということですが、化石燃料は尽きてしまっていませんか?化石燃料の未来は暗いですよね。 バックトゥザフューチャー のように生ゴミででも発電できるような物ができると1は成り立つ話ですね。 EVなんて物好きの金持ちのおもちゃですよ。(私のところは寒冷地で夏も暑い)冷房、暖房を使うとスーパーに買い物に行っても帰りのバッテリーが心配!なんていう現状ではとても実用になりません。動くだけのバッテリーに何百万円は考えられません。 結局は現状のままずるずる行って一般庶民は江戸時代かよくて明治時代の生活に戻るのでは無いですか?

sfssefesaa
質問者

お礼

確かにEVはなかなかですね。日産リーフでもエアコン使えばフル充電状態で70km程度しか走れないそうですし。 ありがとうございます。

回答No.1

>今後40年以内に不要になる可能性について検討をしています。 何のためにですか? この分野に参入しようとしている会社の方ですか? 40年後なんて誰にも分かりませんよ。 それより、現状をどうすべきか考えるのが先決だと思いますけど。

sfssefesaa
質問者

補足

>何のためにですか? この分野に参入しようとしている会社の方ですか? いえ、私は電気系の大学生で、興味があって考えているだけです。 >40年後なんて誰にも分かりませんよ。 そうですね、40年後と設定したのは、電気設備の更新の時期が大体30~40年と聞き、また、民主党の原子力では2030年代ゼロを目指すということでだいたい20~30年ということで、40年後ぐらいはどうなっているのだろうと思い、質問しました。 >それより、現状をどうすべきか考えるのが先決だと思いますけど。 おっしゃるとおりですね。ありがとうございます。

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