山口組と神戸山口組の和解の条件
この前、全国初、神戸山口組系池田組(岡山)の若頭が射殺された。池田組が狙われたのは、理由が多い。まず、旧山口組での地位である。池田という組長は山口組の中でも特別に金回りがよく、金で山口組の本部長・そして若頭補佐などの席を買い取ったほどである。西日本のパチンコ屋の多くを面倒見ているし、合法的に不動産を所有し、うまいこと回している人物でもある。
だが山口組にとっては、神戸山口組の山健組が目障りなはず。そこのトップのタマを取れば一気に神戸山口組の士気は下がる。池田組の若頭が射殺されただけでも、近隣の直参は本部に缶詰になり、報復どころか次の段階の様子を見守っていたぐらいである。神戸山口組の二次団体の組長クラスも、報復よりも二の矢三の矢が来た場合の心配をしているほどである。
ここはエリアの長である、池田組長が何らかの報復をしなければ、格好がつかない。しかし、金は持っているが抗争の経験がない池田は、ナンバー2が殺されても、いまだに動かない。だが着実に人間をそろえてはいる。特に九州での盃ごとに重点を置いている。やられたらやり返すのが、ヤクザの鉄則である。でなければ、組織の秩序が保てない。
遠慮し合いながら、ドアや窓ガラスに銃弾を撃っていた人たちが、とうとう射殺事件を起こしたこの現状で、池田組、そして神戸山口組は、どのような策に出るのか?この射殺事件が丸く収まる条件が思い浮かぶ人がいたら、工藤会にも神戸山口組にも旧友がいるチョイ悪な私に、誰か教えてください。
https://www.youtube.com/watch?v=CBTOGVb_cQg