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Linuxのドライブ空き容量の件
- Linux初心者のため、1TBのHDDを効率的に使用する方法について教えてください。
- dfコマンドを使用して、現在のドライブの使用状況を確認しましたが、ディスク割り当ての方法が分かりません。
- /redminebackup/databaseディレクトリの領域を最大限に使用したいのですが、正しい方法は何ですか?
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>ルートに残り全部割り当てました。 >よくわからない場合はこれでいいですよね? んー... 最初の回答に書きましたが、確かに普通はそれで問題が起きることは少ないんですが、「ここの領域をいっぱいまで使いたい」ということなのでお勧めしません。 一杯まで使うと最悪の場合システムがクラッシュしますよ。 /とか/etc/など、運用中に比較的容量変化のないものは良いのですが、/var(ログファイルが増える)とか/home(ユーザが自分のデータで使用する)などは安全のためシステムとは別のファイルシステム(≒パーテーション)にして、もし100%使い切ってもOSは稼働を継続できるようにするのがセオリーです。 今回は/redminebackup/databaseが肥大化するのが目に見えているわけですから、私なら/と同一のファイルシステムに配置することは絶対にしません。 (一応その手の業務に日々携わっている者です)
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- vaidurya
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Filesystem 1K-ブロック 使用 使用可 使用% マウント位置 /dev/mapper/vg_fdredmine-lv_root 51606140 4188492 44796208 9% / tmpfs 4027992 336 4027656 1% /dev/shm /dev/sda1 495844 35944 434300 8% /boot /dev/mapper/vg_fdredmine-lv_home 901256464 205320 855269948 1% /home dfコマンドは、-hオプションを付けたほうが、わかりやすいんですが 簡単に言えば、この構成は、半ば古典的な、かつ典型的なパーティション分割が行われています。 Linuxを含むUNIX系OSのファイルシステムは、Windowsだけが使っている ドライブレターシステムに比べると、容量の問題やHDDの追加などの問題に対して 非常に柔軟になっています。 この構成では、それにLVMを使ったストレージ管理を取り入れ、より柔軟になっています。 がしかし、いかんせん、その仕組みを理解していなければ、活かすことはできません。 この構成では、簡単に説明すると 51606140(およそ50GB)の/(ルートパーティション)を中心にすえたパーティションツリーがあり… /の下に495844(500MBくらい)の/bootパーティションと 901256464(およそ900GB)の/homeパーティションが繋がれたかたちになっています。 せまい体育教員室と体育倉庫と体育館みたいな感じです。 UNIX本来の運用では、/homeの下には多くのユーザーが利用する個々のホームディレクトリーが作られます。 学生が大勢体育館で運動するイメージです。 しかし、個人で使うLinux端末や、バックアップサーバーであれば ユーザーは1人、あるいはほんの数人しかいないので、体育館みたいな広い部屋はいらないかもしれません。 そのかわり、体育祭のための、大玉やかごや網などを保存する場所が必要になったりすると その建物を使うなら、体育教員室には置けないので、体育館に置くしかありません。 ですから、/homeに大量のファイルを保存するように、設定し直すか… 実質的に/homeに保存されるように、シンボリックリンクなどで対応するか… あるいは、建物を建て替えるように、パーティション分割をやりなおすか…ということになります。 ただ、Windowsの場合は、パーティションを増やせば、それだけ C:D:E:F:と管理運用が煩雑になり、また外付けHDDのドライブレターがずれたり、面倒があります。 しかし、UNIX系OSでは、マウントが基本となるので /と/bootと/homeと/redminebackupと/redminebackup/databaseは 別々の5つのパーティションにしても、ひとつのルートパーティションの中においても 設定ファイル上の参照位置は、まったく変化しないように運用ができます。 ですから、/homeを用途にあわせて100GB程度で作りなおして 残った800GBで、追加パーティションを作り それを/redminebackupにマウントするというやり方も考えられます。 このUNIX由来のファイルシステムツリーの管理構造は、たとえば、いつか1TBでも足りないような状況が生まれた時に 3TBのHDDを追加して、/redminebackupにマウントして使うことも可能です。 (追加HDDについての設定だけすれば、他の設定はそのまま機能します) やろうと思えば、追加HDDを分割して、/varと/redminebackupを独立拡大させたり /usr/binだけをSSDにすげ替えて、システムファイルの一部だけ高速化したりもできます。 特別なC:ドライブのサイズで悩むこともあるWindowsより、非常に柔軟で便利です。 今回の構成では、LVMが使われているので LVMによる、パーティション管理を併用すれば、より効果的です。 まぁ、個人的には、LVMは煩雑で個人では無理に使うことは無いと思いますが 企業ユーザーであれば、その概要は理解しておいたほうがいいと思います。 なお、プリミティブなLinuxでのパーティション追加作業に必要なのは、おおむね fdisk,chown,chmod,mkfs,ls,df,fsck,mount,umountなどのコマンドと/etc/fstabの編集などです。 これらを理解して、かつgprtedが使えるLiveCDを用意すれば、別に再インストールしなくても、なんとかなります。 今回はLVMが使われているので、gpartedではなく、LVMでのパーティションサイズ変更が使える気もします。 (ただ、LVMはOS/2に追加された当時に「イラネ」と思って以来、ちゃんと勉強していないので勘違いがあるかもしれません)
補足
非常にわかりやすい説明をありがとうございました。 結局スワップ領域に8GB /boot領域に300MB, ルートに残り全部割り当てました。 よくわからない場合はこれでいいですよね?
- lowrider_2005
- ベストアンサー率40% (1520/3748)
/redminebackup/database は、何もしなければ/ファイルシステムに入るので50MBしか使えません。 実際にはもっと少ないでしょう。 このまま再インストールせずに使いたいのであれば、お気づきの通り/home 以下に置けば800GBくらいまで使うことは可能です。(他のユーザが使用しないという前提で) その際にはシンボリックリンクでもおそらく大丈夫だと思います(使い方に依存します)。 mkdir -p /home/redminebackup/database ln -s /home/redminebackup /redminebackup としておけばいかがでしょうか。 再インストールしてパーテーションを切りなおすという方法もあり、そうすることにより確かに容量ぎりぎりまで使うことはできるようになりますが、システムの稼働に必要な領域まで使い果たしてしまうと障害発生に直結しますのであまりお勧めしません。
お礼
ありがとうございます。 やっぱそうですか。再インストールすることにします。 勉強勉強。
お礼
Windowsしか触ったこと無いものにとってはパテ-ション区切ることにあまりメリットを感じないもので・・・(´・ω・`) 結局、ルートに全部割り当てて別ハードへバックアップをしっかり取ることにしました。 壊れてもなんとかなるさ的な考えです。 いろいろ教えていただきありがとうございました。