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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:源氏物語の翻訳について)

翻訳、要約、ハッシュタグの作成について

このQ&Aのポイント
  • 源氏物語の翻訳について気になる点がいくつかあります。まず、質問文章に登場する「determine」が「was determined」と「受動態」になっている理由がわかりません。また、文章中の表現や意味が理解できない箇所があります。
  • 次に、宮殿での彼女の境遇についてです。文中の「that favors only too great were to be hers」という表現について訳せない部分や、「all the while」の意味が分かりません。さらに、「must needs endure in secrecy the tokens of inhuman malice」という表現についても疑問があります。
  • また、彼女の悲劇的な結末についても疑問があります。冒頭の「till」の訳し方や、「a load of cares」の意味が理解できません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • go_urn
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回答No.1

1)> And so, though I thought that the lack of a guardian would bring her into many difficulties, I was determined to carry out his desire. >私(母)は保護者の欠如は彼女(娘)にたくさんの困難をもたらすだろうと思ったが、私は彼(父)の願いを果たすことを決めた。・・・・・これでいいでしょうか? ●その通りです。 >determineがwas determinedと「受動態」になっている理由がわかりません。ここは母親の自発的な意思ではなかったということでしょうか? ●determineは自動詞用法(決心する)と他動詞用法(決心させる)があり、「決心している」という状態を表すには、他動詞用法(決心させる)の受動態を使い、be determined to を使うのが普通です。  ここを I determined to carry out... とすると、(その時)決めた、という意味になり、「決心していた」というのと少し違うのが分かると思います。 2)>At Court she found that favors only too great were to be hers,and all the while must needs endure in secrecy the tokens of inhuman malice; 宮殿で彼女は見出した・・・・・that以下を・・・ >that favors only too great were to be hers、too~toの構文なのかなとも思いましたが、途中にwereが入っているので?です。onlyもどうやって訳したらいいのかわかりません。to be hers・・・・・・? ●too~toの構文ではないです。only too がイディオム(「きわめて」の意味です。 only をつけないと「~すぎる」の意味ですが、only をつけると「~すぎる」の意味ではなく、強調の意味になります)で、これが、favors に後ろから掛かっています。  were to be hers は、be + to 不定詞で、この場合は「運命」のニュアンスです。 >帝の更衣への更衣が偉大すぎて・・・・というようなことを言っているような気がするのですが訳せません。 ●(訳)宮廷で彼女はきわめて大きな寵愛が彼女のものになる運命であることを知った >all the while ・・・・・しばらくの間? ●その間ずっと=帝の寵愛を受けている間ずっと >must needs endure in secrecy the tokens of inhuman malice; >ここの主語は更衣でしょうか? ●そうです。 >彼女は思いやりのない悪意のしるしをひそかに耐える必要がある・・・? ●彼女はひどい(非人間的な)悪意の徴(=悪意の籠った行為)をいやでも耐えねばならない(ことを知った) >mustもneedsも必要がある、という意味だと思うのですが、ここで2重に重ねている意味はなんでしょうか?またここの動詞はneedsとendureの2つですか?needs to endureなのでしょうか?(toは省略できるのでしょうか?) ● needs は副詞で、「must needs 動詞」の形で使われ、「どうしても~しなければならない」の意味です。古い語法です。 3)>till hatred had heaped upon her so heavy a load of cares that she died as it were murdered. >冒頭のtillが訳せません。 ● till は後ろから訳すと「~まで」ですが、前から訳し下ると、「そして最後には」(=and at last)と訳します。 >強い憎しみが彼女に積み重なり、それはとても重かった・・・・・so~thatの構文ですか? ●その通りです。so~that構文です。 >彼女はまるで殺されたかのように亡くなった ●その通りです。as it were = いわば、まるで~かのように >a load of cares ・・・・ここの意味がとれません。 ● a load of ~=たくさんの~ イディオムです。 >雰囲気はつかめるのですがちゃんと訳せません。 ● そしてついに、(他の人々の)憎悪が彼女の上にひどく積み重なり、彼女はまるで殺されたかのようにして死んでしまいました 4)>Indeed,the love that in His wisdom He deigned to show her (or so sometimes it seems to me in the uncomprehending darkness of my heart ) was crueler than indifference.” >実に、帝が彼女に示すために賜った帝の分別の中にある愛情は無関心よりも残酷であった・・・?(or so sometimes it seems to me in the uncomprehending darkness of my heart ) >もしくはとてもときどきそれは私の心の理解しない暗闇の中だと思われた・・・・?? >わかる単語をつなぎ合わせるだけでどうもちゃんとした文になりません。 ●区切って訳します。 Indeed, 実際 the love that in His wisdom He deigned to show her 帝が、帝としての思いやりを以て、娘にかけて下さったご寵愛は、(deign to do は敬語みたいなものです。) (or so sometimes it seems to me in the uncomprehending darkness of my heart ) (私の頑迷な心の闇においては、ついそう思えるのですが) was crueler than indifference. 情けをかけられないことよりも残酷なものになりました。 まとめて、 実際、帝が、帝としての思いやりを以て、娘にかけて下さったご寵愛は、(私の頑迷な心の闇においては、ついそう思えるのですが)、情けをかけられないことよりも残酷なものになりました。 原文は、「人の嫉み深く積もり、安からぬこと多くなり添ひはべりつるに、横様なるやうにて、つひにかくなりはべりぬれば、かへりてはつらくなむ、かしこき御心ざしを思ひたまへられはべる。これもわりなき心の闇になむ」です。 ******************************* 《番外編》  『源氏物語』の訳者の1人サイデンスティッカー氏は、日本に住み、永井荷風のように、下町の風情をこよなく愛されていたようですが、彼が日本に魅かれるようになったきっかけが、Waleyの源氏の翻訳だったそうで、何度も読まれたようです。  サイデンスティッカー氏も「変わり者」でしたが、Waley も本当に変わった人です。まあ、「変わり者」の西洋人でなければ、源氏の全訳などとても無理ですね。  Waley の訳は、まるで欽定訳聖書のように、古典として残るかもしれません。凌駕するのが難しい何かがあります。

sweetapplechoco
質問者

お礼

いつも大変丁寧な回答をありがとうございます。 まとまった訳を読ませていただくと、本当になるほど、と思ってしまいます。 determineの用法などは教えていただかないととてもわからなかったです。決心しているという状態を表したかったのですね。tillもわからなかったです。and at lastとは思いませんでした。 ところどころイディオムが出てくるのがわかりました。出てきたときに覚えていくしかないですね。 細かいところまで丁寧に教えて下さってありがとうございました。 原文は英文より更に意味不明な言葉に思えます・・・・! ***************************************** サイデンスティッカー氏はWaleyの影響を受けた人なのですね。永井荷風は名前しか知らない作家ですが下町は庶民的な情緒にあふれている感じがします。源氏物語の世界とはまた違うかもしれませんが日本に住むようになったぐらい惹かれるものがあったのでしょうね。 人とは違う強烈なエネルギーを持っていないと源氏物語の全訳は到底できないと思います。 ストーリーのおもしろさを知っているから読みたい気が起こりますが、最初は手にとるのも敬遠してしまいそうな本の厚さです。

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